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辰濃哲郎「海の見える病院」

★★★★

内容紹介

2011年3月11日。
病院を襲った津波は、患者と職員を呑み込んだ。生き残った者たちは、なぜ、これまで真実を語ることができなかったのか。東日本大震災から2年。雄勝病院の悲劇に迫るドキュメント。

読メで知り合った柴モモさんの記録で知った本。地元なんで、読むことにためらいがあったのですが、読んでノックアウト。サブタイトルは、「語られなかった雄勝の真実」と。

あまりに生々しくて、地元民としては無意識のうちに、飛ばし読みしてしまいました。

地震後約30分でおそった津波。患者を見捨てて、高台に逃げることも考えず、患者さんのために最善を尽くし、屋上へ。屋上に津波が襲い、漂流した・・・・漂流物に乗っていたとしてもかなりの割合で、低体温症で死亡・・・

本の最後のほうから、引用します。

「震災当日、病院には40人の入院患者と34人の職員、計74名がいた。津波に襲われた時点では、訪問看護に出かけて外出中だった看護師らを除き、職員28名が院内にいたとみられる。そのうち助かったのは、たったの4人だ」・・・患者さんは全員死亡というわけです。

この病院の話とはそれるのですが、震災後の行動について、裁判もあります。最近一つ地裁判決が出ました。(高裁での裁判が続くようですが) 私は地元にいるだけで、部外者なんでとやかく言えた義理は、ありません。そういうこと含めて、すべて受け止めて暮らしていくだけ。ここに住んでいる以上、この現実から目を背けるつもりもありません。

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