真保裕一「ストロボ」
214番 ☆☆☆
カメラマン喜多川の50代から、さかのぼっていく連作短編集。なんとはじめは「第5章」 50代からのスタートです。
節々にかかわった女性たちがいい味を出しているように思いました。でもそれでいて奥さんのことは、大切にしているのは好感がもてました。
一番印象に残ったのは、ヒマラヤで亡くなった「ハルミ」とかかわる「暗室」 写真を現像して、彼女の最期を想像する喜多川。カッコよすぎます(*^_^*)
ゆんゆん > ほっそさん、こんにちは。私も第5章から始まるところに吃驚したことを思い出しました。 (2007/09/03 13:20) |
さくら > 私もこれ好きでした~。 時系列バラバラっていうのや、現在と過去が交互というのは多いけれど、どんどん遡っていく手法変わっていましたね。 (2007/09/03 18:36) |
ほっそ > ゆんゆんさん、さくらさん、レスありがとうね。 ゆんゆんさん、さかのぼっていくっていうの、初めての体験でした(*^_^*) こういうのもありです。 さくらさん、確かに変わっていますよね。でもなんかよかったです♪ (2007/09/04 10:01) |
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