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2007年6月

大森望・豊崎由美「文学賞メッタ斬りリターンズ」

189番 ☆☆☆

斜め読みというか拾い読み(T_T)/~~~
本を読むという趣味は、どこまでも広がるのでしょうか。
2004年から2006年の文学賞について、斬りまくっております。私はこの分野に全く関心がありませんでしたけど、選考会議の様子が目に浮かぶようです。
東野さんのエッセイで候補になり続けた年月を、自虐的に書いてたの読みました。
この種の賞たくさんあるけど、一読者として参考になるのは、やっぱい「本屋大賞」かなあ。
でも作者のお二人、仕事で本を読むのって、つらそう・・・
好きで読んでいたのでしょうが、だんだんそうでなくなって・・・  辛口で批評するのって疲れないかなあ。

東野圭吾「幻夜」

188番 ☆☆☆☆

阪神大震災から運命の糸が絡み合っていく男女の物語。新海美冬と水原雅也・・・
名作なのであらすじは簡単に。
「私たちの幸せのために・・・」この殺し文句のために雅也は、美冬の怪しげな依頼をつぎつぎこなしていく。でも美冬の過去を探ろうとする人たちは、次々失脚、失踪。雅也も美冬の過去を疑い始めて、同様に加藤刑事も。そして悲劇的なラストが・・・
「白夜行」では表現されなかったヒロインの悪女ぶりがわかり、私としてはこちらの作品のほうが分かりやすくて好きですね。秋村と結婚したことを、「相続人と保険金受取人になっただけ」とのセリフには背筋がぞっと・・・ こんなセリフ男の作家さんには書いてもらいたくないなあ。


chii > こんばんは、白夜行の前篇と言われていましたね。おも~い内容でしたが一気に読めました。東野さんらしい作品だと思います。 (2007/06/27 22:18)
ほっそ > chiiさん、レスありがとうね。確かに重いけど、「白夜行」より読みやすかったです。美冬の裏の顔も見せてくれて、私としてはありがたかったです。その点「雪穂」はあまりにミステリアスでした。 (2007/06/28 14:01)

      

穂積隆信「由香里の死 そして愛」

187番 ☆☆☆

1982年刊行された「積木くずし」は社会現象になり、本もすごく売れ、ドラマにもなった。あれから20年以上の年月が過ぎ、これが「最終章」と・・・
このドラマはテレビで見たので、斜め読みだが、一気に読んだ。でもわたし1982年当時は、ドラマも本も素通りしてたので、とても新鮮に思えた。
この一家結局、崩壊していたのだ。悲しいけれど・・・ それは「積木くずし」が世に出たことと密接に関係しているのは、まぎれもない事実。プライバシーを切り売りすることが、こういう結果になるとは、本人も予想していなかったのはないか。
自業自得といってしまえば、それまでだが娘さんは35歳で他界。この本は彼女への深い愛と悔恨があふれている。それに気がつくには、あまりに大きな代償であった。

三浦しをん「格闘する者に○」

186番 ☆☆☆

私としては「まほろば~~」より好きですね。
就職活動中の私、可南子の周りの家族、友だちなどなど。
就職活動のほうは、かなりのリアリテイあり。作者の実体験がかなり生かされていますね。西園寺さんという老人、バイト先の喫茶店でのあたりの描写も、それなりにす~~っと入っていけました。
でも家族をめぐっては目が点。婿入りした父親は、政治家で家に寄り付かず、実母が死亡のあと、後妻に入った義母と腹違いの弟との日々。後継者をめぐって、後援者会議など開かれ・・・ 面白いといえば、面白い。このコントラストがなんともいえない。起承転結がはっきりしないのって、昔からだったのね。ふむふむ・・・

奥田英朗「家日和」

185番 ☆☆☆

「サニー・デイ」・・・インターネットオークションにはまる妻
「ここが青山」・・・会社が倒産して、専業主夫になる夫。
「家においでよ」・・・妻と別居後、自分好みのインテリアにする夫。
「グレープフルーツモンスター」・・・在宅ワークの妻。依頼先の営業の男性によからぬ想像を??
「夫とカーテン」・・・転職癖のある夫、イラストレーターの妻。妻が傑作を書くときは、必ず・・
「妻と玄米御飯」・・・ロハスにはまる妻。作家の夫は、ついそのことを「ユーモア小説」に書いてしまう・・
私が一番好きなのは、「ここが青山」 ぜひ男性に読んでほしいです。また「妻と玄米御飯」は、ご自身のこと書いたのかなあと思わせてしまう内容でした。もうすぐ中年という年代のこと書いてくれてうれしいけど、みんなおしゃれな町が舞台。まっ、いいか(*^_^*)


nanao > 「ここが青山」は身につまされるお話でした。
家事の分担も、もう願い下げにしたいです。 (2007/06/18 19:13)
ほっそ > nanaoさん、レスありがとうございます♪
「願い下げ」とは聞き捨てならないセリフ???!!!です。奥様とはよく話してみてくださいね。
私自身の体験・・・お産で入院するまで、週2回の風呂掃除してました。「臨月」のおなかを抱えて、本当につらかったです。
また女性誌で、「女房にはまかせられない家事の自慢」なんての読みましたよ。魚をさばく、アイロンかけ、風呂掃除などなどいろいろ出てきました。嫉妬しましたね。心の底から・・・ (2007/06/19 10:06)

奥野修史「心にナイフをしのばせて」

184番 ☆☆☆☆

1969年、少年事件がおき、一人の少年が死んだ。加害者は同級生の少年。こちらは少年院に・・・。加害者の親とかたちばかりの示談が成立。その後の被害者一家の苦悩について、丁寧に書かれたノンフィクション。
被害者の妹さん、母親の心が壊れていく様子を間近に見て、「兄のかわりにわたしが死んでいれば、親もこんなに悲しまなかったのに」と思ってしまう。この気持は、針のように私に突き刺さる。子供が死んだら親は泣く、兄弟姉妹どの子も可愛い、これは子を持つ親の真実です。この母親も確かにそうだったのでしょうが、娘に誤解されてしまった。それくらいこの母親の壊れ方はすさまじい。でもだれがこの母親を非難できるか?? そして父親、壊れた母(妻)を傷ついた娘を抱え、この父親も苦悩します。
そして加害者の後については、本書をお読み下さい。加害者のその後を知って、妹さんは「半狂乱」になったと。ネタバレしそうなので、この辺でやめます。


ゆきみ大福 > なんとも興味をそそられるところでやめましたね、ほっそさん。もう読みたくてたまりません。こういう展開はなぜか乃南アサの「風紋」「晩鐘」を連想させます。しかしこちらはノンフィクション。心して読みたいです。 (2007/06/20 00:25)
ほっそ > ゆきみ大福さん、レスありがとうございます。ご指摘のとおりですね。別な意味で、残酷な内容でした。たぶんあなたなら、加害者に対してひとこと一喝したくなるでしょう。 (2007/06/21 12:27)

香取貴信「社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わったⅠ Ⅱ」

182番~3番 ☆☆☆

作者が高校生のときに、はじめて体験したアルバイト。それがデイズニーランド。そこで出会うすべてが彼の糧となっていく・・・
「夢の国」デイズニーランド。この裏側では、様々なことが人間模様が・・ ここに行かなくなって久しいですが、開園当初よく行きました。きびきび働く人たちの印象が強いです。こういうことだったのか・・・

↑の続編。話としてダブルものもかなり出てきます。まとめて読んでよかったです(*^_^*)
作者が卒業後、別のテーマパークとかかわった話。デイズニーランド開園前に、本部の人からたたきこまれた「精神」など。
また作者のライバル佐賀屋くんの「アメリカンドリーム」の話。なかなかいい話でした。でも、10代のときに読みたかったと少々はぎしり(T_T)/~~~

海堂尊「ナイチンゲールの沈黙」

181番 ☆☆

「チームバテイスタ」が面白かったので、これも読むことに。舞台は同じく、東城大学医学部付属病院。今回は小児科病棟です。看護婦の浜田小夜、眼球に発生するガン(専門用語を略してレテイノ)をわずらう子供たち。そのうちのひとり牧原瑞人の父親が殺され・・・
いつものメンバーのほか、今回は加納警視正、伝説の歌姫水落冴子、ほか多数の人物が登場して、頭の中混乱しました。結果いまひとつしっくりしませんでした。ごめんなさい。話の組み立ては、前作のほうが面白かったように思いました。

藤原紀香「紀香魂」

180番 ☆☆☆

図書館では買わないだろう・・・と、購入しました。日記に更新するかもかなり迷いましたが、記録なので(*^_^*)
ワイドショーでかなり見てましたけど、まだまだ表に出ないエピソードが出てきます。
私としては、それぞれのご両親にまつわる話にうるうるでした。特に陣内君のご両親は、なかなか信じてもらえずお父様に「ドッキリか?」とのご発言。またお母様は泣いてしまったと。ほんとに陣内君、何も知らせずいきなり彼女を連れて行ったようです。
めったに本を買わない私が買ってしまった。私がミーハーなのか?二人のオーラなのか?
前書きの前に多数のカラー写真。ここもいいなあと思って。またこの本の仕掛け人は見城氏。脱帽です。


ときわ姫 > 私はこの本は読むつもりはないのですが、仕掛け人見城氏には興味があります。図書館に「編集者という病」を予約中で、早く来ないかなと待っています。 (2007/06/07 15:14)
わった > 二人のオーラですって!見城氏の嗅覚ってスゴイですよね。彼の口説き文句にはみんなやられちゃうんですね(流石の紀香姐さんも・・・)。ワイドショーで見た、バージンロードで愛娘を手渡すお父様の姿が忘れられません。 (2007/06/07 19:20)
chii > わ~もう読まれたんですね。私はミーハー・・・読みたいけど買うことはしないのよね(笑) (2007/06/07 22:03)
ほっそ > 皆さん、レスありがとうございます(*^_^*)
ときわ姫さん、ありがとうございます。見城氏の本、私も読みたいです。図書館で探してみます。書評で見たような記憶もあったのですが、タイトルど忘れしてたので、助かりました。
わったさん、ありがとうね。見城氏はどうやって彼女を口説いたかは、書いてませんでした(T_T)/~~~ mixiでタイトルいれて検索したら、多数の日記発見しました。もしかするとベストセラーか?? 彼女のお父様とのエピソードもかなりでてきます。
chiiさん、私も買うかはかなり迷いましたけど、陣内君のテレビを週2~3回は見ているので、「ご祝儀」として買いました。東北在住の私は、スカパーで関西系のテレビ見てます。「横丁によ~こちょ!」と「ジャイケルマクソン」と楽しみにしてます。 (2007/06/08 13:48)
りり姉 > ほっそさん、ど~も。
な~んかようわからんけど、テレビ中継は見て涙したし
この本は誰が書いたの??ああ、藤原どの?
アタシがミーハーなのか、翌日職場で「ねえねえ、昨日の
結婚式見た?」と聞いても「ええ?誰の?」って聞かれる
始末・・郷ひろみの異常なテンションおもろかったよねぇ・・ (2007/06/09 20:23)
ほっそ > りり姉さん、どうもです(*^_^*) 
今日の朝日で週刊ベストセラーに、ランクインしてました。一位でしたよ。ある意味見城氏の思い通りかも?私のように本を買う方・・・かなりいたということです。 関心のない方も多いでしょうけど、本屋ではかなり目立つ色。風水の「黄色」です。 (2007/06/10 18:20)

      

東野圭吾「白夜行」

179番 ☆☆☆☆

はじめ東野作品によく出てくる、性格のいやな人たちの登場ばかり、事件の連続で、気がめいってしまって、ついつい↓の本を読んでしまいました。
名作なようで、いまさらなのですが・・・
多数の登場人物が、最後一本の線につながっていく・・・以前からだったのですね。(ファンのかたすみません)
小学生の桐原亮司、西本雪穂。亮司の父洋介が殺され、その事件の捜査中、雪穂の母がガス事故で死亡。笹垣刑事たちの捜査もうまくいかず、事件は迷宮入りに・・・
そして亮司、雪穂の運命の歯車は?雪穂は唐沢、高宮、唐沢、篠塚と苗字が変わっていく。
そしてラスト。
疑問はほとんど解決しませんでしたけど、読者に想像させるという手もあり。なるほど(*^_^*)続きがあるということですね。それが「幻夜」ということですね。
①探偵の今枝は?
②節々に起こる女性への襲撃・・結局これは?
③銀行員西口奈美江を殺した犯人は?
これらもみんな彼らの仕業?? なぜそこまでするの? 頭のなかが混乱しそうです。


kanakana > わたし的には「幻夜」は更に後味が悪いです。。。「白夜行」は、亮司と雪穂の人生が切なかった。もっと別の出会い方をしていれば、この二人はお互いを幸せにできたんだろうなと思います。 (2007/06/06 19:58)
ほっそ > kanakanaさん、レスありがとうね♪
後味の悪い作品ですか・・・どうしよう。読書は趣味、楽しみと割り切っていますので、あんまり気がめいる作品だと思うと二の足・・・踏むなあ。でも図書館に「お取りおき」頼んでたんだ。でも怖いもの見たさでね・・・ (2007/06/07 13:02)

      

瀬戸内寂聴「寂聴あおぞら説法Ⅲ」

178番 ☆☆☆☆

「女性自身」連載のシリーズをまとめたもの。美容院で必ず読むし、このシリーズ本も読んだし、一度だけ天台寺にも行きました。
原稿も見ず、時計も見ず、きっちり一時間で法話を終えた先生には、心の底からびっくりしました。
先生の満面の笑顔を見るだけで・・・私たちは癒されるのです。


まゆ > わあ!ほっそさん、天台寺にいらっしゃったことがあるんですね~。私は近くに住んでいますので、一時期は毎年行ってました。寂聴さんの法話も聞きましたし、サインももらいました♪最近はちょっとご無沙汰しています・・・。 (2007/06/07 21:26)
ほっそ > まゆさん、レスありがとうございます♪
家族旅行で安比に行き、一泊して、次の日天台寺へ行きました。安比のコンビニで、子供の先生に会いまして、びっくりでした。そちらも目的は私と同じ・・・ その当時の子供たちも(たぶん現在も)法話は無理ですから、わたしだけ参拝しました。いい思い出です。帰りに見た燃えるような里山の紅葉、それとともに忘れられません。 (2007/06/08 13:53)

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