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2012年4月

中山七里「さよならドビュッシー」

943番 ★★★

内容紹介

ピアニストを目指す遥、16歳。両親や祖父、帰国子女の従姉妹などに囲まれた幸福な彼女人生は、ある日突然終わりを迎える。祖父と従姉妹とともに火事に巻き込まれ、ただ一人生き残ったものの、全身火傷の大怪我を負ってしまったのだ。それでも彼女は逆境に負けずピアニストになることを固く誓い、コンクール優勝を目指して猛レッスンに励む。ところが周囲で不吉な出来事が次々と起こり、やがて殺人事件まで発生する――。

面白く読んだけど、やっぱり私クラシックが題材の物語は苦手だということを、実感した。心地よい眠気が襲ってきました。ついつい気になり、結末先に読んじゃいました。

遥のいとこが、スマトラ島の大津波で、突然家族を失うという設定に、ハッと思いました。去年の大震災も、いずれ小説の設定に利用されるんだろうなあ。

もうすでにスピンオフの作品読んでます♡記録はこちら

ピアノの個人教授岬先生は、このあと別の作品に登場するのでしょうか?

夏川草介「神様のカルテ2」

942番 ★★★★

内容説明

新年度、本庄病院の内科病棟に新任の医師・進藤辰也が東京の病院から着任してきた。彼は一止、そして外科の砂山次郎と信濃大学の同窓であった。かつて“医学部の良心"と呼ばれた進藤の加入を喜ぶ一止に対し、砂山は微妙な反応をする。赴任直後の期待とは裏腹に、進藤の医師としての行動は、かつてのその姿からは想像もできないものだった。
そんななか、本庄病院に激震が走る。

「神様のカルテ」第二弾です。第一弾の記録は→こちら

私は、どちらかといえば、第2弾のほうが好みですねえ。イチの同僚や先輩のドクターが登場します。ハルは、相変わらずかわいい。浮世離れしているようですけど、物語の中なら、十分許せる。

進藤が今後どうなるのか、かなり気になる。本庄病院の激震が起こってからの展開は、素晴らしい。映像化なるんだろうなあ。

【第7節 FC東京戦 ○ 4-0】首位です。それも次節の首位も確保されています!

長年応援している私。よくよく考えてみれば、清水秀彦監督のもと、昇格した年からですので、10年以上になります。昇格して、降格して、J2で苦しんで、本当にいろいろなことがありました。

とにかく「降格」が苦しかったので、二度目の昇格の時、「優勝争いなんて贅沢なことはいいません。とにかく降格しないチームで。長年J1にいれば、もしかしてタイトルなんてこともあるかもしれない」と、願掛けしました。野球チームの楽天の優勝、サッカーの日本代表(男子)のワールドカップベスト4、ベガルタのタイトル・・・どれが一番可能性があるだろうかと考えていた私です。

だから今のチームの現状は、非常にうれしい悲鳴。でも、これからは「研究される」対象でもあり、喜んでばかりもいられない。

この試合、もしかして今シーズンのベストゲームと言えそうな、快勝でした。赤嶺選手、関口選手、太田選手、鎌田選手のゴールです。このところ、失点もあったのですが、この試合、無失点です。

菅井選手~~けが大丈夫かな?赤嶺選手、病み上がりなのにすごい!

日本経済新聞社編「東日本大震災、その時企業は」

941番 ★★★

内容(「BOOK」データベースより)

破損した工場、店舗。機能不全に陥ったインフラ。寸断されたサプライチェーン―未曾有の災害に直面したとき、経営トップは、現場の社員は、どう判断し、どう動いたのか。震災後の混乱に立ち向かう企業の姿を、最前線の記者が徹底ルポ。“次”に備えるための知恵がここにある。

震災後、社長さんや現場のスタッフはどう対応したのか?たくさんの会社が取り上げられていたので、さっと目を通した程度のページもありました。

日本製紙の社長さんのインタビュー記事には、感動しました。

また、グーグルのパーソナルファインダーのこと、コンビニ、宅配、ガソリンなど、あの困難な時に、全力を尽くしてくれた方々に感謝です。

石巻では佐川急便もクロネコヤマトさんも、事業所が津波の直撃受けているはずなのに、本当によく頑張ってくれました。

香月日輪「妖怪アパートの幽雅な日常」⑦⑧~~もうあと2冊になったのだ!

939~40番 ★★★

内容(「BOOK」データベースより)7巻の内容

旅立ちの季節、夕士の決断。学年末、条東商は3年生追い出し会の準備で盛り上がり、妖怪アパートでも秋音の送別会が開かれる。そんなある日、千晶先生の教え子の事件や、まり子さんの哀しい過去を知った夕士は、考える力をつける=学ぶことの重要性に気づいていく

長いお話かと思ってましたけど、残り二冊になりました。こういうシリーズものって、途中から読めないように感じていましたけど、いつも本の始まりには、これまでのいきさつをさらっと書いてくれる、読者への配慮を感じるものがあります。

読み始めると、読み切ってしまうので、私にとってはコミックなのかもしれないなあ。

内容(「BOOK」データベースより)8巻の内容

高校入学を機に、一人暮らしを始めた夕士。その大正ロマン建築のアパートは、大家さんが黒坊主、食事係の賄いさんが手首だけの幽霊、同居人たちは気のいい妖怪たちがとっさり、地下に洞窟温泉が湧き、ことあるごとに宴会が繰り広げられる、という場所だった!夕士は同居人たちから、自分で考えること、固定観念を見直すこと、人と人(?)が生身で関わりあう大切さを学び実感していく―。
すごい事件が発生するのだ。千晶先生ともども、巻き込まれてしまうのでした。迫力満点でした。
★詩人が語る「不幸のフィルター」の内容には、大いに納得。私自身、震災を言い訳にしないことを決心したい。震災関連の報道に接しても、イライラしない!

【ヤマザキナビスコ杯 川崎フロンターレ戦 ● 1-3】完敗・・・

一時期3-0となったという内容なので、完敗といっていいでしょう。

相手の川崎は、現在監督交代にともない、以前ベガルタの監督をしていた望月氏が、「監督代行」です。

中継があったかどうかも確認できないまま、ネットで、結果を知りました。

三浦しをん「ふむふむ―おしえて、お仕事!」

938番 ★★★

内容(「BOOK」データベースより)

「職人さんや芸人さん、特殊技能を活かして働いている女性のお話をうかがおう」と始まった突撃実録の連載企画。小説と随筆、妄想の名手が驚きと感動とともに「ふむふむ」と相槌を打った四年にわたるインタビュー集。

女性にお仕事についてのインタビューしたのを、まとめた本。お仕事の幅もかなり広い。学者さん、義太夫の芸人さん、編集者さん、などなど。

編集の国田さんにびっくり。編集者さんって、作家以上に個性的なのね。また、トンネル工事など男性の仕事と思われる世界で仕事する女性のお話も、魅力的でした。

奥田英朗「純平、考え直せ」

937番 ★★★

内容(「BOOK」データベースより)

坂本純平、21歳。新宿・歌舞伎町のチンピラにして人気者。心酔する気風のいい兄貴分の命令は何でも聞くし、しゃべり方の真似もする。女は苦手だが、困っている人はほうっておけない。そんな純平が組長から受けた指令、それは鉄砲玉(暗殺)。決行までの三日間、純平は自由時間を与えられ、羽を伸ばし、様々な人びとと出会う。その間、ふらちなことに、ネット掲示版では純平ネタで盛り上がる連中が…。約一年半ぶりの滑稽で哀しい最新作。

歌舞伎町が舞台。チンピラ?ヤクザ修行中の純平が主人公。

いいやつなんだけど・・・・気持ちと行動があまりにアンバランス。ネットの掲示板で、あれだけ盛り上がるかなあ?

★今新聞連載のこの作家さんの小説読んでいます。まとまってからまた読むつもりですが、私としてはこの作家さんらしい、いい出来の作品になると思ってます。だから、ついつい比較してしまった。どなたか読んでませんか?朝日新聞連載の「沈黙の町で」

大沼紀子「手のひらの父」

936番 ★★★

内容(「BOOK」データベースより)

世田谷区、松陰神社前駅から徒歩15分。女性専用の下宿「タマヨハウス」には、年ごろの三人の女が暮らしていた。弁護士を目指す涼子、アパレルのデザイナーとして働く撫子、そして不条理なリストラに遭い、人生にも道にも迷い続ける柊子。幸せでも不幸せでもない日常を過ごしていた彼女たちだが、春の訪れとともに現れた真面目だけが取り柄の臨時管理人の過干渉によって、少しずつそれぞれの「足りない何か」が浮き彫りになっていく。

抒情的なタイトルと似つかない表紙のイラスト。傘をさした子供が、上目使いでにらんでいる・・・

3人の女性が、それぞれ一筋縄でいかないバックグランド抱えていた。器用でもなく、不器用でもないそれぞれの生き方でした。

就活に頑張る柊子、最後ハッピーエンドにしてもらいたかったなあ。

【第6節 柏レイソル戦 ○ 3-2】6戦、負けなしです。

柏への遠征での試合。ユニフォームの色も似ていて、(雨のため、カッパを来ている方も多くて、色の区別がほどんどつかない・・)すごい雰囲気。

先制して(菅井選手のヘッド) 追いつかれ、追加点を入れ(関口選手 さらに追いつかれ、でも最後突き放した(赤嶺選手)という展開でした。

雨がひどく、ボールも思うように動かない。打ち合いの試合になりました。柏の2ゴールは、レアンドロ・ドミングス選手。技ありでした。

春の珍事か?単なる偶然?それとも本物の実力?長年見ている私にとっては、手倉森監督がいろんな意味で、成長したと思うのでした。

サッカーがチームスポーツであること。プレイするのは監督ではなくて、選手であること。試合がある日とない日では、サッカーの場合、ない日のほうが多い。だから、ない日のほうが大事。私はこのチームを応援することを通じて、情熱、信念、忍耐の重要性を感じています。

辺見庸「瓦礫の中から言葉を―わたしの<死者>へ」

935番 ★★

内容(「BOOK」データベースより)

3・11後、ますますあらわになる言語の単純化・縮小・下からの統制。「日本はどのように再生すべきか」…発せられた瞬間に腐り死んでいくこれらの言葉に抗して、“死者”ひとりびとりの沈黙にとどけるべき言葉とはなにか。表現の根拠となる故郷を根こそぎにされた作家が、それでもなお、人間の極限を描ききった原民喜、石原吉郎、堀田善衛らの言葉を手がかりに、自らの文学の根源を賭け問う渾身の書。

この作家さん、石巻出身ということで、地元では「郷土資料」の扱い。楽しみに読み始めたけど、ダメだ・・・少しもしみていかない。

よくよく思うに、この作者と私の立ち位置は、あまりに正反対。作者は、石巻で生まれ育ち、今は、別の土地に暮らしている。(病気して、震災後、石巻に来てないらしい)

震災後のテレビCMに関しての作者の視点は、なかなかするどい。あの音楽やフレーズを聞くと、その当時のこと鮮明に思い出す。

久坂部羊「廃用身」

934番 ★★★★

内容(「BOOK」データベースより)

「廃用身」とは、脳梗塞などの麻痺で動かなくなり、しかも回復の見込みのない手足のことをいう医学用語である。医師・漆原糾は、神戸で老人医療にあたっていた。心身ともに不自由な生活を送る老人たちと日々、接する彼は、“より良い介護とは何か”をいつも思い悩みながら、やがて画期的な療法「Aケア」を思いつく。漆原が医学的な効果を信じて老人患者に勧めるそれは、動かなくなった廃用身を切断(Amputation)するものだった。患者たちの同意を得て、つぎつぎに実践する漆原。が、やがてそれをマスコミがかぎつけ、当然、残酷でスキャンダラスな「老人虐待の大事件」と報道する。はたして漆原は悪魔なのか?それとも医療と老人と介護者に福音をもたらす奇跡の使者なのか?人間の誠実と残酷、理性と醜悪、情熱と逸脱を、迫真のリアリティで描き切った超問題作

ときわさんのおすすめ。予備知識なしで読み始めて、絶句。これ小説?ノンフィクション?ネットで見てから、読み進めました。

あまりのリアリティで、茫然です。臆病な人のこと、「虫一匹も殺せない」って揶揄したくらいなのに、子供のころ、蝶々の羽をむしったことがスキャンダルの材料になるなんて・・・マスコミの怖さも感じました。この辺りは、小説とは思えないほどのリアリティです。

老人の虐待の場面は、やあ~~な感じ。ずっと仕事一筋で、暴君のように家族に接していたのに、身体が不自由になってから大切にしてもらえないことに嘆くなんて、おろかとしか言いようがないなあ。この家族が破滅に向かって、一直線。ああ~~、これもニュースみたいです。

辛酸なめ子「女子校育ち」

933番 ★★★

内容(「BOOK」データベースより)

女子一〇〇%の濃密ワールドで洗礼を受けた彼女たちは、卒業後も独特のオーラを発し続ける。インタビュー、座談会、同窓会や文化祭潜入などもまじえ、知られざる生態をつまびらかにする。

私が女子校育ちなので、手に取りました。いきつけの図書館では、この本児童書の棚にありました。そちらのほうが、仰天。

中身は私が予想してたのと、ちょっと違いました。中学受験して入るような一貫校や、いわゆるお嬢様校についての、「考察」でした。

この年齢の女の子って、やっぱり独特なものだろうかと思います。特に公立の別学校は、絶滅危惧種なんだろうなあ。

石川伸一「大震災を生き抜くための食事学」

932番 ★★★★★

内容紹介

近い将来必ず来る大震災!何をどう備えれば私たちは生き抜けるのか?3.11東日本大震災を経験した著者が食品研究者として説く、イザという時に命をつなぐ必読の食事学。

30年以内に70%の確率で来る首都圏直下型大地震と東海大地震。ライフラインが遮断され想像を超える巨大なストレスにさらされたときに、自分や家族の命を無事につなげるかどうかは「食」の備えの有無にかかっています。あっというまに空っぽになるコンビニやスーパーの棚、食品不足の街に満ちるピリピリとした異様な緊張感、なかなか来ない支援。3.11東日本大震災を身を以て経験した著者が食品研究者として、「イザという時」のために、どのように「心」を備え、具体的にどんな「食」を備蓄すればよいのかを説きます。内容/地震当日、家で/震災時に見える人の本質、食の本質/私はこうして凌いだ/あのとき、ほんとうに食べたかったもの/非常時に「おいしいものを食べたい」はワガママか?/人は不便さではなく「落差」で苦しむ/すぐにも困るのは水と熱源/必ず来る大震災に、心をどう備えればいい?/特別な備蓄ではなく「常備蓄」の発想を!他


長いタイトルです。「必ず来る! 大震災を生き抜くための食事学 3.11 東日本大震災 あのとき、ほんとうに食べたかったもの」

震災関連の本、いろいろ読みましたけど、私自身の心の中を一番近く表現してくれた本でした。一気読みしました。

写真も多数掲載していて、コンビニの空っぽの棚、新聞で目隠しして、中が見えないようになっている店、スーパーの前の行列。すべて過酷な震災後の生活を象徴するものです。

著者は大学の先生で、仙台在住の方。私と同じ、津波被害のなかった宮城県民です。この本を読んで、普段私が取り組んでいたことが、間違っていなかったのだということ、確信しました。「普段食べているものを、備蓄する」ってこと。さらにこの本を参考にして、実践していきたい。また、必ず宮城県沖地震が来ると思ってたので、心は「全壊」しなかった。これも納得。

作者がいう「行列賞賛に対する違和感」には、激しく同意。なにも好き好んで行列してたわけじゃないよ。そうしないとダメだってこと、わかってただけ。特に私の住んでたところでは、海沿いが大変なことになってたのわかってたから、ひたすら「忍耐」してただけ。また首都圏のお店でも棚が空になったニュースを見たときの、作者のがっかりも理解できます。「買占め」と報道されてたようですね。私自身は東京でも品薄になったのは、被災地に優先的に出荷しているためかと、ずっと思ってました。人がいいのにもほどがありますね。

【第5節 ジュビロ磐田戦 △ 2-2】ロスタイムに同点!

何かと因縁の多いチームとの対戦。2008年にはJ1とJ2の入れ替え戦で、対戦しました。(その時は涙・・・・) でも、今回このカードなんと「首位攻防戦」です。昔から応援している私としては、信じられない気分。

好調なチーム相手なので、試合も面白かったです。前半は、0-0でしたが、後半に先制され、追いつき、逆転され、ロスタイムに追いついたという展開でした。

ジュビロはシュートの数は少なめでしたが、それでも確率のいい攻撃でした。ロスタイムまで、2-1でしたので、正直負け覚悟しました。ウィルソンの技ありシュートが、試合終了直前に決まりました。すごい!!

奥田英朗「港町食堂」

931番 ★★★

内容(「BOOK」データベースより)

旅はいい。感じる風がいつもとちがう。ただし、わたしは無精者である。誰かに背中を押してもらわないと出かけられないのだ―。旅雑誌の企画に乗り、さまざまな港町を船で訪れることになった作家・奥田英朗。その行く手には、美女と肴と小事件が待ち受けていた!土佐清水、五島列島、牡鹿半島、佐渡島、ちょいと足を伸ばして釜山。笑い、毒舌、最後はしみじみの、寄港エッセイ。

とても面白いエッセイでした。エッセイというか、紀行文でした。港町へ、船で入る。たとえ遠回りでも。魚料理に舌鼓、地元の酒場でおかみや女性と交流。

この作家さんが書く小説で、女性陣の書き方が、するどくていつもうなっていたのですが、このエッセイによると、どうもひとり暮らしの模様。ホントですか?物書きって、なんでも見てきたように書くのね。

牡鹿半島の章には、釘づけでした。震災前の鮎川、女川のようすが鮮明に書かれています。町並みは壊滅したけど、おいしい魚料理は、食べられますよ。ぜひぜひもう一度、いらしてください。

女川原発を遠目で見た印象が、納得。これ以上書くと、ブログ炎上の可能性あるので、やめときます。

池井戸潤「不祥事」

930番 ★★★

内容(「BOOK」データベースより)

事務処理に問題を抱える支店を訪れて指導し解決に導く、臨店指導。若くしてその大役に抜擢された花咲舞は、銀行内部の不正を見て見ぬふりなどできないタイプ。独特の慣習と歪んだ企業倫理に支配された銀行を「浄化」すべく、舞は今日も悪辣な支店長を、自己保身しか考えぬダメ行員を、叱り飛ばす!張り飛ばす。

長編小説の印象が強い作家さんですが、これは連作短編集。(借りて初めて分かった?!

この作家さんの書く作品では、印象的な女性、いままで出てきたことないと思ってたけど、過去作品で出会うとは、脱帽です。

花咲舞、上司から「狂咲」と呼ばれるだけあって、その言動はお堅いイメージのある銀行員とは思えないくらいのものでした。

現実ではなかなかこうはいかないでしょうけど、物語で読むなら、すかっとしますね。

窪美澄「ふがいない僕は空を見た」

929番 ★★★

内容(「BOOK」データベースより)

これって性欲?でも、それだけじゃないはず。高校一年、斉藤卓巳。ずっと好きだったクラスメートに告白されても、頭の中はコミケで出会った主婦、あんずのことでいっぱい。団地で暮らす同級生、助産院をいとなむお母さん…16歳のやりきれない思いは周りの人たちに波紋を広げ、彼らの生きかたまでも変えていく。第8回「女による女のためのR‐18文学賞」大賞受賞、嫉妬、感傷、愛着、僕らをゆさぶる衝動をまばゆくさらけだすデビュー作。

はじめましての作家さん。なんか話題作ですよね。予備知識なしに読んでしまった~~

連作短編なのですが、最初の作品「ミクマリ」に仰天。官能小説だった・・・・後悔しながら読み進めましたけど、「セイタカアワダチソウの空」には、心底驚いた。そういう風に物語を編んでいくのか・・・・ これがデビュー作とは、恐れ入りました。

玄侑宗久「福島に生きる」

928番 ★★★

内容(「BOOK」データベースより)

2011年3月11日、未曾有の大震災が東日本を襲った。さらに福島第一原発から膨大な量の放射性物質が放出され、人類史上稀にみる災厄に追い打ちをかける。原発から西45キロに位置する福島県三春町の寺に住む作家は、そのとき何を感じ、何に祈ったのか。福島に生き、福島を見据え続ける筆者が問う、これからの東北、これからの日本

なにせ震災当日、停電で原発事故に関しては、「蚊帳の外」だったので、本書にて復習。原発の危機は、当日の夕方からからだったとは。かなり距離ある場所にいたとはいえ、のんきにもほどがあると、自分自身を反省。

三春は、ライフラインなんでもなかったことも知り、改めて広い東北を実感しました。

「復興構想会議」の内容も、新聞報道以上のものでした。福島での一連の流れ、復習にぜひ。

2012年3月読書のまとめ

3月は予想以上に読みました。震災の関連番組が多く、心穏やかに過ごせなかった側面もあったかと思います。

今月読んだので、一番よかったのは「朽ちていった命」です。放射能の本当の怖さを知ってほしいです。また福島の姉弟がつづった日記も、すばらしいものでした。福島の現実を理解してほしいです。

また、理屈抜きに楽しい「妖怪アパート~~」も読み始めました。ハリーポッターより、読みやすいです。

3月の読書メーター
読んだ本の数:22冊
読んだページ数:5051ページ
ナイス数:248ナイス

世の中への扉 福島きぼう日記世の中への扉 福島きぼう日記
長女の千乃さんの日記は、あまりにけなげで、ついついそんなに頑張らなくてもいいよと、声をかけたくなる。小学校の卒業式もきちんとできないまま、中学の新しい制服を注文しているのに、出来上がりも見ないで、故郷を追われるように避難した彼女の気持ち、理解してあげたい。
読了日:03月30日 著者:門馬 千乃,門馬 健将,門馬 海成,篠崎 三朗
妖怪アパートの幽雅な日常 6 (YA!ENTERTAINMENT)妖怪アパートの幽雅な日常 6 (YA!ENTERTAINMENT)
作者からの中間報告にかわるあとがきが、ありました。長谷や千晶先生の活躍は、編集の方からのおすすめとか。いい仕事していますね
読了日:03月30日 著者:香月 日輪
ないた赤おに (ひろすけ童話絵本)ないた赤おに (ひろすけ童話絵本)
今更だけど、いいお話でした。この本の絵に関しては、特に表紙がすばらしいと感じました。
読了日:03月30日 著者:浜田 廣介
りゅうの目のなみだ (ひろすけ童話絵本)りゅうの目のなみだ (ひろすけ童話絵本)
今更ながら、いいお話だと思いました。中島みゆきの「銀の龍の背に乗って」が、頭の中をグルグル。
読了日:03月30日 著者:浜田 廣介
アライバルアライバル
この本は絵本なのだろうか?美術書なのだろうか? いきつけの図書館で借りましたが、726の分類でした。この番号だと、絵画の扱いです。
読了日:03月30日 著者:ショーン・タン
妖怪アパートの幽雅な日常(5) (YA!ENTERTAINMENT)妖怪アパートの幽雅な日常(5) (YA!ENTERTAINMENT)
転入生のぶっ飛びぶりには、ドン引きですけど、誰だって一歩間違えばああなるかもしれないのだ・・ なんだかんだと、もう半分読んじゃいました。手元には第6巻あります。読んでいても、私のようなおばさん世代には、コミックのように思えて、ケラケラ笑う時もあります。
読了日:03月27日 著者:香月 日輪
警察庁から来た男警察庁から来た男
ドラマ「相棒」での監察の印象とは、正反対でかっこいいんですね。一見警官の職務違反なんてなさそうなんですが、なんかおかしいと感じる展開が、発想としておもしろかったです。だから、はっきりとは切り出せず、佐伯と出会うまで、うなっているように感じました。それほど問題にならない職務規定違反の裏にあるヒミツ、「すうさん」とは?いやいや参りました。
読了日:03月27日 著者:佐々木 譲
メロディ・フェア (文芸)メロディ・フェア (文芸)
化粧品の販売職につくヒロイン。配属先は、ショッピングモール。デパートじゃないことにがっかりする展開が、なんともリアル。都会なら、デパートが花形ですよね。 妹と本音がぶつかりあったり、「世界征服?」を考える幼馴染との再会。なにげない日常の連続で、心地よい眠気がおそってきました。
読了日:03月27日 著者:宮下 奈都
第五番第五番
破滅型の伊部に関しては、許しがたいの一言です。 ラストのイバラに関しては、同情しますね。彼を利用した人々、許せない エピローグに関しては、うなっちゃいました。日本に新型インフルエンザが上陸した年に真夏にかかわらず、発症した私。健康オタクといってもいいくらいの私なので、ひそかに反省してます。
読了日:03月22日 著者:久坂部 羊
交換殺人には向かない夜 (カッパノベルス)交換殺人には向かない夜 (カッパノベルス)
ぶっ飛んでいるキャラ、「映画監督水木彩子」が、登場します。ちょっとついていけなかったなあ。私が好きなのは、事務所大家の朱美さん。今後も活躍するのかな。今年は雪が多い年だったので、リアリティ感じた一冊になりました。
読了日:03月19日 著者:東川 篤哉
災害ストレス 直接被災と報道被害 (角川oneテーマ21)災害ストレス 直接被災と報道被害 (角川oneテーマ21)
この一年、泣いたり、怒ったり、無理やり人助けしたり、私の心も激変しました。やっぱりストレスだったんだなあと思い、本書を手に取りました。 私の気持ちの揺れは、この本に書かれていたこと、そのまんまでした。納得の一冊でした。
読了日:03月19日 著者:保坂 隆
待ちつづける動物たち 福島第一原発20キロ圏内のそれから待ちつづける動物たち 福島第一原発20キロ圏内のそれから
私の家には、ペットもいないし、動物好きでも嫌いでもないので、この程度の衝撃で済んだけど、そうでないかたには、気軽に手にしないでほしいと思います。あまりに内容が、つらすぎます。
読了日:03月16日 著者:太田康介
妖怪アパートの幽雅な日常〈4〉 (YA! ENTERTAINMENT)妖怪アパートの幽雅な日常〈4〉 (YA! ENTERTAINMENT)
私の大好きな長谷は、オーストラリアでバカンスとか、彼のバックグランドも知りた~~い。長谷とクリのじゃれあいも目に浮かぶようです。
読了日:03月16日 著者:香月 日輪
妖怪アパートの幽雅な日常(3) (YA! ENTERTAINMENT)妖怪アパートの幽雅な日常(3) (YA! ENTERTAINMENT)
若い教師、三浦先生の痛い話が出てくるのだ。大人として、苦しい話でしたけど、悲劇的な結果にならずによかったなあ・・・と感じました。
読了日:03月16日 著者:香月 日輪
三陸海岸大津波 (文春文庫)三陸海岸大津波 (文春文庫)
岩手県の方々の防災意識の強さ、特に釜石での小学生の行動はすごいものでしたけど、こういう過去のつらい体験が、脈々と受け継がれているのだと、強く思いました。
読了日:03月12日 著者:吉村 昭
無痛無痛
お医者さんが書いた本ですが、どこまでが真実で、どこからが虚構か、迷路にでもはいった気分でした。 白神医師、為頼医師が、主人公なんでしょうが、痛みの感覚を持たないイバラ、ストーカーの佐田、ストーカー被害に遭う児童養護施設の職員菜見子など、それぞれが主人公に思えました。
読了日:03月12日 著者:久坂部 羊
妖怪アパートの幽雅な日常(2) (YA!ENTERTAINMENT)妖怪アパートの幽雅な日常(2) (YA!ENTERTAINMENT)
親友の長谷の活躍は、見ていてスカッとします。どこかの御曹司みたいですが、この先いろいろあるのかな?
読了日:03月09日 著者:香月 日輪
妖怪アパートの幽雅な日常(1) (YA!ENTERTAINMENT)妖怪アパートの幽雅な日常(1) (YA!ENTERTAINMENT)
登場人物って、言っていいのだろうか?アパートの面々が、とにかく楽しい。夕士が、両親いっぺんになくして、親せき宅ですごすなんて、ハリーポッターみたい。いとこの恵理子と間の確執がなくなったのは、いろんな意味でうれしかった。
読了日:03月09日 著者:香月 日輪
朽ちていった命―被曝治療83日間の記録 (新潮文庫)朽ちていった命―被曝治療83日間の記録 (新潮文庫)
レントゲン検査や放射線治療と有効な使い方もあるというのに、ある一定を超えると、暴走し始める放射線。理系の記述は、飛ばし読み。患者さんの家族、看護スタッフの献身的な努力が、特に印象に残りました。
読了日:03月09日 著者:
RIKO―女神(ヴィーナス)の永遠RIKO―女神(ヴィーナス)の永遠
事件のほうも、なかなか面白かったですね。警察官の不祥事が報道されていますけど、この小説もいいところに目を付けました。時代を感じるのは、ポケットベルの描写だけとは、あっぱれです。
読了日:03月09日 著者:柴田 よしき
宮城県気仙沼発! ファイト新聞宮城県気仙沼発! ファイト新聞
あたたかいものが食べられた!カレーの炊き出しがあった!お風呂に入れた!などの記述に、私自身の体験を思い出し、涙しました。
読了日:03月05日 著者:ファイト新聞社
要介護探偵の事件簿要介護探偵の事件簿
この探偵さん、私のイメージは、長門裕之さんですけど、いかがでしょうか? 連作短編集ですが、書き下ろしを含めて、楽しいものになっていました。でも、第2作目に玄太郎の発病の場面が出てきて、ちょっと戸惑いました。並べるときに時系列に並べてほしかったです。
読了日:03月05日 著者:中山 七里

2012年3月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター

【ヤマザキナビスコ杯 サガン鳥栖戦 ○ 2-0】放送なかった((+_+))

大人の事情で、結果のみです。

後半2得点で、勝ちました。

★サガン鳥栖には、ベガルタに在籍した、木谷選手、磯崎選手、高橋選手がいます。

特に木谷選手は、魂あふれる思い出多い選手です。昇格したことで、彼のこと見ることができるのかと楽しみにしていましたが、ひざの大けがで、療養中と。残念です。

【第4節 セレッソ大阪戦 ○ 2-1】えっ!四連勝!

J2時代からの、ライバルチーム。関西への遠征での試合です。

楽しみにしてたのに、大失敗。試合開始時刻を勘違いして、見始めたころには、もう後半始
まっていました。

前半は、新外国人のウィルソン選手のゴール。後半は、赤嶺選手の技ありのループシュートが決まりました。

このまま逃げ切るかと思ったのですが、お祭り男播戸選手の彼らしいゴールが決まりました。

なんと次節、二位のジュビロ磐田と対戦。何かと因縁の多い相手です・・・楽しみ。土曜日ですけど、地上波の放送もあるのかな?  

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