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奥野修史「心にナイフをしのばせて」

184番 ☆☆☆☆

1969年、少年事件がおき、一人の少年が死んだ。加害者は同級生の少年。こちらは少年院に・・・。加害者の親とかたちばかりの示談が成立。その後の被害者一家の苦悩について、丁寧に書かれたノンフィクション。
被害者の妹さん、母親の心が壊れていく様子を間近に見て、「兄のかわりにわたしが死んでいれば、親もこんなに悲しまなかったのに」と思ってしまう。この気持は、針のように私に突き刺さる。子供が死んだら親は泣く、兄弟姉妹どの子も可愛い、これは子を持つ親の真実です。この母親も確かにそうだったのでしょうが、娘に誤解されてしまった。それくらいこの母親の壊れ方はすさまじい。でもだれがこの母親を非難できるか?? そして父親、壊れた母(妻)を傷ついた娘を抱え、この父親も苦悩します。
そして加害者の後については、本書をお読み下さい。加害者のその後を知って、妹さんは「半狂乱」になったと。ネタバレしそうなので、この辺でやめます。


ゆきみ大福 > なんとも興味をそそられるところでやめましたね、ほっそさん。もう読みたくてたまりません。こういう展開はなぜか乃南アサの「風紋」「晩鐘」を連想させます。しかしこちらはノンフィクション。心して読みたいです。 (2007/06/20 00:25)
ほっそ > ゆきみ大福さん、レスありがとうございます。ご指摘のとおりですね。別な意味で、残酷な内容でした。たぶんあなたなら、加害者に対してひとこと一喝したくなるでしょう。 (2007/06/21 12:27)

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