ブログパーツ

  • ほっその今読んでる本

最近のトラックバック

« 乃南アサ「いつか陽があたる場所で」 | トップページ | ドラマ「ひとがた流し」 »

角田光代「八日目の蝉」

255  ☆☆☆

林真理子さんが絶賛していた、小説。賞の論評で読みました。

確かに彼女がすきそうな内容です。

はじめ、主人公希和子(きわこ)の日記で、物語は始まります。

赤ちゃんを奪っての逃亡生活。

住民票も保険証もない、赤ん坊、薫との生活が語られていきます。

そして、何の前触れもなく、薫の十数年後、本名恵理菜が語るその後・・・

当初、おぼろげだった話の輪郭が鮮明になっていきます。

前半は不思議な話だなあ~~との印象が、後半でがらりと変わり、

希和子と恵理菜の両親との愛憎が、うきぼりになっていくのに

はらはらどきどきしました。

小豆島の自然、人の温かさがなんともいい雰囲気を出していました。

彼女の作品では、一番好きかもしれません。

角田さんって、こういう女性を書くのがうまいですね。

八日目の蝉 Book 八日目の蝉

著者:角田 光代
販売元:中央公論新社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

« 乃南アサ「いつか陽があたる場所で」 | トップページ | ドラマ「ひとがた流し」 »

本・角田光代」カテゴリの記事

私が読んだ本(普通)」カテゴリの記事

コメント

私も角田光代作品の中ではベスト3に入るくらい好きです。
ドラマチックで、それでいて第二部はしっかり角田色が出ていて。
誘拐までしてしまった希和子ですが、彼女の薫に対する愛情には感動しました。

kanakanaさん、ありがとうね。
彼女の作品、まだ5冊くらいしか読んでません。
でも、この作品が一番好きかなあ。
真理子さんが、絶賛したのわかるような気がします。
真理子さんは、こういう女性を書きたいと思っている!と私、想像してます。
薫が事件のあと、なかなか立ち直れないのは、
「晩鐘」の真裕子のようで・・・

たしかに~。角田さんはこういう女性を書いたら日本一ですね(笑)
「晩鐘」の真裕子かぁ。
たしかに読んでる間、「頑張れ!」とエールを送りたくなる感じは連想させるものがありました。

レス入れたつもりが、ぶっ飛んでいましたwobbly
「晩鐘」に関しては、今でも図書館で読み返しています。一番好きなちゃんこやの場面です。
真裕子が「私は高浜則子の娘だから」と心の奥をさらけ出したところ。図書館だというのに、泣けてしまうのです。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/508704/9422433

この記事へのトラックバック一覧です: 角田光代「八日目の蝉」:

« 乃南アサ「いつか陽があたる場所で」 | トップページ | ドラマ「ひとがた流し」 »

2017年8月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
無料ブログはココログ

ブログのお友達♪

  • EKKOさま
    EKKOさんの読書日記。他、音楽やスケートの話題もあります。
  • hitoさま
    hitoさんのブログ「日々のつぶやき」  本と映画の話題が満載です。
  • kanakanaさま
    kanakanaさんのブログ「kana's bedside」 おしゃれな日常や映画、本の話題がいっぱいです。
  • なぎさま
    なぎさんのブログ、「陽だまりの図書館」 読書の幅も広く、若い方向けの本も多数お読みです。
  • ぱせりさま
    児童書から、翻訳書まで読書の幅が広いブログです。
  • まゆさま
    まゆさんのブログ、「空と海の青」です。読書日記の「読み人の言の葉」にもここからいけます。すごい読書量で、心から尊敬している私です。
  • ゆきみさま
    お友達のゆきみちゃん。「ゆきみのゆるみ」です。ブログ、引っ越しされたそうです。
  • 杏子さま
    杏子さんの読書日記。「杏のらんどく日記」 私の苦手なファンタジーをよくお読みです。
  • 苗坊さま
    すごい読書の量に、V6の話題満載。楽しいブログです。