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真保裕一「最愛」

150番 ☆☆☆☆☆

新聞広告「姉さん、あなたはいったい何をしていたんだ・・・」のコピーにひかれ手にとることに。150冊の節目にふさわしい作品と出会えたこと、感謝です。さらにこの作家さんもはつものだったので、私としてよい偶然が重なりました。
主人公は押村悟郎、小児科医です。子供の頃、両親がいっぺんに交通事故死したため、姉の千賀子とふたりきりになります。そのあとそれぞれ伯母夫婦、伯父夫婦に引き取られるのですが、運命の歯車が狂いはじめます。そしていつしか姉とは音信不通に。18年ぶりの連絡は警察からでした。姉が事件に巻き込まれて、意識不明で危険な状態だという・・・
その後の展開は速く、私も結末が知りたい一心でしたね。姉の生活をたどるべく、年賀状をいただいた方へそれぞれ訪問する様子を描いていきます。
また、警察が行方をおっている伊吹という姉の夫。病院にも姿を見せず、殺人の前科があるという男。またオダギリという刑事が何を考えているのか分からず、振り回されます。
姉の気持をたどるように悟郎は伊吹を追い始め、伊吹の携帯に逐一メッセージを残していく悟郎。
そして結末。想定外の事実が読者の目の前に明らかにされます。
帯にある「慟哭の長編恋愛小説」にはかなり違和感があります。想定外の事実も、生理的に受け付けられませんが、でもこの物語には必要だったかもしれません。そう思って納得することとしました。


ゆんゆん > とてもよい読書になられてよかったです。私も話の展開は面白かったですし、意義のある読書だったと思うのですがラストはやっぱり私も生理的に受け付けませんでした。ほっそさんの仰るようこの物語には無くてはならないことなのでしょうけど・・・でも・・・なのです。私は何冊か氏の作品を読んでいますがこんなに吃驚したのは初めてです!氏の作品は読み応えのあるハード系が多いと私は思っています。 (2007/03/20 17:06)
ほっそ > ゆんゆんさん、レスありがとうございます♪
はつものの作家さんでした。ゆんゆんさんは他にも読んでいらっしゃるようなので、参考にさせてもらいますね。
この結末だと、映像化は難しいかもしれませんね。でもわたしとしては、佐藤浩市(大ファンなのです)にオダギリをやらせたいような気分・・・ なぞめいた役は彼にぴったりなので。 (2007/03/21 13:10)
カクテキ > こんにちは。レス、ありがとうございます。
面白くないわけではないのに何か困った読後感でした。自分のところにも書きましたが、底に流れる暗く思い出来事と悟郎の行動が重なって見えないことが原因かもしれません。生理的に受け付けられない部分があるから嫌い、というわけではないのですが、悟郎の冒険部分と結末のギャップが噛み合わないなあ、とそればっかりです(笑)。 (2007/07/29 15:50)
ほっそ > カクテキさん、ありがとうございます♪ 悟郎に関しては、理解不能ですが、設定としてはありえるかなという感想でした。カクテキさんは、この作家さんのほかの作品は読んだことありますか?mixiでは、「奪取」が人気ですよ。私も未読ですが、近いうちに読むつもりです。 (2007/07/30 08:17)

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