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2006年12月

大崎善生「聖の青春」

124番 ☆☆☆☆

棋士村山聖(さとし)の生涯を作者がたどっていく本。この当時は作者は、将棋雑誌の編集長の肩書きです。
おさない頃に腎臓の病気を患い、子供らしい生活をできない聖。ところが将棋と出会うことで、彼の将来は開けていく・・・
私は将棋のこと、全然分かりませんし、興味もないです。でも聖の家族の思い、師匠の森先生とのやりとりすべて、彼が将棋にかける情熱、すべてよかったです。身近に見ていた作者でなければかけない作品でしょう・・・ またさらにいい面だけではなく、彼のわがままな面(特に母親との関係において)も見せてくれました。
熊18号さんに「将棋の子」とセットで・・とすすめられたので、来年早くに読みたいです。


れんれん > 私もこれは感動しました。特に森師匠と聖とのかかわり、聖の将棋にかける執念とも思える情熱に打たれました。病床で最後まで麻酔を拒んだ理由に、驚きました。こんな時まで将棋のことを考えていたのか、と。 (2007/01/28 13:53)
ほっそ > れんれんさん、レスありがとうございます♪
命を削って将棋にかける村山棋士の姿・・・すごかったです。そのあたりの描写も迫力ありました。 (2007/01/29 08:30)

木村政雄「やすし きよしとすごした日々」

123番 ☆☆☆☆

私かなり昔から「お笑い」が好きです。漫才ブームといわれた時代も、しっかり記憶にあります。今は「M1グランプリ」が毎年楽しみです。もちろん「笑点」は欠かせませんね。
やすきよを当たり前に見ていた事実。今となっては貴重と思えてきます。やすきよのマネージャーをつとめた作者が語る、彼らの「波乱万丈」。面白かったです。ほとんど知っている時代でしたので・・・
やすしさんの死について「緩やかな自殺」と言い切る作者。吉本をやめてからは、自暴自棄だったのでしょうね。いろいろな意味で、この先こんな芸人はでないだろうな。


ほっそ > Nickさん、レスありがとうございます。今年もよろしくお願いします。M1グランプリを真剣に見続けています。出演者もいいのですが、私としてはついつい審査員席に注目しています。この世界で「師匠」といわれる人たちがどういう評価をするかっていうところ・・・注目しています。またグランプリをとったコンビが、当然の結果として、仕事の幅が広がり、顔つきが変わっていく様子。私としてはとても楽しみです。またいらしてくださいね。よろしく(*^_^*) (2007/01/04 12:22)
たろ > 「緩やかな自殺」ですか。説得力ありますね。際立って存在感のある方でしたね。落ちた眼鏡を探す姿が目に浮かびます。漫才ブームのころはよくお笑いを見ていました。ボンチのおさむちゃんがお気に入りだったのですが、今思うと見る目がなかったのかもしれません。吉本やドリフを見て育ったので、ワンパターンの持ちネタに強引に持ち込む奇天烈キャラが好きだったんですね。「M1グランプリ」は、今回初めて観たのですが、チュートリアルの小さな話をとことん膨らませるスタイルはいいですね。僕は冷蔵庫ネタを特に楽しみました。 (2007/01/07 15:38)
ほっそ > たろさん、レスありがとうございます。チュートリアルは私も今まで、眼中になかったのですが、今回のネタ抜群にさえていました。満点納得です。徳井くんはピンでR1目指します。これも楽しみです。 (2007/01/08 09:48)
ほっそ > あけましておめでとう御ざいます。今年も宜しくね。全く、御指摘の通りと思います。先日TVでやすきよの漫才の一部を見ました。あの軽妙でスピード感のある漫才、今の若い芸
人には見られませんよね。昔は、春野チックタック、林家三平、円鏡、牧信二 辺りが最高に面白かったと思います。(年がばれますが)
ちょっと、trendのせいか、今の御笑い芸人には昔の芸人達の作風が見られません。残念です。今の若い芸人は、面白くて・少し危険な、game/チャレンジ番組に出て人気取りを
しているようにも見えます。芸の真髄を極めていないような気もします。その意味でも、昔を懐かしく思います。
↑間違ってNickさんのレス全部消してしまったので、貼り付けておきます。Nickさんごめんなさい。 (2007/01/17 09:32)
れんれん > この方について書かれた新聞記事を読んだことがあります。とても興味を持ったのですが、本も書かれていたとは知りませんでした。面白そうですね。山崎豊子原作の吉本興業を起こした女社長を主人公にした「花のれん」も面白かったですよ。 (2007/02/04 22:32)
ほっそ > れんれんさん、レスありがとうございます。また情報もありがとうございます。
昨日スカパーの解放日で、関西テレビ京都チャンネルを見ました。チュートリアルが出ているので見ていたら、かなりきわどい話題も取り上げられていて、ビックリしました。そのあとは「試験に出る大阪弁」という番組でした。普段見ていないので、新鮮に感じます。 (2007/02/05 09:03)

山崎洋子「沢村貞子という人」

122番 ☆☆☆

作者は沢村貞子さんのマネージャーを長年つとめた方。その作者が沢村貞子さんの生き方をつづったものです。沢村さんの本に「結婚式に遅刻しそうになったマネージャー」として登場するあの彼女のことです。
老後の表現が真に迫っていました。誰しもさけて通れないことですが、せつないですね。

山田美保子「山田美保子の全お買いもの」

121番 ☆☆☆

私テレ朝の情報番組「やじうま」の大ファン。これを見るために早起き?  家族が来るとNHKに変えられるので(T_T)/~~~
一番すきなのは吉沢アナ。女性コメンテーターはみんな大好き。山田美保子さんの笑顔素敵です。話がそれました。この本は、彼女の買い物の履歴でしたけど、内容とともにイラストよかったです。コミックのようにあっさり・・・

柳美里「命」

120番 ☆☆☆☆☆

↓にも書きましたが、再読です。ベストセラーになった時に読みまして、シリーズはすべて読みました。
もうすぐ7年経つのですね。丈陽くんが生まれて・・・今年一年生だ・・・と感慨が深かったです。
はじめて読んだとき、その内容とともに「今後二年間の執筆スケジュールは決まっているし、その初版印税を前借している・・・」の現実や、その執筆のため精神的にぎりぎりの生活の様子にただただ驚くばかりでした。
作者の妊娠をきっかけに、まわりとの関係が劇的に変わっていく様子。いい変化もありましたが・・・、特に子供の父親に対しては、私も作者と同様に「憎悪」という感情がわいてきました。男女のことですから、すべて五分五分であることは大前提です。でも一夫多妻が認められている国ならともかく・・・覚悟が足りない・・・写真週刊誌を怖がる有様。これでもマスコミで仕事をしているのだという・・・おそろしい恋愛でありました。
またあらためて「がん」の恐ろしさも・・・真に迫るものがあります。命は大切なものですが、それと同時にはかない。いくら生きたいと願っても、しがみついても、いつか終わりがくる。どうしようもない人間の宿命。こんなに「生きたい」という気持でいたのなら、もう少し早く治療を始めることできなかったのかと、いまさらながら思いました。自らの戒めとしておきます。
作者の返り血を浴びながらも、必死に生きていく姿。それを支える編集者や仲間。(特に中瀬ゆかりさんはすばらしいです)ただの泥沼不倫でないものが、この作品にはあると思います。

梨木香歩「りかさん」

119番 ☆☆☆

「からくりからくさ」の姉妹編とまゆさんに教えられて、読みました(*^_^*)
先にこっちを読んだほうがよかったと思いましたね。ようことおばあちゃんとのやり取り。りかさんというお人形との出会い。
またようこの父が、蔵から無断で?借りた人形のその後について。
昭和初期に、アメリカからわたってきた人形アビゲイルの悲しい運命。(私のうちの近所の保育所で、このお人形を過酷な運命から守り通した、実話があります)この二つの話が軸ですが、なんかすべてほんわかする話。
またこの本が「児童書」の分類とはじめて知りました。この本を読んだ子供たち、いずれ「からくりからくさ」を読むのでしょうか。
つぎは120冊目。一応区切りとします。今年を象徴する漢字のニュースを見て、無性に読みたくなった「命」  再読です。


青子 > ほっそさん、こんばんは。アビゲイルの物語は、ガツンときました。ご近所にそんな保育園があるんですね。今でも、そのお人形は健在なんでしょうか? 普段感じない”平和”について違った角度から考えさせられた作品でした。 (2006/12/18 20:12)
まゆ > ほっそさん、単行本で読まれました?文庫版には、「からくりからくさ」の後日譚「ミケルの庭」も収録されていますよ~。 (2006/12/18 23:31)
ほっそ > 青子さん、まゆさん、レスありがとうございます。
青子さん、近所の保育園の人形の話、私も新聞で読んだ程度でしたので、検索してみました(*^_^*) はい、健在です。ホームページのアドレス紹介したいところですが・・・ゴメンナサイ。名前は「ステラ・ローラネル」です。
「青い目の人形」で検索したら、かなり見つかりました。青子さんのご近所にもあるかもしれませんね。
まゆさん、ご指摘のとおり単行本で読みました。「ミケルの庭」の存在を、感想を更新してから知りました。(更新の前に読むと、つい他の人のまねしそうになるから・・・)図書館派にはつらいところ・・・立ち読みしちゃおうかな?! (2006/12/19 08:55)

斎藤寅(しん)「世田谷一家殺人事件」

118番 ☆☆☆

2000年12月末に、世田谷で起こった未だ解決しない殺人事件をたどった本。実行犯の特定まで(もちろんイニシヤルですが)いたっています。
曽根崎風俗嬢殺人事件、大分身元引受人殺人事件、名古屋風俗店店長誘拐殺人事件、福岡一家殺人事件、これらはみな外国人による犯罪です。これと世田谷の事件は共通するということ・・・
作者はこの国の変化を痛切に感じています。どうすればいいのでしょうか・・・  日本人のモラルも決してほめられたものではありませんが・・・(昨日のニュースで、図書館の本や雑誌の切り抜きのこと話題になっていました)


Nick > ご無沙汰です。私もこの本を最近購入していて、この冬休みに読もうと思っています。私の知人のその又知人が、被害者の従兄弟で、話を聞いていました。殺された奥様は特に顔の傷が激しかったとのことです。未だに犯人が逮捕されていません。年末になると毎年思い出しますよね。早く捕まって欲しいものです。 (2006/12/27 23:10)
ほっそ > Nickさん、レスありがとうございます。気の重い作品ですが、ぜひ読んでください。これに限らず、最近の犯罪について思うこと・・・動機があまりに希薄すぎます。たかが(言葉として適切ではないですが)それぽっちの理由で殺されてしまった人たちが哀れでなりません。 (2006/12/28 12:37)

乃南アサ「未練」

117番 ☆☆☆

音道貴子シリーズの短編。表題作含めて6作品。印象的なのは下記の2作品でした。
「聖夜まで」かなり落ち込む作品でした。児童虐待に少年犯罪(少年といえるか?)・・・両親は警察官。母は貴子の先輩。事件も悲劇的ですが、その後の展開が・・・言葉を失いました。
「山背吹く」監禁事件に巻き込まれた貴子。その後の長期休暇を松島の同級生の旅館で過ごす。「鎖」で受けた傷を松島で癒していたのね・・フムフム・・・生活圏とはいえませんが、私の家の近く。取材に来ないとかけないだろうなと思う場面がいくつもあって、地元としてはうれしいですね。
次は「世田谷一家殺人事件」昨日偶然図書館で発見。悲しい事件ですが、しっかり読みます。


ゆんゆん > ほっそさん、こんにちは。「聖夜まで」が一番衝撃的で心に残りました。松島へ一度訪ねてみたいです。心落ち着くところなのでしょうか・・・ (2006/12/08 13:12)
ほっそ > ゆんゆんさん、レスありがとうございます。松島はいわゆる観光地です。心落ち着くかどうかは、観光客が多いか少ないかで決まると思いますね。でも食はイチオシです。海の幸はなんといってもお勧めです。コメもおいしいので、お寿司がいいです。グルメを目的に宮城へどうぞ!   (2006/12/08 18:54)
chii > こんばんは。乃南さんを読んでみようとコーナーにいって本の厚さにビビッて諦めました。オススメは何かしら? (2006/12/08 22:33)
ほっそ > chiiさん、レスありがとうございます。確かに本の厚さに、はじめためらいますよね。そうはいっても、お勧めはやっぱり「風紋」「晩鐘」でしょうか。私のここ何年か読んだ中では、一番です。今でも図書館に行くと、好きな場面を読み返しています。 (2006/12/09 12:55)

三浦しをん「風が強く吹いている」

116番 ☆☆☆☆☆

はつものの作家さん。面白かった!のひとことに尽きます。ストーリーは他の方の日記を見てください。私はストーリー以上に登場人物の設定を絶賛したいと思います。
駅伝の物語なので、紹介は下記のとおりかな。
1区  王子 本名柏崎茜(男性です)部屋がきしむほど漫画を持っている。「王子」はその風貌のためか?
2区  ムサ 本名ムサ・カマラ 留学生。陸上で留学したのではない、理工学部だ!
3区  ジョータ  本名城太郎。ジョージと双子。ジョージと絶妙なコンビ。私はまだあまり区別がつかない。
4区  ジョージ  本名城次郎。ジョータと同居。彼らの部屋にはテレビがあり、しばしば宴会兼ミーテイングに使われる。
5区  神童 本名杉山高志 本人曰く、すごい僻地の出身で、その村で「神童」と呼ばれていたとか・・・
6区  ユキ 本名岩倉雪彦 すでに司法試験に合格している四年生。
7区  ニコチャン 本名平田彰宏 二浪のうえ、留年しているので、このアオタケ(竹青荘のこと)では一番古株。ヘビースモーカーなので、ニコチャンと呼ばれている。
8区  キング 本名坂口洋平 クイズ番組を録画してまで、すべてのクイズ見るのが趣味。「クイズ王」転じて「キング」となった。
9区  走(かける)本名蔵原走 走ることが何より好きな大学一年生。ハイジと運命の出会いをしたために竹青荘に入居。そこからすべてが始まる・・・ でも高校時代の彼は・・・
10区 ハイジ 本名清瀬灰二 この物語の主人公。抜群のリーダーシップをとり、箱根駅伝へ挑む。挑戦するにいたるまではさまざまなことあり。
ハイジと走は別格として、そのほかの登場人物も個性満点。駅伝本番中も人手が足りず、分担して奮闘する様子。発熱をおして走る神童。ユキの家族が沿道から出てくる場面なんて、うるうるものでした。今年の箱根は違った感じで見ることができそうです。


りり姉 > ほっそさん、ちは!三浦しをんの本は最初読んですんごくおもしろかったので、次は何を・・・と考えていました。これは★5つですね。まゆさんのにも登場してました。アタシも期待したいと思います~ (2006/12/06 12:48)
ときわ姫 > 今度箱根駅伝を見るときは、私も違った見方が出来そうです。 (2006/12/06 16:17)
ほっそ > りり姉さん、ときわ姫さん、レスありがとうございます。
りり姉さん、まだ途中なのに見てくれてありがとうございます♪ 今完成?しました。私が書いたほかにも、かなり個性的なライバル校のランナーや応援団が出てきます。ぜひ楽しんでください(*^_^*)
ときわ姫さん、レスありがとうございます。私も「ありえな~い。でも心をわしづかみ」を体験しました。本番でのハイジの裏方兼監督代行兼アンカー・・・どう考えてもすごいと思います。 (2006/12/06 16:22)
まゆ > ほっそさん、待ってました!箱根駅伝のレースでは、ジョータのとこと、ニコチャンのとこ、それからユキのとこで泣けてしかたなかったです。いや、すでに王子のとこで泣いてましたが(笑)もっとゆっくり読みたかったのに、あまりにおもしろくて、一気に読んでしまいました。 (2006/12/06 20:34)
chii > やっぱり、おもしろいのですね。図書館から順番がまわってきたとの連絡がありました。嬉しいです。 (2006/12/06 22:33)
ほっそ > まゆさん、chiiさん、レスありがとうございます。
まゆさん、もしかして王子のごひいき? 皆さんそれぞれごひいきがあることと思いますけど、ユキに関しては想定外でした。王子に関しては、タイムを一番伸ばしたということ、脱帽です。(私もあやかりたい・・・私の今の状態まだウオーキングに近いか??? 私としては走っているつもりなのに)
chiiさん、箱根駅伝を目指すことを決めるまでは、爆笑の連続です。満喫してください。コミックのような場面に出会えます(*^_^*) (2006/12/07 08:35)

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