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重松清「青い鳥」

449番 ☆☆☆☆

昨年のコミュの「ベスト企画」で、複数の方があげていた作品です。ずっと読みたかったのですが、ようやく読めました。私にとっても、久々の重松さんの作品です。

読み始めて思いだす、この作家さんが描く子供の「残酷な一面」ばかり。 読書なんだか、修行なんだかわからなくなるほど、読んでいてつらくなりました。

連作短編ですが、主人公は吃音の先生、村内先生。表紙に英語で書かれていたの、そのまま写します。My teacher cannot speak well, So when he speaks, he says something important. これが この本のすべてでしょう。

このなかでも「カッコウの卵」が、一番好き。これがなければ、この本の印象、変わったかもしれないです。てっちゃんと智恵子のままごとのような暮らし。最後に村内先生が、アパートに訪ねてくる展開。そこでわかる彼らの将来。この場面を書きたくて、ここまできたのかなあと、感じました。

「カッコウの卵」をこの記事書くために、拾い読みしました。そこで不覚にも泣いてしまった私。人に寄り添うこと、おしえてくれました。「そばにいること」ですね。

青い鳥 Book 青い鳥

著者:重松 清
販売元:新潮社
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コメント

重松清作品・・・
子育て中は怖くて遠ざけていましたが、
最近、読む気満々です。
これも読みたいです~~

わたしもみなさんの感想から、読みたいと思った本でした。
>読書なんだか、修行なんだかわからなくなるほど、・・・
いえ、笑い事じゃないですよね。でも、あまりにもピッタリなんだもの、おかしくなってしまいました。
とはいえ、私は最初から涙腺ゆるみっぱなしで・・・一話目の最後の名前を呼ぶところでぽろぽろ・・・そのまま最後までだだーっと行ってしまいました。読んでよかったです。

確かに重松作品は読んでいて辛くなることも多いんですよね。でもちゃんと現実を生きて、そして希望を持っていくラストに繋がっているので大好きです。

私も「カッコウの卵」泣きました~あとは「ハンカチ」も大好きです!

読まれましたね~。
私も最後のお話が好きでした。
「下の名前でたくさん呼ばれないといけない」
という村内先生の言葉は本当だと思います。
ニュースでは児童虐待の悲惨な事件が報道されています。
重松さんの作品を読むと
大人って生きてるだけで子どもにとっては環境なんだわ
と痛感させられます。

ぼろぼろと泣いた1冊です。
重松清にやられちゃったなぁと思いました。
村内先生が実際に存在してくれたらいいのに。そう思いながら読みました。
そうしたら、救われる子ども達がいっぱいいるんじゃないでしょうか。

いいですね~『青い鳥』

重松作品は読後感が「いい」とわかっていても、自分の精神状態いかんによっては、その重さを受け止められないような気がして、読む前から躊躇することがたまにあります。

でも『青い鳥』と『きみの友だち』はいいですね~、文句なく。泣けて泣けて、目が腫らしながら、その顔で笑んでしまう本です。
大人が村松先生のようであったら…と願わずにはいられません。

さすが名作、多数のコメント、ありがとうございました。

tsukiさん、「重松作品」は、娯楽にはならないですね。その当事者だと、楽しめないかもしれないですね。この本は、中学校が舞台ですが、いかがでしょう。

ぱせりさん、確かに・・・拾い読みし始めた時が、やばかったですcrying 再読すること、あるだろうか? その時は内容分かっているから、最初から号泣かな??

わったさん、あなたのお言葉、本で実感し、再確認しました。長い人生から見れば、短い子供時代、必要以上の重荷は、背負わせたくないものです。

hitoさん、トラックバックもありがとうございます。「ハンカチ」をギュッと握りしめているっていう、あのお話ですね。印象的でした。

kanakanaさん、現場の先生は、ほんとに子供たちのこと、愛していますよ。それはつくづく感じます。でもそれが本人たちに伝わっているか、伝わるようにしているかは、別の問題と思います。いかがでしょう。村内先生は「直球勝負」でした。分かっていても、これが難しいと、私は思います。

なぎさん、私、「重松作品」はめったなことで読みません。たぶん4~5冊でしょう。ネットの評判で、やっと腰をあげるって感じです。だって読書は、趣味ですから・・・ 楽しくないと・・・・ね!

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『よかった、間に合ったー』 「中学の国語の臨時教師の村内先生は吃音がひどい。笑う生徒もいるけれど、先生は気にしないで一生懸命話をする。 ぼくは上手に喋れないから、大切なことしか話さないんだ。 そう言う先生は、ひとりぼっちの生徒のために学校を転々とし... [続きを読む]

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