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小川洋子「猫を抱いて象と泳ぐ」

637番 ☆☆☆

チェスの大好きな少年リトル・アリョーヒンのお話。

なんと不思議な物語なんでしょう!特定の舞台も明らかにされず、彼の本名も明らかにされず、周りの登場人物も同様に、ベールがかかっているのです。

口元に手術の痕がある。 母とは死別、祖父母と弟と暮らしている。デパートの屋上で生涯を閉じる、象のインディラ。彼にチェスを教えるマスター。バスの中で、生涯を閉じる。猫のポーン。「ミイラ」と呼ばれる少女。こう羅列しただけでも、ホントに不思議な世界でした。

私はこの種のお話はかなり苦手なのですが、表現しがたい雰囲気にのみこまれるように読みました。読んでいるうちに心地よい眠気が襲ってきました。つまらないわけではないんです。何年かに一回、こういう本に出合います。

猫を抱いて象と泳ぐ Book 猫を抱いて象と泳ぐ

著者:小川 洋子
販売元:文藝春秋
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家守綺譚 Book 家守綺譚

著者:梨木 香歩
販売元:新潮社
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☆以前心地よい眠気が襲ったのは、↑でした。

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コメント

本を読みながら心地よい眠りに・・・極楽ですね~。

リトル・アリョーヒンをはじめ無垢な人たちが登場して、切なさを感じてしまいました。
リトル・アリョーヒンにはチェスと彼を愛してくれる人たちがいたから、幸せだったと思いますが。

この本を読んだ後にチェスをやってみたくなって、ネットでやってみたのですが、一番弱いはずのCPUにもなかなか勝てませんでした。
ナイトの動きが曲者です。

終わりの方のリトル・アリョーヒンとミイラの手紙でのチェスのやり取りが良かったです。
おずおずとしたやり取りの一つ一つがたまりませんでした。

私もこの本気になって予約中です。
本屋大賞にもノミネートされてましたね。
小川さんの「妊娠カレンダー」もそんな雰囲気だったかも・・・
まぁ楽しみに待ってみます!

ありがとうございます。
ぱせりさん、そういう本に出合ったこと、ありませんか?
魂がふ~~っと抜かれていくような、いい気持ちです。

kanakanaさん、そうです。切ない! あらしで停まるゴンドラ、そしてラスト、すべてがそうでした。

buudyさん、私チェス全くわかりませんし、この作品を読んだからといって、興味もわきませんでした。でも作品がよかったのは、小川マジックかもしれません。

わったさん、本屋大賞でも上位でしたので、ぜひ予約を入れて待っていてください。感想楽しみにしてます。

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