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桐野夏生「魂萌え!」

37番 ☆☆☆

「OUT」で懲りていたのですが、kanakanaさんの勧めでチャレンジ。「マオ」と平行して読んでいました。
登場人物は関口敏子、夫の隆之、息子の彰之とその家族、娘の美保。敏子の同級生たち。隆之の友人たち。その他ユニークな人たち?
物語は隆之が突然倒れそのままなくなってしまうところから始まります。ただでさえショックなのに、その後すぐ、夫の所有の携帯が鳴り、出て見れは女性の声。敏子の知らない夫の裏面がどんどん明らかになっていきます。また何年も別に暮らしていた息子の家族とのやり取り、それほど多くない遺産をめぐる子供たちとかみ合わない会話。すべてが嫌になって、家出して、カプセルホテルへ・・・そこで不思議なおばあさんに会います。また夫の今までのことを知りたいと夫の友人だった方たちとの交際。薬にも毒にもなる同級生との付き合い。さまざまな経験をして、敏子は変わっていきます。
私は年齢的に敏子と美保の間ですから、客観的に読めるかな~と思っていましたが、なにか自分の未来予想図という感じで、少々ウツな気分に。物語や人物の性格描写は面白くてたまりませんでした。特に同級生の栄子。あれだけ本音で生きてたら楽しいでしょうね。


雨あがり > ほっそさん、こんにちは。私もこの本には自分の未来予想図のような気がして、覚悟しなくては!と思いました。世間知らずだった敏子がだんだんとたくましくなっていくのが良かったです。 (2006/04/11 11:50)
ほっそ > 雨あがりさん、レスありがとうございます。
長男夫婦の身の振り方には面白かったです。世捨て人みたいで・・・「千葉魂」とたとえて、筋の通る生き方をすることを命じるアニキも愉快でしたね。 (2006/04/11 14:38)
kanakana > 私は世間的にいえば「負け犬」なので(笑)、敏子とはまったく違う立場や年代なのですが、いつの間にか敏子を応援するつもりで読んでいました。歳を重ねるごとに素敵になるように、過ごしていきたいなぁと思いました。 (2006/04/11 20:18)
ほっそ > kanakanaさん、レスありがとうございます。あなたのおかげで面白い本が読めました。(^_^)
ご指摘されていた風呂ばあさん・・・愉快でしたね。人生は悲しいけど、存在そのものがユニークでした。 (2006/04/12 08:30)

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