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2006年9月

村上龍「わたしは甘えているのでしょうか」

99番 ☆☆☆☆

広告で気になってた本。図書館で見つけて、即借りました。
帯より
「バカバカしくも切実な悩みに村上龍が優しく答える。」
まさしくこの通り。
世の中正解がないことのほうが多くて、中年になっても切実です(T_T)/~~~
20代のときにこの本読んでいれば、もう少し肩の力を抜いて暮らせたのは間違いがないです。
印象的な言葉を二つほど。
「努力すれば報われるって本当でしょうか?」の問いに
・・・「努力」も「報われる」のもあいまいな言葉。まずは自分にとっての「努力」と「報われる」を、正確に把握しないといけないと。
「私の彼氏は自分探しを言い訳に、仕事も探そうとしない。不安です」の問いに
・・・まさに生活力がないのだと思います。本当は仕事探しのほうが難しいのですと。


ゆきみ大福 > 私は少し村上龍が苦手なのですが、これは読みたいです。最近は小説より「13歳のハローワーク」とか本書とか、生き方指南エッセイが注目されていますね。図書館に予約入れてきま~す。 (2006/09/28 23:54)
ほっそ > ゆきみ大福さん、レスありがとうございます♪この作家さんの小説のほうは、私ほとんど縁がありません(T_T)/~~~この本の内容は説教らしくなく、かつ結構本質を突いていて・・・
図書館派の人には勧めます。 (2006/09/29 08:29)
Nick > 村上龍の本名は、確か リュウノスケでしたよね。これまでデビュ‐作の限りなく透明に近いブルー(いきなり、芥川賞と直木賞を同時受賞しています。)、インザミソスープの2冊のみを読んでいます。この2冊が書かれるまでには、20年位の時間が経っています。インザミソスープも読売新聞に掲載されていたもので、既に9年前の作品です。作風も変わって来ています。その意味で、今回の新刊も、さらにどのように作風が変化してきたかを知る上で、読む事に興味を覚える本です。


(2006/09/30 22:49)
ほっそ > Nickさん、レスありがとうございます。
村上龍さんの小説は読んだことありません。もしかして「天使のパス、悪魔のゴール」って彼の作品ですか?これなら読んだけど・・・ (2006/10/01 18:12)
Nick > ご指摘通りです。村上氏の作品です。小職は読んだ事はありませんが、2004年の作品だと思います。デビュー作とはかなり作風が違うのだろうと推測します。先述した、インザミソスープはかなりグロテスクな作品です。読まれる時には、心して進めて下さい。老婆心ながら。。。。ところで、世の中に正解が無い事・・・山ほどありますよね。今のこの人生って本当に正しいの。他にやる事があるんじゃないのとか。世界に目を向ければ、イラク戦争って本当に必要だったの??誰の為に行ったの??? 出ませんね。答えが。多分人生問題は、臨終の直前まで出ないでしょうね。イラク戦争は、2代か3代先の人類が答えを出してくれれば良い方な気がします。 do not you think so ??? (2006/10/01 20:47)
ほっそ > Nickさん、情報ありがとうございました。彼の小説を手に取る勇気は、なかなか出てきそうにありません。
またご指摘のとおり、正解がないこと、物事には裏と表、光と陰があることを本を読んで感じます。 (2006/10/02 08:24)

北村薫「リセット」

98番 ☆☆☆

「時と人」の三部作のラスト。
「ターン」がしっくりこなかったので、ちょっと不安でした。
主人公は水原真澄。戦時下の神戸で、女学校に通います。庶民よりは上の暮らしです。友人のいとこの結城修一との出会い。この第一部が私としてはお気に入りですね。
第二部が難解でした。語り手の村上が子供の頃を回想します。村上少年は、貸し本屋の水原真澄と出会うのですが、村上少年が結城修一とタブってきます。そして村上少年は修一のように「まあちゃん」と真澄のことをよぶのでした・・・
そして第三部。真澄、修一の真実があかされ、そして真澄と村上少年が遭遇する列車事故。そして今度は村上は、真知子というまあちゃんと出会い・・・
第二部がよく分からず、どうなるか心配でしたね。第三部を読んでやっと理解しました。でも難しいかなあ。
全体として、「ターン」よりはよかったですね。三作の中では、やっぱり「スキップ」が一番好きです!


ゆんゆん > 最後まで読まれてよかったです。「斜めで読んだ」というのは返却日が迫り、焦ってしまったためなのです。私も「スキップ」が好みです。 (2006/09/27 11:09)
エアロール > スキップ、ターンに続くリセットどれも難解でした・・北村薫さんって凄いなー  (2006/09/27 17:04)
ほっそ > ゆんゆんさん、エアロールさん、レスありがとうございます。
ゆんゆんさんとは、本当に趣味があいますね。もしかして、前世は親類かな?第二部が分からず、きつかったです。ここあたりは自然と斜め読みかも?真澄の女学生時代の話はよかったですね。
エアロールさん、本当に三部作どれも難解でした。「ひとがた流し」が懐かしい?です。私としては「スキップ」が一番主人公の気持によりそえました。 (2006/09/27 18:56)
まゆ > 三部作読了おめでとうございます。私にとって、「スキップ」は特別な思い入れのある話。「ターン」はうまく作られたお話。そして、「リセット」は非常によく編みこまれた物語という印象です。一番好きなのは「スキップ」なのですが、「リセット」の最後は、三部作のラストにふさわしい名文だと思っています。 (2006/09/27 21:59)
ほっそ > まゆさん、レスありがとうございます。「リセット」の最後ですか・・・健忘症でしょうか、印象に残りませんでした。今度もう一度見てみます。(もう返却してしまったので)第三部は、真澄の語りが私としては心に残りました。でもやっぱり「スキップ」がいいですね。いつか再読したいです。 (2006/09/28 13:39)

      

乃南アサ「花散る頃の殺人」

97番 ☆☆☆

表題作含んで、6作品。音道貴子が主人公のシリーズで、さくらさんから教えてもらいました。
「深追い」の次に読んでよかったです。こちらも公私の切り替えで困り(近所の人に刑事であることがばれた)こちらは結局引越し。官舎でないからよかったね。官舎だとこういうわけにはいかない。
結果的にこの本では殺人事件はおきないし、大晦日の様子の描写の「茶碗酒」がありました。
私のお気に入りは表題作。ビジネスホテルで変死した夫婦の顛末。なんか悲しい結末でした。でも他の作品よりは好き。援助交際の女子高生や、ごみを狙う変質者など、ちょっと気持悪い人が出てきたので。


kanakana > 私も表題作は好きです。悲しいけど趣があるっていう感じがして。。。 (2006/09/24 20:37)
ゆんゆん > 私も表題作が好きです。悲しい結末でしたが人への想いを感じました。ゴミの話は私も気持ち悪かったです。 (2006/09/25 14:49)
ほっそ > kanakanaさん、ゆんゆんさん、レスありがとうございます。趣味が似ていて、光栄です(*^_^*) (2006/09/25 18:11)

横山秀夫「深追い」

96番 ☆☆☆

表題作を含めて、7作品。以前にkanakanaさんに教えてもらってたものです。
三つ鐘警察署を舞台にさまざまな警察官のさまざまなことが・・・職住接近しすぎて、公私の切り替えが難しく、想像しただけでも、気の毒(T_T)/~~~
そんななかで、「仕返し」が途中で一番憂鬱な気分になりました。親の上下関係が子供にまで・・・考えただけでも嫌だ。
ホームレスがテントで死んだという・・・病死のようだ・・・でも署の近くでの目撃情報がある・・・その日の当直は・・・
息子が部下の子供からいじめを受けていた・・・なんとか私立へ入れたい・・・職住一体だからだ・・・
そしてその結末は?的場次長の決断は?
途中の憂鬱はなくなり、ほっとしました。


たろ > ほっそさんこんにちは。「仕返し」はあれあれ、どうすんだ?という展開でしたね。ぱっと見ではわからない裏の構図が炙り出されるにしたがい、憂鬱になる話でした。僕は、子供のころ溺れていたところを助けられた警官の話がよかったです。淡々とした筆致でうまく人間性を描いた作品集だったと思います。 (2006/09/22 17:20)
ほっそ > たろさん、レスありがとうございます。助けられた警官の話・・うん、「また聞き」ですね。助けて亡くなった人との交流は、難しい(T_T)/~~~  英雄になってしまった人のその後は、読んでいて悲しかったです。どの作品も設定としてかなりありえるので、複雑な気持になるものばかりでした。 (2006/09/23 09:00)
kanakana > 私が好きなのは、再就職先を斡旋する話。(うろ覚えですみません。。。)ラストにほっとしたのを覚えてます。こういう人情味溢れるのってわりと好きなんです(笑) (2006/09/24 20:36)
ほっそ > kanakanaさん、こちらにもありがとうね♪ご指摘の話は「訳あり」ですね。女装趣味のキャリアが出てくる話。これも面白かったです!
人事って言葉を、別の読み方すると「ひ・と・ご・と」です(T_T)/~~~ (2006/09/25 18:18)

奥田英朗「町長選挙」

95番 ☆☆☆☆☆

精神科医伊良部先生の最新版のシリーズ。表題作を含んで四作品が収録されています。
表題作より、実在の人を書いたと思われる?三作品が抜群に面白い。またまた爆笑してしまいました。
私が特に好きなのは女優の白木カオルがでてくる作品「カリスマ稼業」
美容に対する意識が強く、脂肪になりそうなものを食べると、「有酸素運動」をしたくて大変な騒ぎ。そのくせ自然体を気にするばかり、人からすすめられたものを食べて、自己嫌悪。夜中にエアロバイクの運動をして、結局睡眠不足。
私も今近所のトレーニングルームに通っています。毎回計測する体重と体脂肪率に一喜一憂・・・ 普通に生活しても、食べたいもの食べても、運動しなくても、どっちにしても変わらないのではと思いながらも、いつも計っていますね。普通のおばさんでもこれなのですからと、妙に納得してしまいました。


イギー > 伊良部最新作ですね♪おおっ★5つですか。また一癖ある方達が登場のようですね。首を長くして文庫落ちを待ちたいと思います。 (2006/09/21 00:42)
ほっそ > イギーさん、レスありがとうございます♪伊良部先生のシリーズは、理屈抜きに面白いですね。すべてに5つ★をつけたいと思います。3冊読んで、一番面白かったのは、「義父のヅラ」かなあ。標識書き換えちゃうの! (2006/09/21 18:09)
Nick > 伊良部先生シリーズが又出たんですね。いつも新刊は、読売新聞の日曜の朝刊で
チェックしているのですが、今回この本は紹介されていませんでした。従い、まだ読んでいません。でも今回もとても面白そうですね。「先端恐怖症のヤクザ」が一番面白いとおもっていますが、今回はこれを上回る面白い作品が収録されているか、チェックするのが楽しみです。 (2006/09/30 23:00)
ほっそ > こちらにもありがとうございます♪女優のほか、IT企業の社長、新聞社のオーナーなど、誰でも分かるあの人が伊良部先生の患者になります(*^_^*) (2006/10/01 18:16)
カクテキ > こんにちは。標識を書き換えるのって「義父のヅラ」であってましたか。今回のあまりにも元ネタ(笑)があからさまなのはちょっといただけませんでした。伊良部パワーは他の要素が入ってきてしまうと弱くなるようで。楽しいのに変わりはないのですけどね。 (2007/08/19 13:59)
ほっそ > カクテキさん、こちらにもありがとうございます♪ 理屈抜きに面白いのって私好きです。今は楽しみで本を読んでいるのですから・・・ まだ続きがあるのでしょうか? (2007/08/20 08:48)

宮部みゆき「誰か」

94番 ☆☆☆☆

現在「名も無き毒」予約中。さくらさんが「誰か」を再読すればよかったとのコメント。読んでない私は読むしかありませんね。
私にとっても久しぶりの現代ミステリーの宮部作品。「模倣犯」「火車」「理由」など読んだことを思い出します。
主人公は私「杉村三郎」で、妻菜穂子の父今多嘉親は、今多コンツエルンの会長。
会長から、ある相談事を持ちかけられます。自分の運転手をしていて最近自転車と衝突してなくなった梶田氏の件でした。娘たちが父親のことを本にしたい希望を持っているとのこと。
杉村が梶田姉妹の姉聡美、妹梨子のふたりとかかわっていきます。父親の事故の真相と、父親が最期まで隠し続けた聡美が四歳のときの出来事を探り始めます。
そしてラスト意外な展開が・・・・
この意外な展開が仰天でした。梨子の性格は破滅型で、「名も無き毒」に出てくる「原田ゆかり」に通じるものがありますね。ますます「名も無き毒」が楽しみになりました。


さくら > 私はかなり記憶があやふやです~。そのうち再読して・・と思っているのですけど~。
印象だったのは、杉村の生き方です。卑屈にならずに真っ直ぐに歩いているその姿勢に打たれました。 (2006/09/16 16:32)
ほっそ > さくらさん、レスありがとうございます♪
杉村氏は好青年? 夫としてはかなり理想的だと思います。
それより破滅型の梨子・・・ それに対してキバをむかない姉聡美・・・ どちらも理解不能のキャラクターですが、設定としてありえるからワクワクでした。 (2006/09/16 18:52)
kanakana > これは泣きました。。。姉の聡美が可哀想で。。。 父親の秘密を探るだけのミステリーかと思って読んでいたら、やっぱり宮部みゆきは違いますね。姉妹の心の奥底までしっかり描いているんだもん。やられたって感じでした。 (2006/09/18 22:55)
ほっそ > kanakanaさん、レスありがとうございます♪ 私も最後に書かれていた姉妹の顛末には、ただため息。杉村氏も着メロで気がついたなんて、やるじゃない! 聡美には「婦人公論」の読者体験記でも書かせてみたいです? 自分を大切にしてほしかったです(T_T)/~~~ (2006/09/19 12:48)
ゆんゆん > 「名もなき毒」は続編になるのですよね。とても楽しみにしています。わたしも「火車」はゾクゾクしたことを思い出します。それに比べてこの本は雰囲気の異なるものと記憶しているのですが・・・杉村氏には何となく爽やかさを思った私です。姉妹はラストで吃驚しました。 (2006/09/25 14:53)
ほっそ > ゆんゆんさん、レスありがとうございます。
私も梶田姉妹は理解不能です。逆にキャラクターとして、発想した作者に脱帽でした。私も「名もなき毒」を早く読みたいのですが、図書館の都合でいつになることやら・・・昨日の朝日で作家の重松清さんが、この作品絶賛してました。
でも最近のニュースで出てくる犯罪者って、ほんとに破滅型。自分のしたこととその結果に対して、想像力がないというか・・・ (2006/09/25 18:25)

北村薫「ターン」

93番 ☆☆

芸術家の駆け出しで、銅版画を専門とする森真希。
同じく駆け出しのイラストレーターの泉洋平。
泉が真希の作品を買い、人から連絡がつきにくいと言われていた真希に電話をします。そしたら、真希は理解不能のことを言うのでした。「絶対に電話を切らないで下さい」と。???
真希は午後に昨日に舞い戻る生活を何ヶ月もしているという。真希は誰もいない都会で暮らしているという。泉はよくわからないまま、真希と真希の母にかかわっていく。電話はつないだままで。一方病院には、交通事故のあと昏睡状態の真希が存在する・・・・・
「スキップ」以上にありえない設定で、かなり困惑しました。ラストもハッピーエンドのようですが、凡人の私には理解できませんでした。


kanakana > 設定がSFですもんねー。真希(の分身)は交通事故によって、昨日に戻ってしまうパラレルワールドに行ったのかなぁと、勝手に理解しました(笑) 真希が昨日に戻る生活をずっと続けているうちに泉洋平からの電話がかかってくる。。。って感じで真希中心に描かれているように覚えていたのですが。。。 (2006/09/12 21:01)
ほっそ > kanakanaさん、レスありがとうございます。あなたの記憶は正確ですね。すごい!
私SFとファンタジーと歴史ものは苦手なのです。ありえない設定の場合、理解に苦しむときと、まあ~そういうのもありかと思うときと分かれますね。この作品は前者です。 (2006/09/13 10:18)
ゆんゆん > お読みになられたのですね・・・でも・・・確かにありえないお話ですが映画化されていて牧瀬理穂が好演していました。「リセット」は実を言うと斜めで読んでしまいました。こちらの方がときめきを感じられるかもしれません。 (2006/09/25 14:41)
ほっそ > ゆんゆんさん、こちらにもありがとうございます♪一昨日から「リセット」読んでいます。ゆんゆんさんが斜め読みとは、なんかやばいかも? (2006/09/25

奥田英朗「東京物語」

92番 ☆☆☆☆☆

若いつもりでいても、この作品を絶賛するようでは・・・はっきり言ってまずいかもとは思いましたが、私としては時代背景がほぼあっているので、つぼにはまった感じです。
久雄が名古屋から上京した頃の「春一番」 大学生のときの「レモン」 中退後広告代理店で働く「あの日、聴いた歌」など全部で6作品。
私のお気に入りは「彼女のハイヒール」 親の策略で見合いさせられた久雄。相手は洋子、すごいつんけんして嫌な女。でも両方とも親の勧めでしぶしぶこの場に出てきたことが分かると・・・ 久雄と洋子の会話がすごく自然。私も昔こんなこと考えてたのだなあと懐かしさでしんみり。名古屋の悪口ばかり出てきたけど、こんなにいって大丈夫なのかなあ。作者は岐阜の出身らしい。ういろうはあまり好きでないけど、(一回だけおいしいの食べたけど、それ以外はダメ)味噌煮込みうどんはおいしかった。モーニングがすごいのはテレビで見たけど、ほこれる文化と思います。


さくら > 私は若干時代がズレていますが十分楽しめました。重なってる方には「ツボー」って感じですよね! (2006/09/08 11:53)
ほっそ > さくらさん、レスありがとうございます♪年齢がばれますね(T_T)/~~~ うちの長男も東京に対してはこんな気持なのだろうと想像してました。母としては、自立を喜ぶべきでしょうが。うちも無事大学生になれれば、気持ちよく送り出したいです。お金はそんなに送れないから(笑) (2006/09/08 18:35)
れんれん > おっ!ほっそさん、読まれましたね。私もほぼ同級生です。ツボでした~ (2006/09/13 15:14)
ほっそ > れんれんさん、レスありがとうございます♪ こんなに同じ作家さんの作品を固めて読んだの、宮尾先生以来かも?いま手元に「町長選挙」もあります(*^_^*) (2006/09/14 13:27)

乃南アサ「凍える牙」

91番 ☆☆☆☆

ファミレスで炎上した男。動物にかみ殺された男。連続殺人事件を主人公の刑事音道貴子を中心に解決していくサスペンス。
貴子のかっこよさと人間くさいところがいいですね。ラストもう一人(一匹?)の主人公といえるウルフドッグを追跡する場面。超カッコイイです。バイクを颯爽と乗りこなして、都内の高速をずっと追跡する様子は、惚れ惚れします。その反面、離婚で傷つき、ペアを組む滝沢(まさしく男のデカ)や実家の母と葛藤する場面にもいい味出してました。
一方犯人側ですが、笠原は娘の復讐のためとはいえ、結果があまりに哀れでした。そしれウルフドッグ「疾風」の運命も・・・。犯人が複数いるので、最初こんがらがりそうでした。


kanakana > 音道貴子シリーズは、初めて読まれたのでしょうか?「凍える牙」以降の作品もお勧めですよ。特に短編は、サスペンスの「凍える牙」とは違った味わいがあります。 (2006/09/05 20:03)
ほっそ > kanakanaさん、レスありがとうございます。ご指摘のとおり初心者です。なにせ「風紋」「晩鐘」が初乃南作品です。いろいろ教えてください。あなたの日記にあるかな? (2006/09/06 08:25)
さくら > 私もこのシリーズ大好きです。是非続きも読んでみて下さい~「花散る頃の殺人」「鎖」「未練」と続いていますので。 (2006/09/06 10:22)
ほっそ > さくらさん、レスありがとうございます♪了解しました!楽しみにしてます(*^_^*) (2006/09/06 16:23)
ふく > 最近これ読みました。犬が重要な役どころとなる小説ということで、いまいちピンときませんでしたが、気づけば疾風が一番好きなキャラになってました。それにひとつひとつの描写がリアルで引き込まれました。 (2006/09/06 23:51)
ほっそ > ふくさん、レスありがとうございます。日記にも書きましたが、ラスト都内の高速を駆け抜けるところよかったですね。場面がうかんできました。 (2006/09/07 08:27)

北村薫「スキップ」

90番 ☆☆☆☆

本プロで時の三部作の評判を知り、ゆんゆんさんの最近の日記で読みたくなりました。ありがとうございます(*^_^*)
主人公は真理子。17歳の真理子は一晩で、42歳の真理子へと変身します。家族の桜木さんから見れば、妻が中身だけ17歳になってしまった・・・娘の美也子から見れば、母が17歳から昨日までの記憶を失ってしまった・・・とでも表現すればいいでしょうか?25年の時の流れは残酷で、時代も昭和から平成に変わっていた。真理子は戸惑いながら、昨日までの自分「桜木真理子」になるために・・・
ありえない設定ですが、戸惑う真理子に対して、夫の桜木さんと娘の美也子がなんとも優しく、真理子のことを受け入れていく様子がよかったです。特に17歳の真理子が42歳の高校の国語教師になるため、桜木さんと努力する場面はいいですねえ~。ワープロやリモコンに驚く場面は新鮮でした。私も確かにそうだったけど、すっかり忘れている・・・
あとの二作品も読みたいと思いました。


ゆんゆん > ほっそさん、お読みになられたのですね!読んでいただけて嬉しいです!新鮮な驚きや17年後の自分に戸惑いながらも一生懸命でひたむきな姿に感動しました。本当に桜木さんよかったですね。そして美也子ちゃんも・・・「ターン」もよかったです。ラストが素晴らしいです。 (2006/09/04 13:37)
kanakana > 途中までは良かったんですけどね。。。やっぱり私はあのラストは苦手です。。。 時の三部作の中では「ターン」が一番好きなので、ほっそさんの感想を楽しみにしています。 (2006/09/04 19:52)
chii > 時の三部作はどれも良かったですよ。と書きながら随分忘れていますが・・・再読しようかな~ (2006/09/04 20:35)
ほっそ > まあ~皆さんレスありがとうございます。
ゆんゆんさん、25年は25年かけて体験するものですね。一晩では無理・・・ 家族が真理子に自然に接する姿がありえないとは思いましたが、それなりに理解しました。
kanakanaさん、ラストって二人でドライブに出発する場面のことですか。エピローグのところかなあ?確かに別の終わり方でもいいかもしれませんね。
chiiさん、時の三部作のこと教えてくれてありがとうございます。あとの作品も読みますよ。 (2006/09/05 08:35)
さくら > 決してこれ嫌いではないんだけど、ラストに不満なんですよ~。あとの二作は好きで、特に私は「リセット」が好みでした。 (2006/09/06 10:29)
ほっそ > さくらさん、こちらにもありがとうございます♪私もあとの二作も読むつもりです。どれが一番の好みか、日記に載せますよ。 (2006/09/06 16:24)

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