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東野圭吾「赤い指」

105番 ☆☆☆☆

図書館に予約して、楽しみにしていたのになんなんだ??前半の描写にほとほと疲れはて、読むのやめちゃおうかと思っていました。でもその分後半一気に盛り返しました。
中学生の息子が小学生の女の子を殺してしまったとしたら、あなたならどうする・・・
これがこの本のテーマです。
この事態になったとき、前原夫婦は女の子の死体を公園のトイレに運び、息子を守るための行動を始めます。ところが、警察の目は簡単にごまかせない・・・そしてこの夫婦は、警察を相手に一世一代のかけにでることにしました。
前原一家の設定にリアリテイーがありすぎて、読んでいてほとほと落ち込みました。どこの家だって、こうなる可能性を否定できないからです。夫の昭夫、妻の八重子、息子の直己、みんな人のせいにする人ばかりでした。でも誰もが持つホンネでもあるけど、どうしようもない人たちです。
一方加賀刑事は、いとこの松宮とコンビを組んで、この事件にあたりますが、ここもまた加賀刑事とその父親の関係に、読者は松宮同様ヒヤヒヤしどうしです。
結末は、いままでの流れから一気に逆転。読んでよかったと思わせる結末に私もほっと一安心。家族を思う心は人それぞれでした。


ゆんゆん > 家族を思う心・・・私も強く思いました。前原夫妻には何だかなぁと思いながら読みました。ほっそさんの仰る、どこの家庭にもこうなる可能性を否定できない・・・というところに背筋の寒くなる思いがあります。このラストはよかったですよね。 (2006/10/20 10:49)
ほっそ > ゆんゆんさん、レスありがとうございます。前原夫妻はどっちもどっち。でも、昭夫が女遊びに走ったのは、私的には赦せないです。八重子の姑への仕打ちはこれに対しての仕返しです。世の男性には、女は執念深いこと肝に命じてほしいですね。大切にしてもらうから、相手を大切にする・・・どっちが先でもあとでもない関係が理想ですが、さて私は? (2006/10/20 19:12)
まゆ > 前原家と加賀家。どちらもひんやりするような家庭ですが、前原家は最後の最後で真実に気づき(加賀刑事のおかげなんですが)、一方の加賀家は実は・・・という、最後の展開が見事でした。 (2006/10/20 20:12)
ほっそ > まゆさん、レスありがとうございます。帯にあったセリフがこころに響きます。加賀刑事が前原昭夫自身に結論を出させてところ・・・アッパレでした。
加賀父子の冷淡な親子関係(他人から見た場合)の秘密が最後に分かって、これにもアッパレでしたね。 (2006/10/21 08:50)

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