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百田尚樹「永遠の0」

692番 ☆☆☆☆☆

出版社/著者からの内容紹介

「生きて妻のもとへ帰る」
 日本軍敗色濃厚ななか、生への執着を臆面もなく口にし、仲間から「卑怯者」とさげすまれたゼロ戦パイロットがいた……。
 人生の目標を失いかけていた青年・佐伯健太郎とフリーライターの姉・慶子は、太平洋戦争で戦死した祖父・宮部久蔵のことを調べ始める。祖父の話は特攻で死んだこと以外何も残されていなかった。
 元戦友たちの証言から浮かび上がってきた宮部久蔵の姿は健太郎たちの予想もしないものだった。凄腕を持ちながら、同時に異常なまでに死を恐れ、生に執着する戦闘機乗りーーそれが祖父だった。
 「生きて帰る」という妻との約束にこだわり続けた男は、なぜ特攻に志願したのか? 健太郎と慶子はついに六十年の長きにわたって封印されていた驚愕の事実にたどりつく。
はるかなる時を超えて結実した過酷にして清冽なる愛の物語!

この作家さんの「ボックス」を読みたいと思ってたのですが、まだ図書館だと人気あるみたいで、先にこれから読みました。「はつもの」の作家さんです。

暑い夏、この時期にこの本を読んだこと、感謝したいです。何度か泣いてしまいました。いわゆる戦争体験をもとに、小説としての構成になっていますが、小説とは思えないものがありました。

さらに、若者が自分の祖父のことを、調べるという構成もよかったと思いました。それと、語り手となる老人たち・・・・言葉の端からよく出る「あとで知ったことだが・・・ 戦後知ったことだが・・・」というくだりがありました。何も知らず戦場で散った若者のこと、考えると涙が出ました。最初のほうにあった、自爆テロと特攻隊を同じ種類のものと考える意見に驚き! でも、全くの第3者から見れば、仕方がないのかもしれない。戦争というのは「狂気」と思いました。

永遠の0 (ゼロ) Book 永遠の0 (ゼロ)

著者:百田 尚樹
販売元:太田出版
Amazon.co.jpで詳細を確認する

『永遠の0』5刷帯(裏)

驚いた。この本に僕の心がいきなり鷲掴みにされてしまったからだ。
題名から単なるゼロ戦の話かと思ったが、とんでもない。息をつかせぬ展開、
予想もつかぬ最後のどんでん返し。戦争の真実、愛の力を見事に描き出した冒険
譚にして最高のミステリーに僕は狂喜した。このような本に出会ったのは初めて
だ。
国家が個人を押しつぶそうとする中で、死と向き合いながら妻との約束を果たそ
うと闘い続ける主人公・宮部の姿に、僕は幾度も心の中で泣いた。
ここには、時をも超えた本物の「大人の愛」がある。これはまさに「今」の物
語、あなたの物語なのだ。
児玉清

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コメント

ほっそさん、お邪魔します。
実際、特攻とテロを同じだと思う人っているんですよ。
私には信じられない感覚ですが。
とにかく、この本はたくさんの人によんでほしいと思います。
やっぱり、私たちはこういうことを知る義務があると思うんですよね。

こんばんは。

「永遠の0」、素晴らしかったです。
全く予備知識なしで読み出して、その驚愕すべき内容にぶっ飛び、宮部久蔵の生き方に深く感銘を受けました。とにかく多くの人に読んで貰いたい本です。確かに今のこの時期に読むのが一番ふさわしいですね。

「ボックス!」は映画も観て良かったですが、原作は映画を更に上回る出来映えですよ。
絶対のオススメ!

ありがとうございます。
まゆさんと近い時期に、同じ本読めて、よかったです。特攻とテロを似たものと考えるのには、まゆさんとは少し違って、そう考える人もいるだろうなあって、考えました。「洗脳」というのは、本当に恐ろしいことです。

ひろさん、実は「ボックス!」借りてきちゃいました。いまから楽しみです。
あまりの暑さで、ブログ更新、面倒です?だから、暑い間はなるべく長編読もうかなって。
戦闘機の設計について、米軍と日本軍は本質的に違ってたことに、なんとも言えない気持ちです。

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