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ヴィクトール・E・フランクル「夜と霧」

979番 ★★★★

内容紹介

 

〈わたしたちは、おそらくこれまでのどの時代の人間も知らなかった「人間」を知った。
では、この人間とはなにものか。
人間とは、人間とはなにかをつねに決定する存在だ。
人間とは、ガス室を発明した存在だ。
しかし同時に、ガス室に入っても毅然として祈りのことばを口にする存在でもあるのだ〉

「言語を絶する感動」と評され、人間の偉大と悲惨をあますところなく描いた本書は、
日本をはじめ世界的なロングセラーとして600万を超える読者に読みつがれ、現在にいたっている。
原著の初版は1947年、日本語版の初版は1956年。その後著者は、1977年に新たに手を加えた改訂版を出版した。

世代を超えて読みつがれたいとの願いから生まれたこの新版は、
原著1977年版にもとづき、新しく翻訳したものである。

私とは、私たちの住む社会とは、歴史とは、そして人間とは何か。
20世紀を代表する作品を、ここに新たにお送りする。

翻訳ものは、ほとんど読まない私。この本は、なぎさんのおすすめ。昨年のベストでおすすめあったものです。

恥ずかしながら、この本の存在自体知らなかったです。「アンネの日記」は、完全版も含め、関連本も読んだというのに。

圧倒的な事実の積み上げですが、冷静に観察している作者です。長く読み継がれていくべき本でしょう。

収容所での些細な出来事。極限状態でありながらも、人間性を失わない様子に、人間の底力を見たように思います。ガス室を作ったのも、人間、そこへ送り込まれるのも送り込んだのも人間、助け出すのも人間でした。

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コメント

私もこの新版でようやく読みました。
未来まで永遠に残ってほしい本です。

参考にしてくださって、ありがとう。

この本は、ホロコーストの悲惨さとかを詳しく書いてあるわけではないのに、「人間」というものについて、深く考えさせられる本でした。
どんなにつらい中でも、夕日を美しいと感じる心。
ほっそさんのおっしゃるように、どちらも同じ人間なんですよね。

ありがとうございます。

まゆさんのブログも見てました。本選びに迷うと、あちこちさまよいます(*^_^*)
全然知らない本でしたけど、ぜひぜひ永遠に残ってほしいです。

なぎさん、もしアンネが収容所生活から帰還したら、どんな文章書くんだろう。そんな想像をさせるような本でした。紹介ありがとうね。

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