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2011年11月

新野剛志「恋する空港」

866番 ★★★

内容(「BOOK」データベースより)

空港=airportを略してAPO。国内最後の水際であらゆるトラブルに対応する空港のプロフェッショナルをかつて旅行会社・大航ツーリストでは「あぽやん」と呼んだ―成田空港所勤務2年目を迎えた遠藤慶太は新人教育に恋のライバル登場に悪戦苦闘。しかも、親会社・大日本航空の経営悪化の煽りを受けて空港所閉鎖の噂が!?立派な「あぽやん」目指して今日も走る遠藤の運命やいかに?爽快お仕事小説

「あぽやん」の続編。楽しい作品だったけど、前読んだの忘れかけていた・・・その時の記録は、★こちら

最初のほうより、後半のほうがおもしろかったですね。警官がストーカーに変身?するの、怖かったです~~

親の介護に疲れて、出国を考える中年女性の話、おなかが大きいのに無理に出国しようとする女の話。空港にはドラマがいっぱいですね。

【第33節 ガンバ大阪戦 ● 0-1】

大阪へ遠征での試合。長いことガンバ大阪の監督をされていた西野さん、今年限りでチームを去るそうです。西野監督、大阪での最後の試合になりました。

結果負けてしまったけど、結構互角にやれてたんじゃないかというのが、私の印象です。いよいよリーグ戦は、あと一試合。

今年の総括その他については、最終節終わった後、熱く語りたいと思います。

★J1優勝争いは、柏、名古屋、ガンバの3チームで。最終節柏が勝てば、優勝。昇格チームの優勝です。

★残留争いに関しては、浦和の残留がほぼ決定。甲府、山形、福岡が降格。厳密にいうと決定したわけではないけど、サッカーの常識では「天文学的確率」です。

★J2昇格争いは、FC東京、サガン鳥栖が決定。残り1チーム、札幌と徳島で争います。

坂木司「短劇」

865番 ★★★

内容(「BOOK」データベースより)

たとえば、憂鬱な満員電車の中で。あるいは、道ばたの立て看板の裏側で。はたまた、空き地に掘られた穴ぼこの底で。聞こえませんか。何かがあなたに、話しかけていますよ。坂木司、はじめての奇想短編集。少しビターですが、お口にあいますでしょうか。

星新一のショートショートを思い出させる短編集。くすっと笑ったり、ぞっとしたり、いろんな作品があった。

語り手が、会社の給湯室の流し台?という「目撃者」が、最高におもしろかった。「ビル業務」は、ある意味おしゃれでした。私もそんな業務したいです。

ちょっと怖い作品もあって、今までの作者の雰囲気とは、一線を画していると思いました。

★朝日の新聞小説に、伊坂幸太郎氏登場。語り手は車!です。

楊逸「陽だまり幻想曲」

864番 ★★★

内容(「BOOK」データベースより)

優しい夫と、もうすぐ3歳になる息子と暮らす「私」。「全てを一新して、生活を変えなければ」と思い立ち、パートをはじめ、新しい家に引っ越した。引っ越し先の隣家は、6人の男の子のいる大家族。ひとり息子のためにはよかったと喜ぶ「私」だったが、毎週金曜、隣家ではある出来事が起こるのだった…。中国人留学生たちの「今」を描く「ピラミッドの憂鬱」を併録。

なんだかんだと、この作家さんの本、新刊が図書館に入るたびに読んでいる。今回は日本人の子育て中の専業主婦が、主人公と思われる表題作と、中国人留学生の話「ピラミッドの憂鬱」が入っていた。

日本にいる中国人の書き方は、妙にリアル。中国の家族が、汚職事件にかかわった云々なんて、新聞ネタかと思うくらいでした。

漢字の使い方が、日本人と違うこだわりを感じます。

ずっと読んでいる私にとっては、表題作には彼女の意欲を感じました。でも好みはもう一つのほうですね。

【第32節 浦和レッズ戦 △ 0-0】

雨の降りしきる中、レッズとの試合になりました。

ベガルタは過去最高の成績で終わるシーズンですが、レッズは今大変なことになっています。アジアでの頂点を極めたあと、今は残留か降格かという瀬戸際になってます。

ベガも去年経験したので、わかります・・・自分たちが勝てればいいけど、争うチームの負けも願わなくてはいけない???

去年降格したFC東京は、苦しみながらも一年で戻ってくることになりました。

ベガルタは3試合連続のスコアレスドローです。今年のベガルタはとにかく「負けない」チームに、成長しました。

宮尾先生の全集で、先生の日記を読む

863番 ★★★

昭和22年からのが、とびとびに抜粋されていて、これが昭和28年まで続いていた。その後の昭和41年から昭和54年までの日記が、かなりの部分が掲載されていた。昭和41年は、先生が高知から上京した年。昭和54年は、直木賞受賞した年。

私が初めて宮尾作品を読んだのは、「鬼龍院花子の生涯」という映画がヒットしたころと思うので、(記憶がはっきりしないのですが) 昭和57年かと。そのころ購読していた週刊誌に先生のエッセイが、連載されていたことを記憶しています。

「鬼龍院花子~~」「一弦の琴」と読み、確か「櫂」も読んだはずですが、この「櫂」は旧仮名遣いに悪戦苦闘した思い出が。その後、新聞連載の「きのね」で、夢中になりました。ちょうど昭和から平成にかけてのころです。

苦労して作家になったことは知っていましたけど、日記を読むことに私、ためらいがありました。読んでいて苦しかったです。

上京する経緯、なんとなくわかってきました。エッセイなどで、自分自身のせいと書いていらしたの、あたりだったかもしれません。「仁淀川」に続く綾子のその後、書いていただきたいとずっと思っていましたけど、先生にとってあまりにつらい作品になろうかと・・・望まないのも、本当のファンかと。ここまでの日記すら公開したのですから・・・

【天皇杯3回戦 アビスパ福岡戦 ○ 3-1】

平日の夜ですが、試合開催されました。ワールドカップの予選開催直後のため、大幅なメンバー変更がありました。

大人の事情で、スカパーの放送もなし。(話それるけど、スカパーでは野球の日本シリーズの放送もなし。プロ野球セットに加入したのにと、家族がご機嫌斜めです。)

結果は翌日の新聞で~~

次の試合は来月。今日は午後から、浦和との試合です。

「おおきな木」の思い出~~新訳読みました。

最近村上春樹さんの新訳がでました。長い間親しまれている絵本です。

私、この本学生時代に英語の教材として出会いました。だから、どうしても原題のGiving Treeの印象が強く、日本語のタイトルのほうに違和感があります。というか、日本語でこの本が出ているのを知ったのは、教材として出会ってから、10年以上たっていたのですから、お粗末というしかありません。

今回村上春樹さんも、長いこと日本で親しまれていたタイトルを変更しないという結論に至ったようですが、逆に何か別の題名思いついたのでしょうか?ちょっと聞いてみたい気がしました。

本の内容は、相変わらず心にしみるものでした。以前の本もどこかにあったので、読み比べてみたいと思います。

池井戸潤「下町ロケット」

862番 ★★★★★

内容紹介

第145回(平成23年度上半期) 直木賞受賞

「その特許がなければロケットは飛ばない――。
大田区の町工場が取得した最先端特許をめぐる、中小企業vs大企業の熱い戦い!
かつて研究者としてロケット開発に携わっていた佃航平は、打ち上げ失敗の責任を取って研究者の道を辞し、いまは親の跡を継いで従業員200人の小さな会社、佃製作所を経営していた。
下請けいじめ、資金繰り難――。
ご多分に洩れず中小企業の悲哀を味わいつつも、日々奮闘している佃のもとに、ある日一通の訴状が届く。
相手は、容赦無い法廷戦略を駆使し、ライバル企業を叩き潰すことで知られるナカシマ工業だ。
否応なく法廷闘争に巻き込まれる佃製作所は、社会的信用を失い、会社存亡に危機に立たされる。
そんな中、佃製作所が取得した特許技術が、日本を代表する大企業、帝国重工に大きな衝撃を与えていた――。
会社は小さくても技術は負けない――。
モノ作りに情熱を燃やし続ける男たちの矜恃と卑劣な企業戦略の息詰まるガチンコ勝負。
さらに日本を代表する大企業との特許技術(知財)を巡る駆け引きの中で、佃が見出したものは――?
夢と現実。社員と家族。かつてロケットエンジンに夢を馳せた佃の、そして男たちの意地とプライドを賭した戦いがここにある。」

予想以上に面白かった!もともと週刊ポストに連載だったと、初めて知ったけど、妙に納得した。男のロマン?現実?今回は女性陣の活躍は、逆にほとんどありません。主人公の元妻が、少し出てきますが、あんまりリアリティのない存在です。

法廷闘争に関しては、興味わかなかったけど、生き馬の目を抜く厳しいものでした。物語の後半部、帝国重工とのやりとりがすさまじかった。それぞれの会社の中でのかんかんがくがくの議論、会社間の交渉がおもしろかった。特許を売るか、特許を使わせるか、佃の選択は一番厳しいと思える、「自分たちが作った部品を納める」 うなっちゃいましたね。

日本のものづくり、技術に対して、希望が持てる物語でした。

映像化あるんだろうなあ。佃の役、だれがお似合いだろうか?

乃南アサ「地のはてから」

860~1番 ★★★★★

内容(「BOOK」データベースより)

物心ついたとき、少女はここで暮らしていた。アイヌ語で、「地のはて」を意味するというこの土地で。おがちゃの背中と、あんにゃの手に、必死にしがみつくようにして。北海道知床で生きた女性の生涯を、丹念に描き、深い感動を呼び起こす。構想十年―書き下ろし長編小説。
小樽での奉公を終え、知床に帰った少女は、かつて家族を救ってくれたアイヌの青年と再会する。一度きりのかなわぬ恋。そのとき少女ははじめて思う。人は自分の人生を、どこまで選び、決められるのか、と。厳しく美しい知床の自然に翻弄されながら、ひたすら大正から昭和の時代を生き抜く。感動の最終章

私は「女の一代記」がかなり好きだ。小説でもノンフィクションでも、かなり好きだ。この好きが、病気に近いものかと思ってしまうほどの、読書体験だったです。私としては文句なしの★5つです。また若いころ、北海道に行ったことあるし、岩尾別も知っている。彼らが話す福島のお国ことばも、私にはかなり理解できるので、本当に熱中して読みました。

生活力のない男(夫、父)に振り回され、福島から知床に開拓に行く一家。母つね、娘とわ。夜逃げ同然で福島から、北海道に渡る場面の描写が、迫力満点だった。

つねもとわも自分で人生を切り開くことなんて、夢の夢。生き延びるために、ただ生き延びるため。アイヌの青年三吉への気持ちを断つように、とわは、兄から説得される。その兄のセリフには、思わず涙しました。「人は思い通りには、生きられない。それでも生き延びなければならない。生きてさえいれば、きっといい日が来るんだから」~~本では、お国ことばです~~

とわの夫の戦後の変貌ぶり、もう少し書いてほしかったなあ。女は強いなあ。男のだらしなさばかりが、目立つ作品でした。

辻村深月「本日は大安なり」

859番 ★★★★

内容(「BOOK」データベースより)

一世一代のたくらみを胸に秘める美人双子姉妹、クレーマー新婦に振り回されっぱなしのウェディングプランナー、大好きな叔母の結婚にフクザツな心境の男子小学生、誰にも言えない重大な秘密を抱えたまま当日を迎えてしまった新郎。憧れの高級結婚式場で、同日に行われる4つの結婚式。それぞれの思惑と事情が臨界点に達した、そのとき―。世界一幸せな一日を舞台にした、パニック・エンターテインメント長編の大傑作。

舞台は結婚式場。登場人物は、ウエディングプランナーの山井と、その日に披露宴する新郎新婦とその家族たち。その日はお日柄もよく、4組の披露宴が予定されていました。

偶然苦手な群像劇が、続いちゃいましたけど、目次?やタイトルで、読みやすく工夫されています。

作者らしい登場人物だなあって思ったのは、美人の双子姉妹、鞠果と妃美佳。私としてはちょっと苦手な女性ですね。またスズキという、全く理解不能な男性も出てきます。ちょうど読みかけてた時、テレビの仰天ニュースで、「重婚」を繰り返すとんでもない実在の男のこと、やってましたので、妙にリアルに感じちゃいました。

辻村作品読んだことない方には、おすすめしたい本です。(いまだに「ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ」をはじめに読んだ時の衝撃が忘れられないので)

被災地の選挙で、勝利の万歳は許されるのか

友人関係を長く続けるためには、政治と信仰の話はさけるべきと思う私ですけど。

この週末、宮城県の県会議員の選挙がありました。

私は個人的に選挙で勝利したときによく見る「万歳」が、生理的に嫌いです。これから始まる重責のことを考えると、万歳なんて・・・・え~~~。応援した支援者の方が万歳をするのなら、理解するけど、(もちろん当選した方は深々と頭をさげる)一番嫌なのは、当選した方自らがするこの行為。勘弁してと思いますね。

新聞で当選した方の写真を何枚かみましたけど、万歳をしている当選者。あえて万歳をしないで、「ガンバロー」のコールをした方。どちらも、選挙区内が大きな津波被害があったところです。普段の「選挙」ならともかく、千年に一度かといわれる大震災。あまりに大きな犠牲が出て、やっと仮設住宅の建設が終わった(防寒工事は進行中)という、まだまだこの段階。当選して万歳をする当選者の気持ち、正直理解不能です。

地元の選挙区の当選者は、どうだったんだろう。今日夜のローカルニュースが、楽しみ。

吉田修一「平成猿蟹合戦図」

858番 ★★★

内容紹介

歌舞伎町で働くバーテンダーが、ニッポンの未来を変えていく!? 新宿で起きた轢き逃げ事件。平凡な暮らしを踏みにじった者たちへの復讐が、すべての始まりだった。長崎から上京した子連れのホステス、事件現場を目撃するバーテン、冴えないホスト、政治家の秘書を志す女、世界的なチェロ奏者、韓国クラブのママ、無実の罪をかぶる元教員の娘、秋田県大館に一人住む老婆……一人ひとりの力は弱くても心優しき8人の主人公たちが、少しの勇気と信じる力で、この国の将来を決める“戦い”に挑んでゆく! 思いもよらぬ結末と共に爽快な読後感がやってくる、著者の新たな代表作。

こういう構成、正直苦手でした。途中まで、このバラバラな登場人物がどうなるの~~。名前覚えられない~~

その分後半はおもしろかったです。この前半部に関して、好みが分かれるところですね。長崎の五島と秋田の大館が、登場人物の故郷として登場します。東北の言葉も幅広く、宮城と秋田では微妙にちがうのですが、活字にすると違いも気にならず、すっと入っていけました。

ある一枚の書類の行方、結局わからなかったのは、おとぎ話だから?

本当の猿蟹合戦ってどんなお話だったんでしょう?以下ウィキペデディアより貼り付け。

蟹がおにぎりを持って歩いていると、ずる賢い猿がそこらで拾った柿の種と交換しようと言ってきた。

蟹は最初は嫌がったが、種を植えれば成長して柿がたくさんなってずっと得すると猿が言ったので蟹はおにぎりとその柿の種を交換した。

蟹はさっそく家に帰って「早く芽をだせ柿の種、出さなきゃ鋏でちょん切るぞ」と歌いながらその種を植えるといっきに成長して柿がたくさんなった。

そこへ猿がやって来て柿が取れない蟹の代わりに自分が取ってあげようと木に登ったが、ずる賢い猿は自分が食べるだけで蟹には全然やらない。蟹が早くくれと言うと猿は青くて硬い柿の実を蟹に投げつけ、蟹はそのショックで子供を産むと死んでしまった。

その子供の蟹達は親の敵を討とうと栗と臼と蜂と牛糞と共に猿を家に呼び寄せた。

栗は囲炉裏の中に隠れ、蜂は水桶の中に隠れ、牛糞は土間に隠れ、臼は屋根に隠れた。

そして猿が家に戻って来て囲炉裏で身体を暖めようとすると栗が体当たりをして猿は火傷をおい、急いで水で冷やそうとしたら蜂に刺され、吃驚して家から逃げようとしたら牛糞に滑り、屋根から臼が落ちてきて猿は潰れて死に見事子供の蟹達は親の敵を討てた。

有川浩「県庁おもてなし課」

857番 ★★★

内容(「BOOK」データベースより)

地方には、光がある―物語が元気にする、町、人、恋。とある県庁に突如生まれた新部署“おもてなし課”。観光立県を目指すべく、若手職員の掛水は、振興企画の一環として、地元出身の人気作家に観光特使就任を打診するが…。「バカか、あんたらは」。いきなり浴びせかけられる言葉に掛水は思い悩む―いったい何がダメなんだ!?掛水とおもてなし課の、地方活性化にかける苦しくも輝かしい日々が始まった

おもしろい作品だったが、私にはこの作品を心から楽しめない現状があります。(想像してね)

地域振興って、どこの土地でもいろいろあるんだなあって。地元の人が意外にその土地の魅力に気が付いていないって、思わず納得!

「よそもの、わかもの、かわりものが、地域を変える」ってどこか新聞か何かで読んだような気がする。それプラス女性の目線が大切。トイレが大切なことや、道の駅の話など、楽しい話もありました。

有川作品にある、甘い話、今回は若干変化球混じりでした。

重松清「とんび」

856番 ★★★

内容(「BOOK」データベースより)

つらいときは、ここに帰ってくればいい。昭和37年、ヤスさん28歳の秋、長男アキラが生まれた。愛妻・美佐子さんと、我が子の成長を見守る日々は、幼い頃に親と離別したヤスさんにとって、ようやく手に入れた「家族」のぬくもりだった。しかし、その幸福は、突然の悲劇によって打ち砕かれてしまう―。我が子の幸せだけを願いながら悪戦苦闘する父親の、喜びと哀しみを丹念に描き上げた、重松清渾身の長編小説。

重松さんの作品を読むの、ほんと久しぶりです。心が安定していないと読みたいと思いません。先日の新聞広告で、存在を知り、図書館で探しました。

父と息子の話。母は息子が小さいとき、事故で他界。自分の年令がアキラに近いので、ツボに入った作品でした。ヤスもいいけど、周りの人たちが素晴らしい。アキラの結婚に関する展開も好感持てます。

ヤスのお国ことばもとてもよかった。子育て中の方、子育て卒業しかかっている方、卒業した方、ぜひぜひ。

★今見たら、重松さんの作品を読んだの、一年ぶりでした。

【第31節 サンフレッチェ広島戦 △ 0-0】

前回広島と試合したのは震災の約一週間前。開幕ゲームでした。なんだかすごく昔のような気がします。

偶然にもまた引き分けでした。でも、決定機は明らかに相手のほうが多かった!守備陣頑張りました。

★この引き分けで、3位以内はなくなりましたけど、選手たちは一つでも上の順位を目指そうとしていること、頼もしく思います。

○仙台のライバルチームの山形が、降格することになりました。サッカーの怖さを感じます。

石田衣良「明日のマーチ」

855番 ★★★

内容(「BOOK」データベースより)

時速4キロの行進に特に意味なんてない。だけど―野宿して見上げた満天の星の下で、廃校の暗い教室で、気がついた。この国は思ったよりもキレイだし、俺たちって思ったよりも逞しいんだ。哀れんでなんか欲しくない。4人のマーチは、やがて数百人の仲間を得て、国をも動かすムーブメントになっていき…。爽快で力強い、著者初のロードノベル。

とても面白かった! 山形の鶴岡から、新潟、長野経由で東京までの道のり。登場人物の設定がリアル。派遣切りなんて、作者らしい設定でした。

展開はおとぎ話みたいかな。ブログが人気を集めて、テレビが取材に来るなんて、ありえるのだろうか?人数増えてきてからの展開は、ひやひやしました。

社会が悪いのか、個人の問題なのか、古典的なテーマですが、登場人物へのまなざしはあたたかいものを感じました。

平 安寿子「しょうがない人」

854番 ★★★

内容(「BOOK」データベースより)

ネットショップ「スマイル・スマイル」のパート従業員・河埜日向子は、夫と中学生の娘がいる43歳の主婦。社長にして親友の渚左や、パート仲間と盛り上がる話題は、今まで出会った「しょうがない人」たち。―仕事、結婚、不倫、見栄、子育て、心の癒し、老後、財産などをめぐり、常連客や商売相手から、親戚、家族に至るまで、「私の事情」を盾に迫る人々を、著者ならではの軽妙なタッチとユーモア溢れる筆致で描く。

中高年の女性を書かせたら、リアリティ抜群の彼女の本。きみまろさんの漫談くらいおもしろいのだが、日向子と亜希子の姉妹の対立は、気がめいる内容でした。それ以外は、楽しく読めました。

三浦しをん「舟を編む」

853番 ★★★★

内容(「BOOK」データベースより)

玄武書房に勤める馬締光也。営業部では変人として持て余されていたが、人とは違う視点で言葉を捉える馬締は、辞書編集部に迎えられる。新しい辞書『大渡海』を編む仲間として。定年間近のベテラン編集者、日本語研究に人生を捧げる老学者、徐々に辞書に愛情を持ち始めるチャラ男、そして出会った運命の女性。個性的な面々の中で、馬締は辞書の世界に没頭する。言葉という絆を得て、彼らの人生が優しく編み上げられていく―。しかし、問題が山積みの辞書編集部。果たして『大渡海』は完成するのか―。

私は彼女の「この道一筋」のタイプの本が好きだ!ってことが、よくわかった。今回のテーマは、辞書の編集。主人公は馬締(まじめ) 登場人物すべてがいとおしいです。チャラ男西岡も、私お気に入りです。

辞書編集ですから、言葉にこだわることは十分理解し、楽しみました。一番楽しかったのは、辞書の紙の質感にこだわること。製紙会社がわざわざ開発するなんて、妙に納得してしまいました。

さらに図書館本でしたが、カバーが片方しか固定されていなくて、めくってみたら、遊び心満点の漫画チックなイラスト。図書館の方、どうもありがとう。

2011年10月の読書のまとめ

読書の秋なので、かなり読みました。10月読んだ中で印象に残ったのは、辻村深月「ツナグ」と貫井徳郎「灰色の虹」でした。姫川玲子シリーズを、読み始めました。今年もあと少しで終わり。ここ数年の中では、最低の読書量となりそうです。

10月の読書メーター
読んだ本の数:13冊
読んだページ数:3502ページ
ナイス数:202ナイス

ツナグツナグ
4作目の「失跡した婚約者に会う」という話に、ノックアウト。つい目頭が熱くなりました。そのため、ラストの使者の話も、すっと入っていけました。
読了日:10月27日 著者:辻村 深月
ソウルケイジソウルケイジ
今回は古典的な動機で、納得感がありました。玲子を敵視するガンテツの登場は、ほとんどなく、理詰めで玲子と対立する日下がいい味だしてました。
読了日:10月24日 著者:誉田 哲也
十八の夏十八の夏
兄貴の純情」「ささやかな奇跡」の二つがお気に入り。心がほんわかする作品でした。逆に夾竹桃が話の軸になる「イノセント・デイズ」は、背筋が凍るお話でした。
読了日:10月24日 著者:光原 百合
小さいおうち小さいおうち
戦前、戦中の上流家庭での暮らしが想像できる作品でした。坊ちゃまにせっせと尽くす姿は、とてもけなげでした。奥様の秘めた恋、ありかもしれません。
読了日:10月18日 著者:中島 京子
木暮荘物語木暮荘物語
初めのほうに出てくる繭の元彼が、非常にユニークでした。若い作家さんなのに、人物設定がとにかく豊富なのには、脱帽します。
読了日:10月18日 著者:三浦 しをん
ジキル博士とハイド氏 (愛蔵版 世界の名作絵本)ジキル博士とハイド氏 (愛蔵版 世界の名作絵本)
読了日:10月18日 著者:ロバート・ルイス スティーヴンソン,リュック ルフォール
コルチャック先生 子どもの権利条約の父 (講談社の翻訳絵本)コルチャック先生 子どもの権利条約の父 (講談社の翻訳絵本)
読了日:10月18日 著者:トメク・ボガツキ
いろいろあってねいろいろあってね
読了日:10月18日 著者:内田 麟太郎
灰色の虹灰色の虹
恋人が犯罪で死んだ経験がある刑事が登場してから、読むペースがアップしました。私この山名刑事、結構好きかもしれません。容疑者である江木に同情的な彼。でもその気持ちをおさえて行動するあたり、私としては好きですね。
読了日:10月12日 著者:貫井 徳郎
桃色東京塔桃色東京塔
事件も発生するのですが、彼らの恋の行方が気になり、読み進めることに。最後、え~~これで終わりと、悲鳴?でした。続編期待します。
読了日:10月08日 著者:柴田 よしき
東京公園東京公園
尾行に気が付いているような、気が付いていないようなふりをする、若い母親。子育ての孤独感を解消したいという気持ちなんでしょうね。痛いほど感じました。
読了日:10月08日 著者:小路 幸也
ストロベリーナイト (文芸)ストロベリーナイト (文芸)
彼女もいいけど、彼女を目の敵にする脇役たちもおもしろいですね。少女のころ、事件の被害にあって、それから警官を目指すなんて、ドラマチックです。知らないで損した気分です。グロイ場面は、飛ばし読みするに限ります。
読了日:10月03日 著者:誉田 哲也
救命―東日本大震災、医師たちの奮闘救命―東日本大震災、医師たちの奮闘
直接津波被災した、志津川病院の先生の体験が、一番すさまじいものでした。震災から何か月もたちますけど、まだまだ私たちが、知らなかったことってあるんですね。
読了日:10月03日 著者:

2011年10月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター

頼まれたわけではないけど、被災したお店を応援したい~~その4 魚関連

このシリーズ?もこれで一区切りとしたいです。

ネットショッピングお好きな方、お取り寄せ好きな方、ぜひぜひお試しください。どれも私が食べておいしいと思ったものです。

○笹かまぼこ

地元では白謙(しらけん)かまぼこ店 高正(たかまさ)の2店舗がおいしいです。年末の時期、かまぼこ店前に行列ができます。おせち料理にもかかせない食材です。

また、この地域では、お茶菓子かわりや贈答品として、かまぼこが登場します。

○たらこ

湊水産のたらこがおいしい。スーパーにもなく、地元の私もわざわざ買いに行くのでした。子供のころの記憶から考えると、今は「珍味」のお値段です。

追記・・・地元のヨーカドーで買えるようになったみたいです。チラシで発見!

○さんま

生さんまのお取り寄せは、郵便局やクロネコヤマトで扱っているようですが、私が好きなのは、女川のヤマホンの「さんまの黒酢煮」

新聞報道によると、この黒酢煮のレシピが、がれきの中から発見されたらしい。家庭ではだせない味です。

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