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帚木 蓬生「インターセックス」

383番  ☆☆☆☆☆

「ははきぎほうせい」さんとお読みするようです。「はつもの」の作家さんです。ときわさんのレビューを読んで、読みたくなりました。(新聞の書評でも見てました)

以下、本の内容に触れます。未読の方、よろしくご了解ください。

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読み応えのある作品に巡り合いました。ときわさん、本の紹介どうもありがとうございます。

「インターセックス」の定義は、一言でいうと「男女の区別があいまいな人々」ということになりますが、さまざまな事例が本のなかで取り上げられています。この言葉、予備知識が全くなかったので、驚きの連続でした。

とても「フィクション」とは思えず、真剣に引き込まれてしまいました。

サンビーチ病院に招かれた秋野翔子は、仕事をしていく中で院長の岸川卓也の周辺での不可解な変死が続いていることに気が付く・・・

これが軸になって話は進んでいくのですが、インターセックスの患者さんをめぐるやり取りが一番心に残りました。

そしてラスト・・・・

翔子の秘密、院長の過去すべてが読者の前に明らかにされます。

私は騙されやすいタイプかもしれません。ころっと・・そうきたか!!と驚いてしまいました。院長には、嫌悪感さえ覚えます。でも、その原点になった彼の出生には、同情する面もあるのも事実。

医療ってだれのためにあるのか?作者から問いかけられているように思いました。

不妊治療、出生前診断、新生児の治療となると、子供は全く当事者ではありません。大人の意向に左右されます。

人間が誕生してくる、あたりまえのようなことが、それはそうではないということ。たまたまそうだっただけということ。この「あたりまえ」や「普通」という言葉に、傷ついている人々がいるってこと、いつも感じていましたが、その思いが一層強くなりました。

Book インターセックス

著者:帚木 蓬生
販売元:集英社
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コメント

私の日記にもコメント有難うございます。
こういう人が昔から生まれていることは知識にありましたが、医療が発達した現代ならではの問題があることをこの小説で初めて知りました。
こういう子を持ったら、親としては何とかしてやりたいと思うのは当たり前のことで、医者の言うことに従ってしまうでしょう。医者の責任はすごく重いなと思いました。

ときわさん、ありがとうございます。うまく言えませんが、もしかすると大変な小説を読んでしまったのかもしれない・・・と思いました。
この本の前段階もあるようですが、岸川院長に共感できなかったので、パスしようかと思っています。翔子先生については、続きが知りたいです。

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