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石井光太「レンタル・チャイルド」

686番 ☆☆☆☆

内容(「BOOK」データベースより)

物乞いが憐れみを誘うべく抱いた赤ん坊は、月日を経て「路上の悪魔」へと変貌を遂げていく。執筆に10年をかけた渾身のノンフィクション。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

石井 光太
1977年東京生まれ。日本大学芸術学部文芸学科卒業。国内外の文化・歴史、医療などをテーマに執筆。そのほか、テレビドキュメンタリーや写真発表、漫画原作なども手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

すっかり打ちのめされてしまったノンフィクションでした。

インドのムンバイのスラムの実態でした。「物乞い」のための、必須アイテムとしての赤ん坊・・・を貸し出すマフィア。これがタイトルの意味です。

物乞いのため、赤ん坊を借りてくる、自分の目をつぶす、わざと手足を切断する。読んでいて、どうしようもない絶望感に襲われました。それで「売上」は、マフィアに搾取され、大麻やシンナーなどの薬物にはまり、蟻地獄のようになっていく。そして、何年か経てば、搾取する側に変わっていく。

最終章で、養母に対して愛情を示し、養父を許せない少女が登場する。哀れでならないが、どうすることもできない。

私が小さいころ、近所のお祭りで必ず見かけた「傷痍軍人」 その方々の姿を思い出しました。日本でもこういうことあったんだろうか?

レンタルチャイルド―神に弄ばれる貧しき子供たち Book レンタルチャイルド―神に弄ばれる貧しき子供たち

著者:石井 光太
販売元:新潮社
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コメント

未読の本ですが、インドのムンバイというと、映画「スラムドッグ$ミリオネア」を思い出します。
あれにも、少年に物乞いをさせるため、失明させるシーンがありました。。。

ありがとうございます。本で読んでもキツイのに、映像だとかなりつらいですね。生まれてすぐ捨てられ、過酷な現実・・・・ これが新興国インドの現実なんでしょうか?
路上で育つと、せっかくの施設も「窮屈」と感じる・・

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