桜庭一樹「青年のための読書クラブ」
317番 ☆☆☆
聖マリアナ学園読書クラブの「会報誌」の形をとった作品。
学園の歴史で、表に出にくいことをつづったものです。
やっぱり創立者のマリアナが、一番でしょう。
この方の秘められた「なぞ」が、一番ミステリアス
そんなことできるはずがない!!って思えるのに、
もしかしたら・・・・・・と考えてしまうのが、この作品の魅力でしょう。
当初第一章と第五章だけだったのに、
残り書き下ろしたことで、重みが出てきました。
近未来の2019年の学園。
女子校が共学に、学園の校舎が崩壊。
ブーゲンビリアに注目です。
(ネタばれしそうなので、このへんで)
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青年のための読書クラブ 著者:桜庭 一樹 |
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