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浅田次郎「壬生義士伝」(上)(下)

403 404番 ☆☆☆☆

マイミクのkanakanaさん、コーチさんのお勧めの本。時代は幕末、新撰組の吉村貫一郎が主人公になります。

南部藩を脱藩して、新撰組に加わる貫一郎の生涯に、幼なじみの大野次郎右衛門がからんでいきます。

それを、明治維新のあと、約50年。今でいうライターが、彼の関係者を訪ね、聞き取っていくというスタイルになっています。

読むと涙、涙だったという話ですが、はじめ、次郎右衛門の薄情さに、「ドンビキ」でした。また、血なまぐさい描写の連続で、やめようかと思ったのもの事実。

でも、下巻になり、彼らの子供たちの話になって、趣が一変。美しいお話でした・・・

「殺されたくないから、殺す」 「男は、女子供を守るのは当たり前」など、数々のシンプルなメッセージが心にしみました。

また飢饉のときの悲惨な百姓の現状・・・・平成になってからも、冷害の年、ありましたよね。餓えるということの怖さ、現代人は忘れています。飢饉のため娘を売ったり、人々が死んだり、そんな昔のことではありません。

歴史は勝ち残ったものが、刻んでいくものだと、改めて思いました。「勝てば官軍、負ければ賊軍」まさにその通りです。

壬生義士伝〈上〉 Book 壬生義士伝〈上〉

著者:浅田 次郎
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壬生義士伝〈下〉 Book 壬生義士伝〈下〉

著者:浅田 次郎
販売元:文藝春秋
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コメント

俺もkanakanaさんのお勧めで読みました。
「忠」とか「義」という文字の意味が現代では通用しなくなって来ているような気がします。
昔は「個人の考え」よりもこの「忠」や「義」が重んじられたのでしょう。
吉村が怪我をして南部藩の屋敷へ駆け込んだ時の次郎右衛門の態度。あの場面はまさに「忠」が彼に物を言わせていたのかもしれません。しかし、最後の最後になって次郎右衛門が吉村のことを、また吉村の子供たちを思いやる書状が紹介され、新たな涙に暮れたものです。
「岩手山は父親、北上川は母親 街を渡る風は友達」このフレーズだけでも盛岡は素敵な街だとイメージできます。

大好きな作品です。
泣きながら読んで、読了後またすぐに再読したのを思い出しました。
私は長州が好きで、幕末ものをいくつか読んでいましたが、幕府方の作品に開眼させられた作品でした。
また読みたくなりました。

ありがとうございます。
どなたでしょうか?コーチさんかな?
私自身も盛岡は好きで、何度か行ってます。家族の好みで、食べ歩きが多いけどrestaurant
街中から眺める岩手山の眺めは、格別ですよね。

ともさん、頑張るだけ頑張って、梯子をはずされた人たちでした。幕末の時代って、なんだったんでしょう?? ぜひ再読なさって日記に書いてくださいね。

↑すみませんでした「名無し」で投稿してしまいました。正月ボケのコーチでした。

電車の中なのに、涙が出てきて困ったのを覚えています。
ほっそさんも感動なさったとのこと、嬉しいです。
吉村貫一郎のキャラ設定は浅田次郎のフィクションだと思いますが、南部人をこういうふうに描いてもらったことは、ちょっと誇りに思ったりして♪
(岩手県でも南の方は伊達なんですよねー)

ありがとうございます。
やっぱりコーチさんでしたか?正解でした。

kanakanaさん、石割桜に岩手山、南部藩の人たちのDNAを感じましたね。作者の創作であってもたぶん似たような人はいたはずとは、思わせた作品でした。

何度も繰り返し読み返しています。そのたびに、泣いています。
私は吉村貫一郎その人よりも、その息子たちの話に泣かされます。
自分も南部の人間なので、思い入れもひときわあります。
映画も見ました。原作とは多少違っていましたが…泣きました。今は漫画化されていますね。それも読んでます。
そして、私が持っているこの本は、サイン本なんですよ~。一生大事にします。

まゆさん、ありがとうございます。
ネットをやっていてよかったことは、絶対自分では選びそうもない本に、出会えることです。
この作品は、全くノーマークでした。まゆさんのベストも参考に図書館で探しますbook

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