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熊谷達也「光降る丘」

★★★

内容(「BOOK」データベースより)

2008年6月14日。栗駒山中腹の共英地区は凄まじい揺れに呑み込まれた。崩れる山、倒壊する家々、故郷の危機に胸引き裂かれる智志、そして、祖父が行方不明に!いつ終わるともしれない捜索活動の中、智志を奮い立たせるのは、かつて祖父が話してくれた、戦後開拓時代の物語―シベリアからの帰還、村づくりの苦労、仲間の死、初めて電気が灯った日、起死回生のイチゴ栽培―土と汗と涙と、なによりも笑いに満ちた、「あのころ」と「いま」の物語。

読メのきたあかりさんの記録で、知った本。

今河北新報で連載中の小説を読んでいるのですが、まさしく震災を書いていらっしゃいます。

この作家さんが、連載を描くのには、こういう前段階があったのかと思わせてくれる作品でした。

私たちの先祖はこういう過酷な体験をしてきたのだ・・・そう思わずにいられませんでした。戦争、引き揚げ、開拓。そして、直下型地震。

山津波といっていい、すさまじい土砂災害。陸の孤島となった地区。報道のヘリ?自衛隊のヘリ?最初に来たヘリを救助のヘリと思う場面。みんな「宮城県沖地震」と思ったのに、仙台ではなんともないと知ったときの衝撃。小説ですが、限りなくノンフィクションにちかいものだと思いました。

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コメント

>「宮城県沖地震」と思ったのに、仙台ではなんともないと知ったときの衝撃。

これものすごくわかります。
10年前の直下型地震のとき・・・
本当に局地的だったんだ~と知ったときは驚きましたもの。

町長がたいしたことないからと自衛隊の災害派遣を断ったという噂。
さもありなんと思いました。
6つの村が合併して出来た町。
被災したのはそのうちの半分で町長が住む地域は無傷。
まぁその町も平成の合併で今は石巻市ですけどね。

シベリアからの帰還や朝鮮半島からの引き揚げ。
昔は近所のお年寄りが話してくれたものです。
私の祖父母の世代の話で・・・
今はほとんど鬼籍に入ってしまいました。

ありがとうございます。
開拓の時期のあのあたりの風景が、細かく書かれています。今は苺、イワナで有名ですが、一時期酪農を目指した時代もあったようです。
道路も未整備の時代の話とかもありました。それでも、前向きだった人々の話は、勇気つけられるものでした。

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