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桜庭一樹「ばらばら死体の夜」

825番 ★★★

内容(「BOOK」データベースより)

2009年、秋。翌年6月から施行の改正貸金業法がもたらすのは、借金からの救済か、破滅か―四十過ぎの翻訳家、吉野解は貧乏学生の頃に下宿していた神保町の古書店「泪亭」の二階で謎の美女、白井沙漠と出会う。裕福な家庭に育った妻とは正反対の魅力に強く惹かれ、粗末な部屋で何度も体を重ねる。しかし、沙漠が解に借金を申し込んだことから「悲劇」の幕があがる―。

冒頭部のふしぎな記述、誰かが誰かを殺すのだけれども、その誰がわからず、世界に無理やり引きずり込まれるのでした。

主人公の沙漠(さばく)と解(さとる)の出会い方は、おばさん世代には理解不能ですけど、彼女の作品なら理解できます。泪亭という古本屋の店主佐藤と沙漠の関係も、ミステリアス。どういうこと?どういうこと?って思いながら、読み進めて、前半ぼんやりしていたのが、後半はっきりしてきます。

女の子・・・タガが外れると、こんな風になっちゃうんだ。女の子というには、ちょっと年長ですが、この作品の主人公沙漠は、桜庭作品にはよく出てきそうなキャラクターでした。危なっかしくって、そんな彼女が消費者金融にはまっていく様子は、小説とは思えない。なるべく若い方に読んでほしい本でした。

ばらばら死体の夜 Book ばらばら死体の夜

著者:桜庭 一樹
販売元:集英社
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コメント

いかにも「桜庭ワールド」でしたよね。
あのねっとりと浸食してくるような独特な言い回し。
読み進めるのにかなり努力を必要としました。
なんとかヘコたれずに読み終えることができたのは、やっぱりさすがなのでしょうか。

私みたいにすれちゃうと、このくらいだと怖さを感じないんですよねぇ。
もっともっとリアリティがないと。。。
一番心に残ったのは、砂漠が名前を騙っていたところ。
なりたかった自分、っていうものがあったんでしょうね。。。

ありがとうございます。

ともさん、この作品は自分の性別、年齢、家族構成によって、読み方が変わってくる作品かと思います。
ともさんには、キツイ作品でしたね。・・・と想像してます。


kanakanaさん、最後のあれですね。私、度胆抜かれました。そう来るのか? ネットではどなたかが、宮部みゆきの「火車」を、桜庭さんがリライトしたようだっていうコメントしてました。

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