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NHK東海村臨界事故取材班「朽ちていった命」

912番 ★★★★★

内容(「BOOK」データベースより)

1999年9月に起きた茨城県東海村での臨界事故。核燃料の加工作業中に大量の放射線を浴びた患者を救うべく、83日間にわたる壮絶な闘いがはじまった―。「生命の設計図」である染色体が砕け散り、再生をやめ次第に朽ちていく体。前例なき治療を続ける医療スタッフの苦悩。人知及ばぬ放射線の恐ろしさを改めて問う渾身のドキュメント。

まゆさんやなぎさんのブログで、この本のこと知りました。読んで、ノックアウトです。

福島の原発事故の後のさまざまな現象は、いまさらながら言うまでもないのですが、いくつかのきっかけ、あの時、もう少し見直されていればと思うこと、複数あります。(たとえば、最近のチリ地震津波、中越地震) この事故も間違いなくその一つかと、私は思います。

ニュース映像の記憶もありました。よく覚えていたのが、病院変わるときの映像。物々しい雰囲気だったので、印象的でした。重篤な状態だったのには、変わりがないのですが、この時患者さん、会話ができる状態だったとは、恥ずかしながら知りませんでした。

体の中から、再生していく力を全く失った状態の患者さん。つらい治療でした。「俺はモルモットじゃない!」とは、魂の叫びでした。

レントゲン検査や放射線治療と有効な使い方もあるというのに、ある一定を超えると、暴走し始める放射線。理系の記述は、飛ばし読み。患者さんの家族、看護スタッフの献身的な努力が、特に印象に残りました。

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コメント

正直言って読みたくはないけれど、
生きているうちには読んでおくべき一冊。
そんな気がします。
まだ、うまく消化できていないのですが、
読んでよかったと思っています。

ありがとうございます。おすすめがなかったら、絶対手にしなかったかもしれません。
図書館のハードカバーの中に、ひっそりと隠れていました。
吉村昭の本も、近くで見つけました。

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