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2007年9月

真保裕一「真夜中の神話」

223番 ☆☆

真保作品大好きですが、これは理解不能でした。
逆に初真保作品として、これを読んだとしたら絶対他のは読みたくないと思うはず。
そう考えれば、ラッキーかも。
舞台はインドネシア。
飛行機事故で奇跡の生還をする栂原晃子。
ジャングルの奥で、不思議な体験をするのです。

ジャカルタでおきた殺人事件。

晃子は神秘的な歌声を持つ
少女に会うため、またその村を訪れようとするのですが・・・・
最後これらが一本の線につながっていくのです。

謎解きは面白かったけど、それ以外は私にはあいませんでした。
mixiで人気の「奪取」もダメでした。
真保先生には不器用にしか生きられない人間を書いてほしいです。


ほっそ > 9月24日更新しました。 (2007/09/24 18:05)

辰巳渚「大人の太鼓判」

222番 ☆☆☆

サブタイトルが「これができれば一人前」とあって、テストのようになっていて、さらにまえがき、あとがきに作者の主張がてんこ盛り。
私も充分大人のつもりでいたが、ちょっと認識不足の場面もあることを知りました。人生死ぬまで、勉強です。
大人と子供の境目にいる方に、是非読んでほしいです。


ほっそ > 9月19日に更新しました。 (2007/09/21 14:47)

林真理子「綺麗な人」と言われるようになったのは、四十歳を過ぎてからでした

221番 ☆☆☆

やたらに長いタイトル。さらに目次を見ると、中年の私には刺激的な言葉が並ぶのでした。
「ババシャツを自分に許した日、私の中で、何かが終わった」
「読者に問いたい、今の夫と一生添い遂げることは、可能か否か」
などなど。
真理子さんが、ふだんから好奇心いっぱいの生活をしているのは、充分承知していましたけど、やっぱり面白いですね。
立ち読みすらしない「STORY」という雑誌に連載されてたとの事。ブランドの話も多く、納得でした。


ほっそ > 9月16日に更新しました。 (2007/09/21 14:47)

宮尾登美子「天璋院篤姫」

219~220番 ☆☆☆

20数年ぶりに再読。かなりあいまいな記憶。
来年の大河ドラマの原作です。
安倍総理が辞任とか・・・ニュースばかりでつまんないテレビよりはと、読書してました。
時代は江戸末期。十三代将軍家定の三人目の正室となった主人公の人生。まず前半部、幼少の時代から、正室になるあたりまでを宮尾先生が書いていきます。

夫とは形ばかりの結婚生活だったようで、これを大河ではどのように表現されるのか、興味津々です。まるでご自身が見てきたかの??ようにかかれるのは、さすがです。
将軍の家定が政務に嫌気がさし、駄々をこねる場面に昨日遭遇。リーダーはいつの時代も孤独なのかもしれません。
後半はいよいよ佳境にはいります。


わった > そうですか・・・すでに20年以上前に読んでいらしたとは・・さすがほっそさんです。
私も大河開始前に読んでおきたいものです。
見てきたかのように書かれているのですね。楽しみ楽しみ(^o^)
(2007/09/14 15:57)
ほっそ > わったさん、レスありがとうです。
訂正20年以上でなく、20年近くでした。連載完了が昭和58年でした。たぶん文庫になったときに読んでいるはず。
うそも方便ですか\(◎o◎)/ (2007/09/15 09:24)

いよいよ物語は佳境へ。
夫が亡くなり、養父の死、そして14代将軍家茂に結婚話。相手は天皇の妹和宮でした。
対立は本人たち以上にまわりの女たちのあいだでの火花。ドラマではどんなふうに表現されるのでしょう。
「嫁いだ家が死に場所です」と篤姫のことば。このあと幕末の混乱のなか徳川のために生涯をささげます。
私が好きなのは、明治の時代になっても決して卑屈にならず暮らしたこと。大河ドラマでもぜひ晩年までやってほしいとおもいました。昨日NHKのホームページを見たら、まだ決まっていないキャストもあるようで・・・どちらにしても楽しみになりました。宮尾先生の原作をいかす大河を期待してます。(実は「義経」のほうドラマみるの挫折してしまったのです)


わった > お疲れ様でした。和宮登場なんて俄然読みたくなりました。
時代の激変にも動ぜず気品高く年齢を重ねる様子。見習いたいものです。末筆ながらベガルタの勝利おめでとうございます! (2007/09/15 16:20)
まゆ > 私も昨年末に読み返しましたが、やはり篤姫というキャラクターは好きですね~。凛としたところがなんともいえず。大河ではどのあたりまでやってくれるのか、とても楽しみです。 (2007/09/15 20:09)
ほっそ > わったさん、まゆさんレスありがとうございます。
わったさん、ベガルタまで応援してもらってありがとうございます♪ この話前半は、かなり苦痛でしたが、後半がすきなのです~~~
まゆさん、大河で篤姫を取り上げるなんて・・・初めて読んだとき、この方の存在を知らなかったことに呆然とした私。
それ以来大河への登場を待っていたように思います。 (2007/09/18 10:13)

真保裕一「発火点」

218番 ☆☆☆☆

あらあらドラマを見るつもりでいたのに、ほったらかしての一気読みしてしまいました。
私あとがき部分や参考文献などを見てから、読み始めるのが癖です。今回もチラッとみたところ、「結婚しよう。」のラスト一行に目が点。どういうこと???

主人公は杉本敦也、12歳のときに父親が殺される事件がおきます。その当時の話と21歳の敦也の話が交互に語られ、最初頭がこんがらがりそうに・・・
父親はその当時一緒に暮らしていた父の同級生の沼田に殺されるのですが、それまでのいきさつからいって、ただ「うらむ」というだけでない複雑な感情を抱いているのです。
また敦也は親から独立するのですが、周囲とうまくいかず、衝突ばかり。不器用にしか生きられない人物は、この作家さんのお得意分野。

父親の事件の真実を自ら追いかけていくことを通して、敦也が大人になっていく過程が丁寧に書かれていきます。
そして例のラスト・・・彼らのその後が気になりますね。でも敦也ならやっていける!と思えたラストでした。

東野圭吾「夜明けの街で」

217番 ☆☆☆

東野さんが「不倫」を書くとこのようになるのか・・・
あらすじは皆さんが書いているので省略します。
主人公僕「渡部」が語る男の本音が、実にユカイでした。
不倫相手の仲西秋葉は、なんともミステリアスな女性です。

最後明かさせる真実は、15年前の誤解からはじまったのです。いやはや・・・私の大好きな「二時間ドラマ」でありそうなお話でした。

また作中渡部に説教する新谷君。番外編の彼の話のリアリティには、ゾクゾクしました。


めみ > こんにちは。番外編の方が、奥さんの様子が描かれていたのが良かったです。本編での新谷君の説教が、やけにリアルだった訳が解りました。しかし、助言をことごとく無視する主人公にイライラ。そういうもんなんでしょうかね。 (2007/09/08 16:42)
ほっそ > めみさん、レスありがとうございます♪ 謎ときとしては、面白くなかったかもしれませんが、「人間ドラマ」としてはかなり面白かったと思います。主人公は「自分で自分に酔っている」ように思いました。そんな人には何を言っても無駄でしょう。 (2007/09/09 12:17)
コーチ > こんにちは、お邪魔します。この作品は読んでいませんが、なにか面白そうですね。ぜひ一読して俺も自分の酔いを醒まそうかな・・(自覚症状があれば大丈夫かな?) (2007/09/09 17:00)
ほっそ > コーチさん、ようこそ♪ 世の男性には読んでほしい作品かも? 男の暴力も怖いけど、女も怖いぞ~~ また日本は「一夫一婦制の国」です。掟を破るのなら、それなりの覚悟が必要です\(◎o◎)/ (2007/09/10 08:17)
さくら > 確かに二時間ドラマに良さそうでしたね~。番外編のリアルさ面白かったです! (2007/09/10 17:40)
ほっそ > さくらさん、ありがとうございます。最後仲西家にみんな集まったとき、なんか刑事がいないだけで、あとは二時間ドラマだなあと思ってしまったのです。 (2007/09/11 08:20)

島田洋七「佐賀のがばいばあちゃん」

216番 ☆☆☆☆

「愛蔵版」ということで、イラストや振り仮名で子供にもよめるようなつくりになっていました。
洋七さんの話はあちこちで聞いていたので、この本を読んでも目新しいことなんてないのだろうと思っていたのですが、私この本を読んで泣いてしまいました(T_T)/~~~シリーズ読破して、ばあちゃんに学ぼうと決意しました。
またアキヒロ少年の母へ対する思いの厚さ。同居するアラタくん。明子おばちゃんの花嫁姿。母が佐賀に来たときの花見宴会。あたたかい話が山盛りです。


わった > へぇ~そうなんだ。ドラマを見て息子が号泣でびっくり!!!でしたが・・・本も良さそうですね。昭和の人間はみんな人格者だったのかも知れませんね。どこでどう変わっちゃったのでしょうか???母って特別なんですね。自分がそんなふうに思われてるかどうかは自信無いです。 (2007/09/06 14:46)
chii > こんばんは、がばい=すごい。このおばあちゃんは、すごいですよね。明るい貧乏。救われるお話でした。 (2007/09/06 23:56)
ほっそ > わったさん、chiiさん、レスありがとうございます。

わったさん、小一時間で読めますので、ぜひお勧めしますけど、図書館で3ヶ月待ちでした(T_T)/~~~

chiiさん、ご指摘のとおりですが、自分の食べるものがなくても、泥棒に握り飯を食べさせるあたりビックリでした。 (2007/09/08 13:46)

瀬戸内寂聴「かの子繚乱」

215番 ☆☆☆

寂聴先生の本で内容が簡単に触れられていたので、読むことに・・・岡本かの子の生涯についての本です。
読み始めてビックリ。これ小説ではないのね。どちらかといえば評論にちかく、かの子の作品や手紙の引用が多くて(これは旧仮名遣いで、私にはお手上げで、気がつかない間に抜かして読んでた)いろんな意味でさらにビックリ。

今もしかの子のような生き方をする著名人がいたとしたら、どうなるのだろう??と考えることばかりでした。
夫一平や、子供太郎がいるのに、若い男性と恋に落ち、自分の家に住まわせ、自分の仕事を手伝ってもらうってこの生き方。みんなしてヨーロッパへ旅行する。一平の生き方も一時でたらめだったせいか、かの子のすべてを受け入れていく様子、すごいとしかいいようがありません。もし今なら、週刊誌のネタにされてパパラッチに追っかけられるのだろうなあ~~と俗人の私の感想でした。


わった > こんにちは。かの子さん恐るべし!
寂聴先生の生き方もドラマ化されるほどのものでしたから・・・情報化社会の功罪って以外に大きいような気がします。 (2007/09/05 09:51)
ほっそ > わったさん、レスありがとうね。人並みの生活していたら、芸術は追及できないのでしょう・・・と総括したのですが・・・ (2007/09/06 11:42)

真保裕一「ストロボ」

214番 ☆☆☆

カメラマン喜多川の50代から、さかのぼっていく連作短編集。なんとはじめは「第5章」 50代からのスタートです。
節々にかかわった女性たちがいい味を出しているように思いました。でもそれでいて奥さんのことは、大切にしているのは好感がもてました。
一番印象に残ったのは、ヒマラヤで亡くなった「ハルミ」とかかわる「暗室」 写真を現像して、彼女の最期を想像する喜多川。カッコよすぎます(*^_^*)


ゆんゆん > ほっそさん、こんにちは。私も第5章から始まるところに吃驚したことを思い出しました。 (2007/09/03 13:20)
さくら > 私もこれ好きでした~。
時系列バラバラっていうのや、現在と過去が交互というのは多いけれど、どんどん遡っていく手法変わっていましたね。 (2007/09/03 18:36)
ほっそ > ゆんゆんさん、さくらさん、レスありがとうね。

ゆんゆんさん、さかのぼっていくっていうの、初めての体験でした(*^_^*) こういうのもありです。

さくらさん、確かに変わっていますよね。でもなんかよかったです♪ (2007/09/04 10:01)

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