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2006年4月

リリー・フランキー「東京タワー オカンとボクと時々、オトン」

45番 ☆☆☆☆

話題のベストセラーで、図書館で二ヶ月待ちでした。
一気読みとはいきませんでしたが、それに近く楽しく読めました。
泣ける本の要素はたくさんありますね。ボクが箱をあけ、オカンののこした手紙を読むシーンなど・・・また病室のスケッチもぐっと来るものがあります。
でも私自身「オカン」でありまして、子供も男です。話の中の「オカン」くらい幸せな晩年はないのではと思いました。それに年をとってからの息子との向き合い方など、まねしたいところがたくさんありました。そんなわけでしんみりとはしましたが、涙はでませんでした。
またオカンの死後、オトンとボクがしみじみ話す場面がよかったですね。ずっと影の薄かったオトンですが、オカンのこと気にかけていたのだと思います。オトンもつらかったことを知り、やっと安心しました。


あしか > オトンについては、かなりの大物なのか馬鹿者なのかのどっちかで、どれと決めろと言われたら、たぶん馬鹿者の方が近いんですよね。でも人生のコツみたいなものは掴んでるんですね。「就職しない。」という息子に「なんでん5年はせんと、わからんち言うたい。ぶらぶらするなら、5年ぶらぶらせんといかん。」なんて言える親はあんまりいない。。というかまず聞かないですよね。でも結局の所、全く書かれてないけれど、多彩な才能を受け継いでるリリーさん。真似したってみんながああは、ならない気がします。 (2006/04/30 22:54)
わった > 私も早速近くの図書館に予約してきました。今から楽しみにしています。リリーさんは「水10」がまだ深夜枠の時からのファンです。世の中とのスタンスの取り方が素敵でそこが愛しい感じです。そんなに好きなら買えよですよね・・・。読書の楽しみがこんな広がり方するんだーと新たな発見です。よろしくお願いします。 (2006/05/01 13:02)
ほっそ > あしかさん、さっそくレスありがとうございます。おっしゃるとおり、オトンはずっと謎の存在でした。だから余計にオカンの葬式でみせた姿にぐっときました。
わったさん、はじめまして。私もこのサイトを通じて、本の世界が広がりました。これからもどうぞよろしく。ちょくちょくいらしてくださいね。(^_^) (2006/05/01 14:00)
わった > 連休中に図書館から連絡をいただき早速読みました。私は子どもの頃のお話が好きです。特に前野君のお父さん!!!紅の豚ではありませんが「カッコイイとはこういうことだ」であります。昭和30年代が何かと脚光を浴びていますが、B&Bの島田洋七(八?)さんが書いた「がばいばあちゃん」なる本が読みたいと密かに狙っております。吉行和子さんが主演で映画化されたみたいです。 (2006/05/11 09:51)
ほっそ > わったさん、レスありがとうね。私は逆に一人暮らしを始めたあたりからのボクに興味がありました。特に上京後、ホームレスに近い暮らしの描写が印象的でした。またいらしてね。 (2006/05/11 12:54)
わった > 今週の「水10」でリリーさんが前野君の話をしてました。25歳から15年間音信不通だったのに、ある日突然電話があったそうです。会えなかった間、リリーさんと子どもの頃一緒に釣りをした夢を何度も見たそうです。そして40歳になった二人が並んで釣り糸をたらします。前野君いわく「15年経ったら、オレは定年だからその時また一緒に釣りをしよう。」だそうです。さすがだわ前野君。リリーさんの静かな語りがなんだかじーんときて、不覚にもテレビの前で泣きました。隣にいた主人はきょとんとしておりました。((^┰^))ゞ (2006/06/16 18:58)
ほっそ > わったさん、再びレスありがとうございます。(*^_^*)
恥ずかしながら、作品中の前野くんの印象ほとんどありません。同じ本読んでもこうも違うのか???反省してます。 (2006/06/17 15:10)

ダン・ブラウン「ダ・ヴィンチコード(下)」

44番 ☆☆☆☆

読み終わりました。最後の部分、再度読み返しました。日本人としては理解できないものがあったので・・・
でも二回読んでもよく分からない部分があったのも事実で、私の読み方が悪いのか????
私なりに分かった結末を記録しますので、知りたくない方はこの先読まないで下さい。



ネタバレ
















1.なんと黒幕はテイービングでした。
2.ソフィーはスコットランドのロスリン礼拝堂で運命的な出会いをします。離れてくらしていた祖母と弟に・・・またラングドンとソフィーのこれからは(^_^)
3.オブスデイはテービングにだまされていたことを知ります。実行犯のシラスはアリンガローサ司教の慈悲を知りながらも、結局なくなります。
4.フランス警察はラングドンを追いかけたのは「おとり捜査」と発表します。(ここが愉快でした)
5.聖杯はルーブル美術館の中にあったようです。
・・・ここが一番わからなかったことでした。ラングドンが
膝まづくラストシーン。もう一回読むか、映画など映像で理解するしかないのでしょうか。私としては、黒幕の存在、フランス警察とのバトル。これだけでも充分楽しめました。


わった > こんにちは(~o~)近くの図書館で奇跡的にハードカバー上下巻を入手して読み終えました。本当に展開が早くて面白かったです。映画の予告映像を見て一人ほくそえんでおります。著者の謝辞の結びがよかったです。来世もやはり女で行こうと思います。 (2006/05/11 09:42)
ほっそ > 「東京タワー」とどっちを先に読んだのかな~
来世ですか・・・考えたこと無いですね。とりあえず日々頑張ります。 (2006/05/11 13:01)
わった > 正解は「東京タワー」です。リリーさんの勝ち!
(2006/05/11 18:55)

ダン・ブラウン「ダ・ヴィンチコード(中)」

43番 ☆☆☆☆

暗号解読は、次々と新しい課題?が試され、これにはラングドンの友人テイービングが加わります。
フランス警察とのバトルはさらに続き、チューリヒ保管銀行から脱出、そしてテイービングとフランスからイギリスへ。
ソニエール館長の秘密も少しずつ明らかになり・・・
オブス・デイの修行僧シラスはテービング邸に忍び込み・・・
話がどんどん進んでいきます。貸してくれた友人が熱中したのも分かってきました

ダン・ブラウン「ダ・ヴィンチコード(上)」

42番 ☆☆☆☆

海外ミステリーにほとんど関心のない私ですが、友人の勧めで読み始めました。(本まで貸してくれてありがとう!)
まだ全巻読み終わらないので、評価はその後にします。
ルーブル美術館館長のソニエールが殺されるところから始まるミステリーですが、犯人探しの要素は無くて、
1.ソニエール館長が残した暗号の謎に孫娘のソフィー(暗号解読官)とラングドン教授(ハーバード)が挑む
2.彼らがフランス警察から逃げるサスペンス
3.ソニエール館長が命に代えても守らなければならない秘密とは?
4.オプス・デイという宗教の団体の狙いは?
などなどさまざまな要素がてんこ盛り。それにキリスト教のなぞ・・・日本人にはいまひとつなじみが無いのですが、物語の核になっています。
展開が速くて、映画の脚本のような気がしました。続きが楽しみです。(^_^)

林真理子「オーラの条件」

41番 ☆☆☆☆

ダヴィンチコードと並行して読みました。文春の真理子さんのエッセイの最新刊です。2004年の末から、2005年の末までのものです。小泉総理の迫力の記者会見、ホリエモンVSフジテレビ、などなど時事ネタはまだ記憶に新しいものばかり。楽しかったです。(^_^)
ご両親は現在本とどのように付き合っているかがテーマの「本がカワイソー」がいちばん私にはよかったです。読書好きのお母様は、現在目と体がもうだめだとおっしゃって、本からはなれ、逆に本と縁のなかったお父様は真理子さんがせっせと贈る本を片っ端から読む毎日だとか・・・。読み終わった本は元本屋のお母様のもとに片付けられるのだが、性分として本は捨てられず、部屋を占領していく・・・。
私はどちらになるのだろうか?

横山秀夫「震度0」

40番 ☆☆☆☆☆

参りました。\(^o^)/また一気読み。
舞台はN県警本部。主な登場人物は椎野本部長、冬木警務部長、堀川警備部長、藤巻刑事部長、倉本生活安全部長、間宮交通部長、県警の幹部職員の6名。椎野と冬木はキャリア組。
阪神大震災の日、警務課長の不破が失踪します。事故なのか、事件なのか、事件としたら、女性問題か?前任地での事件がらみか?幹部の間で綱引きが始まります。またその間にも殺人犯逮捕のための仕事、被災地への応援部隊、次の人事異動、定年間近の幹部の第二の職場の問題などなどさまざまなことがおこります。また幹部それぞれも弱みがあったり、それになんといっても官舎までお互い目と鼻の先。夫人同士の付き合いもあり、まさしく運命共同体。
ところが、組織の悲しいところで、不破課長のことで一体になって解決しなければならないのに、幹部は皆自己保身にいそしむ・・・そして二日後、不破夫人が本部長室を突然訪ねて、今までのことを話始めます・・・
ドラマをそのまま見ているような迫力でノックアウト。映像化をしたら、キャステイングはどうなるのかな~と想像していました。冬木氏がかっこいいので、私ごひいきの佐藤浩市さんにしてもらいたいけど、年齢からいくと本部長かな?
また地震の表現について、震度6のことを原爆なみとの記載が・・・自分の地震体験がよみがえり、その晩地震の夢見てうなされました。ちょっと蛇足でしたか・・・


ざしきぼっこ > 登場人物がお互いに足を引っ張り合い、なかなか真実にたどり着かないと思ったら、思いもかけないラストでした。保身と野心を巡っての攻防が醜いだけに真相の哀しさが際立って見事な作品でしたね。 (2006/04/18 19:57)
ほっそ > ざしきぼっこさん、レスありがとうございます。
小説なのでしょうが、そう思わせないものを感じました。
官舎に住むということにこういう意味があるとは・・・。私自身は未体験ですので、夫人同士の綱引きも面白かったです。女同士の争いも怖いものです。(T_T) (2006/04/19 08:27)
kanakana > いつもの横山作品と違って、出世欲オンリーの登場人物たちがちょっと苦手でした。横山作品に出てくる、仕事にプライドを持った男たちが好きなんですよね。 (2006/04/19 19:47)
ほっそ > kanakanaさん、レスありがとうございます。おっしゃるとおり出世欲が目立つ人物でしたね。でもその中で冬木氏はラストで結構かっこよかったと思います。同時に堀川氏も。ラストで一番無様だったのは、本部長。またいらしてね。 (2006/04/20 08:31)

天童荒太「包帯クラブ」

39番 ☆☆☆

この作品読むのに私の感性が鈍すぎて、いまひとつしっくりこないで、斜め読みでした。
主な登場人物はワラ、タンシオ、ギモ、デイノ。高校生です。舞台は関東のはずれ、久遠。
みな傷つきやすい年頃で、「わたしがひどい目にあう、だれにも救えないようなひどいこと・・・けど、救えないからといって、知らないふりまでされたら、私は気までおかしくなってしまうかもしれない」(本文より)傷ついた場所に包帯を巻くという行動で、お互いの傷を共有しあうようになります。でもそれがホームページで知られるようになると、予想できたいろんなことが起こり始めて・・・
本のところどころにある「包帯クラブ」のメンバーのその後を読んで、ほっとしました。みんな傷つきながらも、ちゃんと大人になりました。もう少し若いときに読みたかったです。


失業中 > 私もこの本を読むには少し年をとりすぎかとも思いました。でも傷を傷として共有することで癒されるというのは、子供が泣いて帰ってきたとき頭をなでて話を聞いてあげるような感じと思いました。何も出来なくても傷ついたことを認めてあげる。ただそれだけで軽くなることありますよね。 (2006/04/17 22:29)
ほっそ > 失業中さん、レスありがとうございます。私もあなたと同感です。日記で引用したところは、ワラの語りの部分ですが、一番気に入ったところです。人の心の痛みに敏感でいたいと思っています。またいらしてね! (2006/04/18 08:32)

白石昌則 東京農工大学の皆さん 「生協の白石さん」

38番 ☆☆☆

ほぼ一気読み。楽しかったです。(^_^)
白石さんって真面目なかたですね。感心、感心。
ひとことがとにかく面白いです。私のお気に入りは
「どうやら愛は非売品のようです。もし、どこかで販売されていたら、それは何かの罠と思われます。くれぐれもご注意ください。」
また白石さんの文章も深いですね。ベストセラーになったのも単なる偶然ではないように思います。

桐野夏生「魂萌え!」

37番 ☆☆☆

「OUT」で懲りていたのですが、kanakanaさんの勧めでチャレンジ。「マオ」と平行して読んでいました。
登場人物は関口敏子、夫の隆之、息子の彰之とその家族、娘の美保。敏子の同級生たち。隆之の友人たち。その他ユニークな人たち?
物語は隆之が突然倒れそのままなくなってしまうところから始まります。ただでさえショックなのに、その後すぐ、夫の所有の携帯が鳴り、出て見れは女性の声。敏子の知らない夫の裏面がどんどん明らかになっていきます。また何年も別に暮らしていた息子の家族とのやり取り、それほど多くない遺産をめぐる子供たちとかみ合わない会話。すべてが嫌になって、家出して、カプセルホテルへ・・・そこで不思議なおばあさんに会います。また夫の今までのことを知りたいと夫の友人だった方たちとの交際。薬にも毒にもなる同級生との付き合い。さまざまな経験をして、敏子は変わっていきます。
私は年齢的に敏子と美保の間ですから、客観的に読めるかな~と思っていましたが、なにか自分の未来予想図という感じで、少々ウツな気分に。物語や人物の性格描写は面白くてたまりませんでした。特に同級生の栄子。あれだけ本音で生きてたら楽しいでしょうね。


雨あがり > ほっそさん、こんにちは。私もこの本には自分の未来予想図のような気がして、覚悟しなくては!と思いました。世間知らずだった敏子がだんだんとたくましくなっていくのが良かったです。 (2006/04/11 11:50)
ほっそ > 雨あがりさん、レスありがとうございます。
長男夫婦の身の振り方には面白かったです。世捨て人みたいで・・・「千葉魂」とたとえて、筋の通る生き方をすることを命じるアニキも愉快でしたね。 (2006/04/11 14:38)
kanakana > 私は世間的にいえば「負け犬」なので(笑)、敏子とはまったく違う立場や年代なのですが、いつの間にか敏子を応援するつもりで読んでいました。歳を重ねるごとに素敵になるように、過ごしていきたいなぁと思いました。 (2006/04/11 20:18)
ほっそ > kanakanaさん、レスありがとうございます。あなたのおかげで面白い本が読めました。(^_^)
ご指摘されていた風呂ばあさん・・・愉快でしたね。人生は悲しいけど、存在そのものがユニークでした。 (2006/04/12 08:30)

ユン・チアン ジョン・ハリディ 「マオ(上)」

35番 ☆☆☆☆

「ワイルド・スワン」より十年余り。待ち焦がれていた作者の最新作。辞書のような厚さに圧倒されました。でもやっぱり難しい。(T_T)斜め読みかもしれないけど、頑張って目をとおしました。上巻は毛沢東誕生から、中華人民共和国建国まで。下巻はそれ以降となります。文革時代の記述が楽しみです。
作者の関係者への緻密な取材や関係資料の分析から、今までの史実といわれるものをことごとく「作り話」と言い切る自信。私自身「歴史認識とは何か?」と考えてしまい、基礎の基礎を思い出すために、長男の世界史の教科書借りて読みました。
毛沢東は「最高指導者」と思ってきましたが、(功罪両方あるとは感じていましたけど・・・)かなり当初から、自分が最高権力者になるための努力しかしない様子に唖然とするばかりでした。政敵を倒す(毒をもったり、わざと国民党軍が張り付いている地域に出陣させるなど)自分に役立ちそうな人間だけは弱みを握り徹底的に利用するなどなど(周恩来がそれに当てはまる)あげだしたらきりがありません。
また、国民党軍との争い、スパイが多数登場します。蒋介石の側近に共産党のスパイがいる・・・(たぶん逆もあったのでしょうけど、粛清であぶりだされたのでしょう。)事実は小説より奇なりですね。また蒋介石と毛沢東の違いを作者なりに分析していて興味深かったです。


むくぴー > はじめまして。「ワイルドスワン」を読んでとても衝撃的だったのを思い出します。是非読んでみたい本です。そうですか、そんなに厚いんですか。 (2006/04/06 20:39)
ほっそ > むくびーさん、こちらこそはじめまして。レスありがとうございます。
上下巻共に本文だけで500ページはあります。あとは目次と多数の写真、インタビューリスト、あとがき、日本語版によせてが別にあります。私もそうでしたが、ぜひ図書館で借りて読むことをお勧めします。 (2006/04/07 08:49)

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