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2006年7月

恩田陸「チョコレートコスモス」

74番 ☆☆☆☆

これからこの本を読む方は、ぜひ「なぜタイトルがチョコレートコスモスなのか?」は考えないで読んでもらいたいです。
なぜって、私がこの点が気になって、気になって、読みすすめましたけど・・・結果は???(読んだ方なら分かってもらえますよね!)本筋を読み飛ばしたような気がして、読んだあと、ラストのところまた読み返しましたよ(T_T)/~~~
さて主な登場人物は佐々木飛鳥(大学生)、女優東響子、脚本家神谷、演出家芹沢、飛鳥の仲間の巽、新垣などなど。飛鳥は芝居を始めたばかりですが、本人も自分のまれな才能に気がつかないでいます。その初舞台を見た神谷が、飛鳥の才能に驚き、あるオーデイションをすすめます。それを通じて、さまざまな人間模様が描かれています。
クライマックスは「欲望という名の電車」を使ったオーデイションの様子でしょうね。この劇の主人公はブランチ。昔から名優といわれるかたが、この役に挑戦しています。この描写は演劇にあまり興味がなくても、迫力ありますね。私は杉村春子のブランチを知っているので、満足しました。
皆さんどの登場人物に惹かれたのかな?私は東響子。女優!!!というオーラを感じました(*^_^*)


ゆんゆん > 私も響子にオーラを感じました。クライマックスは手に汗握りました。杉村さんのブランチをご存知だなんて・・・羨ましいです。 (2006/07/31 15:20)
ほっそ > ゆんゆんさん、レスありがとうございます。
私がこの芝居見たのも、相当昔(T_T)/~~~杉村春子さんも立派なおばあさん?でしたが、ブランチははまり役で誰にも渡すものか!という迫力を思い出します。
女が優れると書いて、「女優」ですからね♪ (2006/07/31 18:35)
まゆ > 杉村春子のブランチをご覧になったなんて!うらやましいです。彼女の当たり役の一つですよね。恩田陸大好き&「ガラスの仮面」大好き&舞台大好きなので、当然のごとくこの話には惹かれました。私のお気に入りは、もちろん響子です。あのプライドの高さと才能・・・たまりません(笑) (2006/08/01 20:37)
ほっそ > まゆさん、レスありがとうございます。
舞台を見なくなって、かなり経ちますが、本をきっかけに思い出すとは・・・ 不思議な気分です。「ガラスの仮面」にも熱中したけど、マンガも卒業しましたから(笑)今は子供が買う、ジャンプで「こち亀」読むのが楽しみです。 (2006/08/02 11:11)

谷村志穂「余命」

73番 ☆☆☆

谷村志穂の新作。週刊誌で知って、読み始めました。ごろ寝しながら、一気読み。期待しすぎてたかもしれません。また「晩鐘」のあとだと、みんな色あせて見える?
主な登場人物は外科医の百田滴(しずく)カメラマンの夫良介。滴は20代のときに乳がんを患い、摘出手術を受けましたが、経過がよく完治したものと思っていました。ところが38歳で妊娠と同時に自身のガン再発を知る・・・  滴の選択は、そして彼女を取り巻く人たちは・・・ この辺のことがこの本のテーマ。 
滴は夫には自分の妊娠のことのみ告げ、病気のことはひたすら隠す。隠すため、通院もせず、ひたすら医者としての仕事に没頭、夫にはカメラマンとして仕事をしてほしいというのを表向きの理由として、鳥島での仕事をすすめる。そして・・・・・
滴は病気のことを知りすぎているため、このような選択をしました。向井亜紀さんが書いた本のことを思い出しましたね。「覚悟」とはこういうことをいうのでしょう。

木村元彦「オシムの言葉」

72番 ☆☆☆

今話題の本。サッカー好きにはたまりません。でも戦術やポジションについての記載もあって、そこは斜め読み(T_T)/~~~
ただオシムが記者会見でどう語ったかなら、ジェフのホームページで充分です。それ以上のものがここにはあります。
オシム氏の経歴の中で一番なのはユーゴ代表監督として、90年のイタリアワールドカップでベスト8入りしたこと。ただしその後ユーゴ内戦・・・・そして・・・このあたりが一番ぐっときました。サラエボに自宅がありましたが、内戦勃発当時、奥さんだけサラエボにいたのです。しばらく安否も分からず、再会がかなうまで二年半。奥さんはサラエボで大変な思いをします。
ユーゴ内戦については、なんか遠い国の出来事とずっと思っていましたが、まだまだごく最近のことなのですよね。
「監督!日本代表もジェフのようにびしびし鍛えてください!でもずっと毎日過ごすクラブチームとは違うから、難しいかも?でも少なくともあなたのユーゴでの本当のご苦労を知った方は、心から応援するはずですよ。」

乃南アサ「晩鐘[下)」

71番 ☆☆☆☆☆

これ以上書くと、ネタバレしそうなので、ここでは総括したいと思います。ネタバレせず、読ませてくれた本プロの皆さんに感謝しつつ・・・
まず香織について、事件当初弁護士の佐古氏により、すべて歯車が狂ったとおもえますが、その後何度もきっかけはあったはず。でもことごとくそのチャンスを失った。ただただ哀れとしかいいようが、ありません。大輔・・・そこまで悪くなれる???でも香織と同じですべて人のせいにして、こちらもかわいそう。絵里・・・おばと名乗る母を毛嫌いして、ラストでの悲劇。目を覆いました(T_T)/~~~
真裕子がらみで大好きなシーン。
①ちゃんこや~神宮外苑~アパート
②仙台からの帰りに直接アパートに立ち寄るところ
③やきもちやき!と宣言
(読んだ方なら分かりますよね!主語は入れません!)
皆さんのご指摘していたカレーのところもよかったけど、私としてはここがいいですね。本を読んでときめいたの久しぶりです。(*^_^*)彼女の心理描写もよかったけど、建部の「新聞記者建部」と「人間建部」の間で揺れ動くところは、心揺さぶられました。本当にいい物語に出会いました。


ゆんゆん > 「風紋」をアップされてからとても楽しみにしておりました。もうお読みになられたなんて!本を読んでときめかれた・・・私もドキドキしたのを思い出します。悲劇には涙涙でしたが・・・そして建部の心の揺れに私も色々と考えました。 (2006/07/24 10:20)
さくら > 読まれましたね~。決して面白いという種類の物語ではないけれど、読んで良かったと思える作品ですよね。真裕子にはこれから本当に幸せになって欲しいと願います。 (2006/07/24 11:49)
ほっそ > ゆんゆんさん、最初あの厚さに圧倒されましたが、結局三日で上下巻読みきりました。ヒロインにこんなに没頭したのは、「蔵」の烈以来でしょうか。香織には同情するけど、「風紋」のラストで真裕子にあれだけのこといった以上は、もう少し頑張ってほしかったです。いろんな意味で・・・ (2006/07/24 12:14)
ほっそ > さくらさん、おっしゃるとおり読んでよかった物語でした。真裕子の正直さ、不器用さ、孤独感、胸にせまるものがありました。幸せになってほしいです。 (2006/07/24 12:21)
れんれん > ハイスピードで読み進まれましたね。ちゃんこやの場面私も好きです。とってもほっとしますよね。美味しそうだったし。食べたくなりました。
仙台からの、あぁ、あそこですね。うん、うん、わかるわかる。あそこも良いですよね。
やきもちやき!の場面もイイカンジでしたね。 (2006/07/24 21:43)
ほっそ > れんれんさん、ありがとうございます。この三つの場面は読み終わる前から、何度も読み返しているところなのです。年齢的に暗記は無理ですが(T_T)/~~~
本プロに参加しなければ、一生読まなかったと思いましたね。また皆さんの日記を参考にして、いい物語に出会いたいと思います。今後ともよろしく(*^_^*) (2006/07/25 11:00)
kanakana > 真裕子についてはもう嬉しいです。彼女を理解する建部や俊平の存在があるし、幸せになってくれそうなので。。。大輔は、環境が違えばこうならなかったのでは?と思えるだけに、哀れでなりません。 (2006/07/25 23:50)
ほっそ > kanakanaさん、ご指摘の通りですね。大輔については、ひたすらため息です。彼も両親から単純に愛されたかったのだろう。俊平がそうだったように・・・ (2006/07/26 11:10)
ゆきみ大福 > もう私はただただ大輔の境遇が痛々しくて、大輔のことばかり考えて読んでいました。その中で真裕子の少しづつ前へ進んでいく姿が救いでしたね。そうそう、やきもちやき!はよかった(笑)です。 (2006/07/27 23:36)
ほっそ > ゆきみ大福さん、なるほど・・・私は大輔の境遇には目を背けていたかも・・・本を読むのは私の趣味で修行ではないので?? ひたすら真裕子と建部の会話のところ読み返していました(*^_^*) (2006/07/28 10:18)

乃南アサ「晩鐘(上)」

70番 ☆☆☆☆☆

あれから7年・・・・
高浜一家と香織の運命は・・・
稔は再婚、千種は二児の母に、真裕子はOLで自立・・・といえば簡単だが、真裕子は立ち直れていない、それ以上に稔と千種のこと赦せていない。さらに真裕子は新しい家族ともなじめず、元彼につきまとったり、不倫したり。
香織の子供大輔、絵里は香織を「おばちゃん」と教えられ、育った。いとこと仲良くできるはずもなく、そしていとこの歩が事件の被害者に。高浜一家が味わった悲劇がそのままなぞられる・・・

劇団ひとり「陰日向に咲く」

69番 ☆☆☆

大作を読んだあと、箸休めの一冊と思って読みました。(本当言うと、図書館の予約本なので、読みたいときすぐに読めるわけじゃないの(T_T)/~~~)
5つの短編集ですが、微妙に登場人物がかぶっていて、なんともいい味出してます。
ホームレスにあこがれ、実現してしまう男。
アイドルに熱中する男。
カメラマンになりたいと思った後、カメラを買う女。
ギャンブルにのめりこみ、多重債務者となり、一儲けのため振り込めサギの電話をする男。
浅草で芸人をおっかけ、そしてコンビを組む女。
私的には多重債務者の駅員の話が好きです。振り込めサギの電話をしてからの展開がなんともいえません。
劇団ひとりさんのトークは聞いたことありますが、芸はみたころあるかなあ?彼に本を書かせようとした企画にアッパレ!そしてその期待にこたえた彼に拍手をおくりたいと思います。


れんれん > 今朝TBSの「はなマル」に出演していていました。話題のこの本についての裏話が聞けて面白かったですよ。最初は、担当者が村上さんの「13歳のハローワーク」を持ってきてこんな本にしたいんですよね、と言ったそうです。で、全然イメージが浮かばず、ぺらぺら繰っていると、まあいろんな職業の人がでてくるからいろんな人を登場させようと、ぼんやり考えていたところ、ひとりのラジオ公開番組に来ていたアイドルおたくを見て、コイツの話を書こうと思ったそうです。ほっそさんの感想を読んでこれ読みたくなりました!! (2006/07/21 11:52)
わった > いや~なかなかハイペースで読んでらっしゃる。私もこの本読んでみたくて予約中です。私も今朝の「はなまるカフェ」みました。最初はネタのつもりだったそうですがやはり短編集にしましょうと勧めた担当さんに拍手ですね。個人的には彼の「富良野支店」という銀行強盗のネタが好きです。次回作への決意のようなお話もあったので今後も楽しみですね。 (2006/07/21 13:04)
ほっそ > れんれんさん、レスありがとうございます♪ 今朝のテレビは見逃してしまった(T_T)/~~~
この本の評価は人によって割れると思いますね。図書館派の人には勧めます。買うかどうかは・・・う~ん (2006/07/21 18:48)
ほっそ > わったさん、レスありがとうございます。暑い間は他の趣味を放棄して、読書に励もうかと思っていますよ。来月までハイペースになるかも・・・  とはいっても図書館の予約本がどの程度来るか次第。 (2006/07/21 18:51)
EKKO > こんにちは。劇団ひとりさんの芸は、私もあまり見たことないのですが・・・この本の、競馬とか振り込め詐欺の場面を読んでいると、何となくこれは、ひとりさんの芸の流れなんだろうな~と思いました。 (2006/08/12 09:21)
ほっそ > EKKOさん、レスありがとうございます。私もこの本では「ギャンブル」の話が好きです。劇団ひとりさんの芸はまだ見たこと無いけど・・・(T_T)/~~~ (2006/08/12 11:54)

乃南アサ「風紋」

68番 ☆☆☆☆☆

昨日読み終わりました。皆さんの評判の通りの作品でした。
登場人物は高浜一家。父稔、母則子、長女千種、次女真裕子。母が行方不明となり、殺されていたことが分かります。
平穏に暮らしていた一家に(ただし父は不倫、長女は二浪で家庭内暴力)嵐が押し寄せます。なおかつ、つかまったのは長女の元担任教諭で松永秀之で、母と男女の関係があったと言うことで、一家のうち特に真裕子はうちのめされます。真裕子は姉と同じ高校に通っていたのです・・・
松永一家もこのことで流転が始まります。妻の香織は二人の子供とともに帰省します。でも事件と彼女の性格が災いして、兄一家と折り合いが悪く、実家にいられません。上京して夫の弟と交際?して、坂道を転がるような日々。二人の子供は実家に預けっぱなし・・・裁判を見守るとい理由で東京でその日暮らしとなります。
今回一番腹が立ったのは、松永の弁護士佐古氏。真実を追究するという気持がかけらも無いように思いました。凶器の証拠に疑いがあるかというだけで、この事件は「冤罪」と騒ぎ出すのには、すこしあきれました。松永の妻香織は真実から遠回りするだけ。それで結局別の証拠で有罪となり、被害者一家へ接触するチャンスも逸する・・・最後の場面、三回忌のときに則子の墓前で、真裕子と偶然会って、香織が語る言葉にはあきれてものが言えませんでした。
真裕子の未来が少しでもいい方向になるように・・・新聞記者の建部とともに祈るような気持で読んでいました。続編の「晩鐘」も早く読みたいです。
この作品の存在を教えてくれた本プロの皆さん、特にれんれんさん、ありがとうございました。


さくら > とても考えさせられる作品ですよね。乃南さんの作品の中では一番の大作だと思っています。ほっそさんの「晩鐘」の感想楽しみにしています。
(2006/07/19 14:44)
kanakana > さくらさんに同感。私も乃南作品の中では一番の大作だと思います。でもこの本も「晩鐘」も、一気読みしちゃったんですけどね(笑)真裕子に感情移入しながら読んだので、建部の存在がすごく嬉しかったです。 (2006/07/19 22:21)
れんれん > ほっそさん、読まれたのですね♪しかも満点評価!!ほっそさんも香織にはかなり呆れたご様子で、、、全くその通りですよね。
真由子と建部の存在だけが救いでした。
ほっそさんの「晩鐘」の感想も楽しみにしています~ (2006/07/20 12:59)
ほっそ > さくらさん、レスありがとうございます♪恥ずかしながら、この作家さん「はつもの」です。そして、今日から「晩鐘」読みます。 (2006/07/20 16:18)
ほっそ > kanakanaさん、レスありがとうございます。「晩鐘」一気読みとはすごい(*^_^*)アッパレ!真裕子にはかなり思い入れしました。私も一瞬女子高生に戻りました(笑) (2006/07/20 16:20)
ほっそ > れんれんさん、レスありがとうございます。いい本にめぐりあいました。香織にはあきれたけど、弁護士の佐古のせいだと思っています。物事やはりタイミングというのがありますから・・・ (2006/07/20 16:22)
トントン > ほっそさん、読まれたんですね!私は重い作品は苦手で本プロで知らなければ読まなかったと思うんですが、読めて本当によかったです。すごくズシッとくる作品で、考えさせられることもたくさんあって「晩鐘」まで読み終わったらしばし放心状態だったのを覚えています。 (2006/07/21 00:14)
ゆきみ大福 > 私は真裕子がどう立ち直ってくれるのか、「建部さん頼んだよ!」という思いですぐ『晩鐘』に突入しました。なのにもっとすごい衝撃が待ってるなんて・・・。私も『風紋』『晩鐘』は乃南作品の中で群を抜いて秀逸だと思います。ほっそさんの『晩鐘』の感想、お待ちしています。 (2006/07/21 00:26)
ほっそ > トントンさん、レスありがとうございます♪私はこの作品の存在も、この作家さんの存在も知りませんでした。昨日「晩鐘」の上巻の半分読みました。私も放心状態になりそうです。車の運転に気をつけます(T_T)/~~~ (2006/07/21 08:19)
ほっそ > ゆきみ大福さん、レスありがとうございます♪もっとすごい衝撃が待っているなんて・・・昨日読んだところは歩の事件・・・展開が楽しみです。 (2006/07/21 08:21)

恩田陸「上と外」

67番 ☆☆☆

図書館で表紙に興味津々。たいまつもった人が二人・・・なにこれ????そのまわりにジャングル???予備知識も全く無く(本プロで皆さんの日記読んだけど、年齢のせいかタイトルが頭に入っていかない・・・・・)読み始めました。
舞台は中米のG国。主な登場人物は楢崎練、千華子のきょうだいに、その両親賢、千鶴子(離婚済み)賢の滞在するG国に三人が訪問し、マヤ文明の遺跡をヘリコプターで見学中にG国でクーデターが発生。練と千華子はジャングルの中へ放り出される・・・そこで不思議な体験をして、ニコという不思議な少年と出会って・・・
映画「インデイ・ジョーンズ」とおとぎ話「不思議な国のアリス」をまぜた感じの印象をうけました。この話ってジャンル的にはファンタジーなのでしょうか???恩田ファンのみなさん、教えてください。ヨロシクお願いします。


すい > こんにちは。最近恩田さんの作品にすごく興味があるんです。「インディー・ジョーンズ」と「不思議の国のアリス」って…! 想像つかないです。私も図書館で探してみたいと思います。 (2006/07/19 10:51)
ほっそ > すいさん、こんにちは。私的には「インデイー・ジョーンズ」のスリリングな展開を思い出しました。また地下探検した練と千華子が、ウサギのアナにおちたアリスに見えたのです。 (2006/07/19 13:22)
kanakana > わたし的には、ジャンルは「冒険小説」かなぁ。読んでる最中「もうだめ~!どうなっちゃうの~?」って感じで、本を閉じたりしちゃったもの(笑) (2006/07/19 22:16)
ほっそ > kanakanaさん、レスありがとうございます。ハラハラドキドキの展開、ご指摘のとおり、「冒険小説」ですね♪ (2006/07/20 16:16)
 ☆☆☆

三谷光喜「三谷光喜のありふれた生活3 大河な日日」

66番 ☆☆☆

私この方の週一のエッセイもかかさず、新聞で読んでいます。内容も面白いし、和田誠さんの絵も素敵です。まとまって読んだことなかったので、読んでみましたが、一気に斜め読み。みんなそれぞれかすかな記憶がある・・・
いろいろな話題がありますが、芸能人ネタとペットネタがすきですね。

東野圭吾「探偵ガリレオ」

65番 ☆☆

草薙刑事と帝都大学理工学部の湯川教授が事件の謎解きをする短編。物語は5つ。
高校時代理系が全くだめでしたので、謎解きにはお手上げでした。ひとつ、ナトリウムを使用するのは、中学のときにやったような気がするので、理解できました。あとの4つは、申し訳ないけど理解不能。ゴメンナサイ(T_T)/~~~


kanakana > 私も理数系は苦手なんですが、雰囲気でなんとなく読みました(笑)湯川のキャラが好きなんですよねー。これが「萌え」ってやつかしら? (2006/07/14 22:36)
ほっそ > kanakanaさん、レスありがとうございます。いつもありがとうね。
推理小説に学者が登場するのは珍しいと思いますよね。ご指摘のとおり、なかなかのキャラクターです。完読できたのは
そのためだと思います。 (2006/07/15 08:14)
chii > 湯川教授って「容疑者Xの献身」に出てきた人かしら?続編ではないようですね。 (2006/07/17 21:39)
ほっそ > chiiさん、こんにちは。レスありがとうございます。おっしゃる鳥湯川教授は「容疑者Xの献身」に登場します。
この「探偵ガリレオ」はかなり前に出版されたものです。湯川教授については↑に書いてあるkanakanaさんが詳しいと思います。彼女のページで確認してみてくださいね。(*^_^*) (2006/07/18 12:33)

恩田陸「夜のピクニック」

64番 ☆☆☆☆

私は「本プロ」に参加する前、この作家さんの存在を認識していたのだろうか???はっきり答えられない・・・でもとにかく恥ずかしながら、「はつもの」の作家さんの作品であります。(皆さんが絶賛する「チョコレートコスモス」は現在予約中)
舞台は北高の歩行祭。主な登場人物は甲田貴子、西脇融、ほかみんな高校三年生である。一昼夜歩くという伝統のイベントを通して、いろいろな心理描写がありました。
なんといっても貴子と融の関係が不思議。かなりはじめのほうから、二人の関係は明らかになっているのですが・・・友情とも愛情とも憎悪ともいえない不思議な関係。
今はしていませんが、私自身長距離歩行の経験はかなりありました。達成感は格別のものがあります。あの達成感が、すばらしい!それを仲間とともにするのはかなりの快感だと思います。アメリカに戻った杏奈が、この歩行祭に執着する気持は理解できます。
若い方がこの本を読めば、この高校生たちの気持がほとんど理解できるのが、正直うらやましい・・・私、世代的に貴子や融の母なので、自分がこの立場だったら、貴子や融にどういう接し方をするのだろうと考えてばかりで、物語の核心を楽しめなかったような気がします。話の筋は面白く、皆さんがいろんな作品を絶賛するのがよく分かりました。


まゆ > いったいこの人の「作風」は・・・?と思うほど、バラエティに富んだ作品を次々書いている恩田陸。これは恩田さんには珍しい、「直球ど真ん中」の青春ものでした。興味がおありなら、いろいろ読んでみることをおすすめします。 (2006/07/10 19:54)
chii > 恩田さんの作品は、タイプが色々ですよね。この作品は素直に読めましたね~ (2006/07/10 20:15)
ほっそ > まゆさん、レスありがとうございます。「これは作者としては珍しい・・・」ですか・・・  なんか興味わいてきました(*^_^*)まゆさんの日記参考にします。 (2006/07/11 08:26)
ほっそ > chiiさん、レスありがとうございます。とにかく恩田陸初心者なので・・・ このサイトに参加するまで、私自分で思っていた以上に作家の好みが偏っていたようです。 (2006/07/11 08:31)
kanakana > 恩田陸は大好きな作家の一人です。この「夜のピクニック」も読みました。まゆさんがおっしゃってるとおり、バラエティに富んだ作風なので、色々読んでみてくださいね。 (2006/07/12 22:20)
ほっそ > kanakanaさん、レスありがとうございます。実は昨日から「上と外」読んでいるのです。皆さんの日記も読ませていただきましたが、結局図書館で本をめくって、読めるかな???と思いながら、選んできました。図書館で借りた本が読み終わると、そわそわしてまた図書館へ行ってしまう・・・ちょっと重症の活字中毒です。(T_T)/~~~ (2006/07/13 12:58)

山田宗樹「ゴールデンタイム」

63番 ☆☆「嫌われ松子の一生」の続編です。
松子の甥笙、そして笙の元恋人明日香それからが描かれています。期待していたのに、普通の展開だったから・・・と思っての評価となりました。単独で読んだとしたら、もう少し評価が上がったかも???
笙はフリーターでしたが、演劇に出会い、魅力的な人たち(ミックやユリ)との交流もあり、新たな目標が生まれてきます。
明日香は医学部に進学して、同級生と付き合い、学生結婚か・・・というところまで進展しますが、アメリカに留学したいという新たな目標が生まれ始めて・・
最後笙と明日香が久しぶりに会っていろいろ話します。そして二人の出す結論は・・・?
明日香が結婚後の自分の姿を恋人の輝樹から聞き、「わたしはもう、わたしの人生の支配者でないのか。」と自問自答する場面。これは痛かった・・・ここの場面のやり取りは、男と女のホンネがぶつかり合うなんともいえないいい場面でした。明日香の気持はなかなか男には分からないだろうなあ

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