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2012年2月

佐藤多佳子「聖夜」

908番 ★★★

内容紹介

“俺は記憶のないころから鍵盤に触れてきた”。聖書に噛みつき、ロックに心奪われ、メシアンの難曲と格闘する眩しい少年期の終わり。
思春期の鳴海少年の複雑な心境を描いた小説。
設定で彼の母親が、家庭を壊したというのが、あった。彼の父親が、牧師。母親も音楽の道を目指していたと。いわゆる普通の家庭とは、ちょっと違う彼。
私が一番印象的だったのは、鳴海少年が夜遊びをしたあとの、父と祖母の反応。父親であることと、牧師であることは、うまくバランスとれないかもしれない。鳴海少年が、そうだったように。
関連作品の「第二音楽室」を読むかは、ちょっと迷うところ。あと、あとがきも素敵でした。

東川篤哉「完全犯罪に猫は何匹必要か?」

907番 ★★★

出版社/著者からの内容紹介

回転寿司チェーンを経営する資産家・豪徳寺豊蔵が殺された。犯行現場は自宅のビニールハウス。そこでは、十年前にも迷宮入りの殺人事件が起こっていた…。豊蔵に飼い猫の捜索を依頼されていた探偵・鵜飼杜夫と、過去の事件の捜査にも関わっていた砂川刑事がそれぞれの調査と推理で辿り着いた真相とは!? 10年の時を経て繰り返される消失と出現の謎!! すべての猫は、殺人のための装置だったのか?

烏賊川市のシリーズ、読み進めています。これが3冊目。

探偵鵜飼の事務所の大家の朱美さん、愉快なキャラクターになっていました。

猫も招き猫にも、そんなに関心がないけど、三毛猫のうんちくには、うなってしまいました。殺人の動機、凶器も、猫との関連がありました。表紙の猫や招き猫の写真も、かわいいものでした。

佐々木譲「笑う警官」

906番 ★★★

内容(「BOOK」データベースより)

札幌市内のアパートで、女性の変死体が発見された。遺体の女性は北海道警察本部生活安全部の水村朝美巡査と判明。容疑者となった交際相手は、同じ本部に所属する津久井巡査部長だった。やがて津久井に対する射殺命令がでてしまう。捜査から外された所轄署の佐伯警部補は、かつて、おとり捜査で組んだことのある津久井の潔白を証明するために有志たちとともに、極秘裡に捜査を始めたのだったが…。北海道道警を舞台に描く警察小説の金字塔、「うたう警官」の文庫化。

タイトルは紆余曲折があって、これになったとのこと。札幌の警察を舞台にした小説です。

「うたう」とは、警察内の言葉で、密告する、仲間を裏切るという意味らしい。津久井が「うたう」ことを、組織として阻むと思われても仕方がない展開でした。

おとり捜査の場面がでてきましたけど、(過去の回想として) 最近の作品にもおとり捜査の過酷さが、描写されていました。後半おもしろくて、熱中して読んでしまいました。小説やドラマだから楽しめますけど、ノンフィクションの本も解説で紹介されていました。

チーム佐伯がとにかくかっこいい。人脈やそれぞれの特異分野を活かして、時間内に事件解決・・すかっとしました。

柴田よしき「聖母の深き淵」

905番 ★★★

内容(「BOOK」データベースより)

惨殺されて廃工場に捨てられた主婦。男の肉体を持つ美女。消えた乳児。覚醒剤漬けの売春婦。元刑事の私立探偵と、悪徳弁護士と、悪魔のように頭のよいヤクザ…二歳たらずの男児を育てながら、複雑な事件に取り組む女刑事・緑子が、生命の危機にさらされながら迫った驚くべき真相とは。そして緑子は、母性や愛に対する人々の幻想の向こう側にぽっかりと開いた暗黒の淵を覗き込むこととなった―。新鋭女流作家による、まったく新しいタイプの本格的ハードボイルド警察小説。

柴田よしきの二作目。彼女の作品、出版の順序と時系列が、必ずしも一致していないのですが、この本に関しては、デビュー作の続き。読んでいないのを後悔しても、あとのまつり。

頭のよいヤクザ山内、私立探偵の麻生、もう二作目で、今後も活躍するスターがそろったというわけですね。

神戸の地震のころの作品ですが、今読んでも携帯電話の性能以外、まったく時代を感じさせないのが、すごい。逆に心と体の性が一致しない状態や、一般人が覚せい剤に手を染める、育児に悩んで子供を虐待するなど、時代を先読みするアンテナには、感心しました。

小路幸也「COW HOUSE」

904番 ★★★

内容(「BOOK」データベースより)

この家は、みんなの居場所。25歳、ワケあって窓際族。仕事は、会社所有の豪邸の管理人。なぜか集まってきたのは丑年の面々。

ハートウォームな作品でした。ファンタジーとも思える、作品でした。

全然知らずに読み始めたのですが、「瓦礫」の文字に息をのみました。主人公クロちゃん、神戸の震災で、家族を失った設定になっていました。

天才少女や、クロちゃんの上司の部長、クロちゃんの彼女のミサキ、登場人物に悪者がいなくて、楽しく読めましたけど、時々出てくる震災の記憶・・・・・3月11日を前に読むとは・・・・めぐり合わせとはいえ、不思議な気分でした。

★今柴田よしきの本を読んでいるのですが、そのあとがきに(私はたいていあとがきから読むのだ) 神戸の震災の時、がれきの中親類を訪ねていったとの記述が。偶然とはいえ、出来過ぎています。

東野圭吾「マスカレード・ホテル」

903番 ★★★★★

内容紹介

待望の新ヒーロー誕生! 極上の長編ミステリ
都内で起きた不可解な連続殺人事件。次の犯行現場は、超一流ホテル・コルテシア東京らしい。殺人を阻止するため、警察は潜入捜査を開始し・・・。1行たりとも読み飛ばせない、東野ミステリの最高峰

満喫しました。文句なしです。予約して待ったかいがありました。

犯罪ものだと、容疑者、警察、動機、トリック、被害者側の事情など、いろんな要素があるけど、この本は3件の連続殺人事件の後、4件目の殺人事件を阻止するための、潜入捜査。誰が狙われているのかもわからないのだから、どんな4件目が起こるのかが、いろんな意味でわくわく。

潜入する新田刑事、指導役のホテルウーマン、山岸尚美。この二人のキャラが、すばらしい。特に山岸は、東野作品では珍しいできる女なのだ。ホテルの客が、クレームつけて、それに対処していく姿が、とてもかっこいい・・・・真似するお客がいないこと、祈ります。「よい子は真似しないでね・・・」

伏線もわかりやすく、新田の同僚の能勢も、なかなかいいやつ。頭の中で、キャストを並べるのも楽しかったです。

牡鹿、女川へ行ってきました・・・津波直撃地帯を見学

一応牡鹿は市内ですが、我が家からは、ちょっと遠いのです。お昼を食べ、食材を買い、被災地を応援するのだ。

女川水産祭りの記録はこちら

この記録にあった女川魚市場も、津波被害にあいました。

326_2

途中、車で撮影したがれき置き場。シート状の塀の向こうは、全部がれき。一見片付いたがれきですが、みんな仮置き場へ・・・

★広域処理が進んでいないのだ・・・・先日のニュースで見たのですが、説明会で主催者側への出席者からの「●●●コール」の嵐、見ていて正直へこんだ。受け入れられない現実は理解するけど、映像として見るのは、被災地に住む一人として、つらい。自分も受け入れ側なら、賛成するか自信がないから、余計につらい。 紛糾したという記事くらいならともかく、映像として、これはキツイ。放送したテレビ局への、疑問が一番大きい。「日本はひとつ、頑張ろう」なんて、ずっと言ってたのに、手のひら返しされた気分です。

解体中の建物、解体待ちの建物・・・写真にはモザイクかけました。Photo

鮎川の仮設商店街

Photo_2

鮎川を高台から見た写真↓

331

鮎川から女川へ抜けましたが、牡鹿半島の集落は、だいたいどこも荒地+がれき置き場+仮設住宅+残った家ほかです。

女川の町、一望しましたが、あきらかにここまで津波が来たんだろうなとわかります。333

334

三宅久之「三宅久之の書けなかった特ダネ」

902番 ★★★

内容紹介

「今、私が書き残さなければ、永遠に歴史の闇に埋もれてしまう事実がある」──吉田茂内閣から菅内閣まで、28代、56年にわたって政界の裏表を見続けてきた著者が、その集大成として世に送る禁断の一冊。日ソ国交回復、沖縄返還、ロッキード事件、政権交代…筆者だけが知る昭和・平成政治の大事件の、驚きの舞台裏を初公開する

政治にも、政治記者にもあんまり興味ないけど、タイトルにひかれて手に取りました。

政治の世界は、やっぱり男世界なんだなあ・・・男の嫉妬、策略など満載です。

へえ~~って思ったこと、何点か。

温厚そうな小渕氏のそうでない姿。政治記者は政治家を目指すべきと、明言した政治家がいたと。(現に元記者の政治家の紹介が・・・) 菅直人氏と市川房枝さんのいろいろ。

さだまさし「アントキノイノチ」

901番 ★★★

内容(「BOOK」データベースより)

21歳の杏平は、ある同級生の「悪意」をきっかけに、二度その男を殺しかけ、高校を3年で中退して以来、うまく他人とかかわることができなくなっていた。父親の口利きで、遺品整理業“CO‐OPERS”の見習い社員になった杏平の心は、亡くなった方とご遺族のため、汚れ仕事も厭わず汗を流す会社の先輩達、そして同い年の明るいゆきちゃんと過ごすことで、少しずつほぐれてゆく。けれど、ある日ゆきちゃんの壮絶な過去を知り…。生きることの重さを知るほど、生命は大切で重くなる。爽やかな涙が流れる、感動の書き下ろし長篇小説。

映画化したのかな?

心に深く傷を負った杏平が、遺品整理業を通じて、成長していく姿が描かれている。間に高校時代の卑劣な友人、松井とのエピソードがちりばめられていた。遺品整理に関しては、吉田太一さんに取材した模様。吉田太一さんの本は、私読んでいます。記録は

杏平は葛藤の末、殺人犯にならずに済んだけど、それに対して、「代償」が残ってしまった。それでも、ゆきちゃんの過去が、それ以上のものでした。

松井という名、サッカー選手、野球選手、その他の有名人でも特に悪人いなかったはず。みんないい方のような気がしますけど、今後「松井」という名前に、過激に反応してしまいそうになった。あんまりだあ~~~!

松井側のストーリーも知りたい気がするのですが・・・

絵本の読書記録~~2012年2月

3冊まとめて読みました。記録はまとめて読書メーターへ。ブログパーツからジャンプしてください。

震災関連の絵本、図書館で見つけました。

一応タイトルのみ・・・
「大洪水!! あばれ川とたたかった男」

「津波!! 稲むらの火その後」

「津波からみんなをすくえ!」

下の二冊は先月読んだ津波から村人を守った、和歌山での実話関連です。

宮下奈都「田舎の紳士服店のモデルの妻」

900番 ★★★

内容(「BOOK」データベースより)

田舎行きに戸惑い、夫とすれ違い、子育てに迷い、恋に胸騒がせる。じんわりと胸にしみてゆく、愛おしい「普通の私」の物語。

タイトルの意味を誤解していました。田舎の紳士服店にいる(勤めている)、既婚者のモデルのお話かと思ってた。田舎にある紳士服店で、チラシの写真モデルになっている男性の妻のお話でした。読み始めてすぐ、苦笑いです。

痛い痛いお話でした。主人公の竜胆梨々子のこと。夫の病気のため、田舎へ(雰囲気として北陸あたりか?) 東京育ちの梨々子の戸惑い。こんなはずでは・・・こんなはずでは・・・それが、子育てなどすべてにこの気持ちが、無意識のうちにちらちらと。先日読んだ「オーダーメイド殺人事件」も痛いお話でしたが、中年世代にはそれ以上の衝撃でした。

★梨々子の旦那さん、病気であんまり働いていないようですけど、(実家の家業手伝いか?)梨々子が病院でボランティアしているって、ちょっと浮世離れの感じ。バイトやパート掛け持ちして、頑張ってほしかったかなあ。

池澤夏樹「春を恨んだりはしない」

899番 ★★★

内容(「BOOK」データベースより)

被災地の肉声、生き残った者の責務、国土、政治、エネルギーの未来図。旅する作家の機動力、物理の徒の知見、持てる力の全てを注ぎ込み、震災の現実を多面的にとらえる類書のない一冊

東日本大震災のあと書かれたコラムを、まとめた本。文学者らしい内容でした。被災地以外の方が読むのでしたら、これくらいが限界の方もいらっしゃるかも。私自身は今まで、かなり衝撃の強い本も読んでいたので、少々物足りない感じもしました。

大震災と原発事故、両方書かれていたのですが、停電で原発のこと、「蚊帳の外」だった私には、どうしても違和感があります。宮城には女川原発があって、一定期間地元の方々の避難所になっていました。

地震と大津波は、一連の出来事。原発事故は、それとは別。ほかの方はどう思うかわからないけど、私はそう思います。

東川篤哉「密室に向かって撃て!」

898番 ★★★

内容(「MARC」データベースより)

烏賊川市の外れ、鳥ノ岬にある十条寺食品社長宅に銃声が轟いた。撃たれたのは、偶然居合わせた「名探偵」鵜飼杜夫。失われた銃声の謎と「衆人環視の密室」に、鵜飼とその弟子が挑む。書下ろし長編推理小説

震災関連の本は、どうしても続けて読むことができないので、間に箸休めです。

烏賊川市のシリーズ、第二弾です。探偵さん、家賃滞納のため?、大家さん監視のもと?殺人事件の謎に挑むのでした。

浮世離れしたお嬢様が登場します。彼女、今後登場するのでしょうか?

石巻日日新聞編「6枚の壁新聞」

897番 ★★★★

内容紹介

2011年3月11日、東日本大震災が起こり、東北地方を大津波
が襲った。宮城県の地域紙・石巻日日新聞社では、輪転機が一部水没。
創刊99年の新聞発行が危機に立たされる中、「電気がなくても、紙とペンはある」と手書きの壁新聞を決意する。
家族・親族の安否もわからない中、記者たちは最前線で取材を繰り広げた。
避難所などに貼り出された壁新聞は、被災者の貴重な情報源となり、人々を励まし続けた。

「伝える使命」とは何か。震災後7日間の記者の姿を追った。

地元紙の3月11日の記録です。この新聞社、場所もわかるので、余計親しみがわきました。(ごめんなさい。。。購読していません・・・・)

この壁新聞のこと、全国紙にものったのでご存知の方も多いかと。

記者の体験記に関しては、まともに津波襲撃を受けた方もいらして、先日読んだ河北新報の本より、迫力ありました。6人が手記を寄せていますが、水没した町で、孤立した記者の報告。同じく孤立した市立病院へ、食料などを運ぶのに、新聞紙でくるんで、表向きには「病院で使う点滴」としたとのこと。殺気立っていた、市街地の被災状況が、伝わってくるエピソードでした。

辻村深月「ネオカル日和」

896番  ★★★

内容(「BOOK」データベースより)

興味のおもむくまま、今日の気分のまま。大好きな藤子・F・不二雄先生のこと、はじめて書いた小説のこと、幼い頃の思い出、趣味のショッピング、料理、映画のこと…。デビューから書きためた33編のエッセイとルポ10編に加え、ショートショートと短編小説4編を特別収録。

彼女のエッセイ、初めてじゃないかなあ。エッセイ+ショートショートに短編小説と盛りだくさんでした。

彼女が大好きなもの。「アメトーーク」から「能」まで、守備範囲広すぎます。また、ドラえもんへの愛情。藤子先生へ、大山のぶ代さんへと、世界は果てしなく続くのでした。

また、出産前に書店で「大人買い」した、その時の実況中継?もありました。 小学校の時の図書館の司書の先生と、ずっと交流しているのを知りました。図書館大好きな少女が、作家になるなんて、夢のようなお話。先生もさぞかし誇らしいでしょうね。

毎日新聞社旧石器取材班「古代史捏造」

895番 ★★★

内容(「BOOK」データベースより)

「すべてのことを話したい…」。そう口火を切った「F」は次々と捏造を告白。検証作業の結果、関与した大部分の遺跡での捏造が断定された。その数、百六十二遺跡。なぜこんなことがまかり通ったのか。相互批判を封じ込める閉鎖性、馴れ合い。自然現象を遺跡と誤認し、偽造石器を「奇跡」と評価して、虚偽の歴史を作り上げた日本考古学の罪を問う

以前読んだ「発掘捏造」のその後。「発掘捏造」の記録は、こちら

発掘にも古代史にも全く興味ない・・・・高校生の時の日本史の先生が、やたらに古代史が好きで(オタク状態だった) その当時の地元での古墳からの出土品について、熱く語っていたのを思い出す。

私たちが思っていた以上に、この捏造根が深いものでした。学会が自戒を込めて、行った検証作業。マスコミVS学会 毎日VS他のマスコミ などなどの内容でした。当初から疑問を投げかけていた学者さんもいたらしい。古代史ファン、自治体、教科書、あまりに大きな波紋でした。

2012年1月読書のまとめ

年も改まり、今年は去年の分を取り返す意気込みです。震災関連の本も、積極的に読んでいくつもりです。図書館にも結構入ってきました。

今月読んだので一番印象に残ったのは、震災関連では、「遺体」・・・釜石の遺体安置所でのドキュメントです。また、志津川病院の先生の本も、素晴らしいものでした。私のブログに、なんと菅野先生ご本人が、コメント寄せてくださいました。感激です。

それ以外だと、はじめましての桜木さんのが、おもしろかったです。

1月の読書メーター
読んだ本の数:18冊
読んだページ数:4572ページ
ナイス数:231ナイス

密室の鍵貸します (カッパ・ノベルス―カッパ・ワン)密室の鍵貸します (カッパ・ノベルス―カッパ・ワン)
舞台が「烏賊川市」 読み方いかがわし・・・もう最初から笑ってしまった。ちょっと苦しい読書が続いたので、肩がこらず楽しく読めました。続きもあるみたいで、楽しみ、楽しみ。鵜飼という名の探偵。彼が活躍するのかな?
読了日:01月31日 著者:東川 篤哉
被災、石巻五十日。: 霞ヶ関官僚による現地レポート被災、石巻五十日。: 霞ヶ関官僚による現地レポート
立場によって、この本(報告書)の感想は、様々かと。準備の段階が、一番大事ということを、改めて思った次第。私は、石巻市民です。
読了日:01月31日 著者:皆川治
警官の条件警官の条件
「警官の血」を読んで、直後に読めばもっと感想が違うかもしれない。テレビの印象で、加賀谷のシーンでは、私の大好きな佐藤浩市のイメージが、ちらちら・・・ 和也、ちょっとトラウマばかりで、気の毒な感じ。元妻、元カノの近況もわかります。一時期でも結婚してたなんて、すっかり記憶が吹っ飛んでいました。自分の記憶力のなさにも、衝撃。
読了日:01月31日 著者:佐々木 譲
遺体―震災、津波の果てに遺体―震災、津波の果てに
生き残った人の役目とはいえ、献身的な気持ちがないと務まらない任務。こういう現実が津波襲来した町にはあったのだ。いまだに多くの行方不明者。また、身元不明のまま、遺骨になる場合もかなりあるようです。 千葉さんの献身的な言葉。遺族にかける言葉は、思い出しても涙が出ます。
読了日:01月21日 著者:石井 光太
寄り添い支える 公立志津川病院若き内科医の3.11寄り添い支える 公立志津川病院若き内科医の3.11
この病院の場所知っているし、本に載ってた地図や写真、そして病院の見取り図。病院の4階まで水がきたという現実。3時半には病院の周りが、濁流だったという・・・・事実の重みに押しつぶされそうになった。 コメント欄に若干追記します。
読了日:01月21日 著者:菅野 武
ラブレスラブレス
いわゆる古典的なテーマです。俗っぽく言うと、昼のドラマに出てきそうな展開です。百合江が薬屋の奉公から、旅一座に飛び込み、その後放浪。妊娠、母子家庭、結婚、離婚・・・と、世間でいう不幸ばかりの人生が続きます。百合江を支える里実。里実の人生も波瀾万丈。百合江と生き別れた綾子のその後には、涙でした。
読了日:01月21日 著者:桜木 紫乃
天国旅行天国旅行
「初盆の客」が、私としては好きでした。心中をテーマにといいながら、もう少し広い内容なので、おどろおどろしさはないです。一番目に収録されていたのが、舞台青木が原だったので、ちょっと焦りました。怖いのちょっと苦手なので。
読了日:01月21日 著者:三浦 しをん
ツリーハウスツリーハウス
この時代の本となると、「ワイルドスワン」「大地の子」とどうしても比べてしまう。庶民とくくるのには、抵抗があるけど、必死に生きるというより、成り行きで生きてきたこういう家族もありなのかと、思う作品でした。
読了日:01月17日 著者:角田 光代
オーダーメイド殺人クラブオーダーメイド殺人クラブ
どうやって、エンディングに持っていくのかと思ってたけど、結末そうきたかというのが正直なところ。徳川がこうも「大人」だったんだ・・・・彼には彼なりの苦悩が、あったんだ。少女の苦しみ、女同士のつきあいの嫌な面など、作者らしい作品であることには、間違いがないけど、好きな作品とは言い難く、とにかく「痛い」作品でした。
読了日:01月14日 著者:辻村 深月
希望のキャンプ―ふくしまキッズ夏季林間学校希望のキャンプ―ふくしまキッズ夏季林間学校
福島の子供たちのはちきれんばかりの笑顔。北海道の自然のなかで、120パーセントの笑顔でした。子供たちの自筆のお礼状に、涙です。
読了日:01月14日 著者:田口 ランディ
津波!!命を救った稲むらの火津波!!命を救った稲むらの火
和歌山であったことをベースにしているとのこと。私たちは、先人たちの教えや自然に対して、もっと謙虚になるべきと感じました。
読了日:01月14日 著者:小泉 八雲,高村 忠範
奇跡の一本松―大津波をのりこえて奇跡の一本松―大津波をのりこえて
石巻市民として、泣けました。あの松林を作った先人たちの教え、私たち守り続けたのでしょうか? 一本松の遺伝子を持つ松・・・すくすく育ってほしいです。
読了日:01月14日 著者:なかだ えり
新幹線のたび ~はやぶさ・のぞみ・さくらで日本縦断~ (講談社の創作絵本)新幹線のたび ~はやぶさ・のぞみ・さくらで日本縦断~ (講談社の創作絵本)
乗客のセリフ、西明石~岡山のところが、お国ことばでした。「~~じゃけえの」ってどちらの地方ですか?広島かと思ってたけど?岡山なのかな?
読了日:01月14日 著者:コマヤス カン
峠うどん物語(下)峠うどん物語(下)
どうしても震災のことを思い出してしまった「柿八年」 おおきな病院に紹介状を書いた後にも、ずっと心配してしまう町のお医者さんのお話「本年も又、喪中につき」 この二作品が心に響きました。
読了日:01月10日 著者:重松 清
峠うどん物語(上)峠うどん物語(上)
感想は下巻のほうへ。
読了日:01月10日 著者:重松 清
乱反射乱反射
個人的に同情するのは、車の車庫入れで苦労する若い女性。(家族の力関係で、彼女には動かせないような大きめの車を買うことになった・・・) 私もいまだに都会のせまい駐車場では、冷や汗かいてます。普段住んでいる田舎の駐車場とは、造りが違うように感じます。また、一番腹立たしく思ったのは、犬の落し物そのままにする年金生活者。腰悪くてかがめないような人が、犬を飼う資格ありません!
読了日:01月10日 著者:貫井 徳郎
アリアドネの弾丸アリアドネの弾丸
この作品では、警察が悪者に書かれていた・・・これには違和感がありました。作者のAIに対する情熱は理解するけど、あまりに極端な気がしました。
読了日:01月04日 著者:海堂 尊
ゆくとし くるとしゆくとし くるとし
年末年始に読むのに、ふさわしい作品。
読了日:01月04日 著者:大沼 紀子

2012年1月の読書メーターまとめ詳細
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