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道尾秀介「光媒の花」

741番 ☆☆☆

内容紹介

印章店を細々と営み、認知症の母と二人、静かな生活を送る中年男性。ようやく介護にも慣れたある日、幼い子供のように無邪気に絵を描いて遊んでいた母が、「決して知るはずのないもの」を描いていることに気付く……。三十年前、父が自殺したあの日、母は何を見たのだろうか?(隠れ鬼)/共働きの両親が帰ってくるまでの間、内緒で河原に出かけ、虫捕りをするのが楽しみの小学生の兄妹は、ある恐怖からホームレス殺害に手を染めてしまう。(虫送り)/20年前、淡い思いを通い合わせた同級生の少女は、悲しい嘘をつき続けていた。彼女を覆う非情な現実、救えなかった無力な自分に絶望し、「世界を閉じ込めて」生きるホームレスの男。(冬の蝶)など、6章からなる群像劇。大切な何かを必死に守るためにつく悲しい嘘、絶望の果てに見える光を優しく描き出す、感動作。

6編入っていましたけど、少しずつつながっていて、心地よい作品でした。ひとつ、ひとつの現実は、かなり残酷だったり、悲しいものでした。少年たちにあんな説教する資格、あるんだろうか?対岸から見ていたというホームレス。そのホームレスの少年時代の出来事。過酷な運命を背負ったサチが、なんとか生きていったのに。

はんこ屋さんの息子と母の話は、うなっちゃいましたね。

光媒の花 Book 光媒の花

著者:道尾 秀介
販売元:集英社
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コメント

哀しさも温かさも感じる話たちでした。
最後の短編で、最初の短編にも光が当たったような気がして嬉しかったです。

こちらにもありがとう。はんこ屋さんのお話ですね。私も、そこは絶賛します。正直ほっとした気がします。

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