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米澤穂信「さよなら妖精」

568番 ☆☆☆☆

この作家さんの本のお勧めがあった時、「犬はどこだ」とこの作品を教えてもらったけど、私はこの作品のほうが、お気に入りです。ミステリーのジャンルになっていることが、不満ですね。そういうものを超えた、大きな世界の作品だと思います。

あらすじとして、ユーゴスラビアからきた少女、マーヤが日本に来る。日本での謎の生活。そして、ユーゴ紛争、帰国。なにも告げず帰国したマーヤの記憶をたどっていく。そして・・・・・

「オシムの言葉」を読んでいたので、少しはわかってたつもりでしたが、この地域のこと。やっぱり日本からは遠い国ですね。設定として「ありえない」のですが、登場人物たちの心の動きは、自然でした。物語ってこういうものだと思います。

さよなら妖精 (創元推理文庫) Book さよなら妖精 (創元推理文庫)

著者:米澤 穂信
販売元:東京創元社
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コメント

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

さて、この物語、読んだ時の強烈な印象がいまだに残っています。それを言葉で表現するのは、とても難しいのですが。
トラックバックさせていただきました。よろしかったら、私が書いた感想をご覧ください(というほど、たいしたことは書いてないですけどね)。

私はやっぱり米澤作品では『犬はどこだ』を推してしまうのですが、この作品も大好きです。
初めて読んだのはもう5年前になりますが、あの静謐な印象は忘れられません。
そしてユーゴについて何も知らない自分を恥ずかしく思ったものでした。
その後、米原万理さんの作品でもユーゴについて触れられているのを読み、もっと知りたいと思いつつもそのままになっております・・・。

この本を読んだときは、「ミステリというより青春小説だなぁ」と楽しく読みました。
恥ずかしながら、ユーゴの内戦についてはあまり心に響かなかったんですよね。。。
その後、「サラエボの花」とか「ハンティング・パーティー」の映画を見て、サラエボ内戦の傷の深さを知りました。
それを知った上でもう一度読んでみたいと思いつつ、まだ再読できていません。。。

ありがとうございます。お返事遅れました。昨日山崎豊子の随筆を、一気読みして、ブログにすぐ更新したので、すみません。

まゆさん、トラックバックもありがとうございます。物語になっていますが、これを読んで、ユーゴスラビアの歴史に興味が出ないことはないでしょう。そういうのも、作家さんの「使命」かもしれません。

ともさん、5年前とは・・・私、この作家さん、本プロ参加前には、名前すら知らなかったという、「無知」でございます。年末のランキングで作家部門で、上位だったそうです。納得です。

kanakanaさん、オシム監督関連の本は、未読ですか?こちらもなかなか深いです。なにせ、サッカーのユーゴ代表監督の経験者です。さらに紛争で、家族と離れ離れになりましたから。

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