柴田よしき「夢より短い旅の果て」
★★★
内容(「BOOK」データベースより)
四十九院香澄は“その道では有名な”鉄道旅同好会に入会した。鉄道に興味はなかったが、彼女には同好会に絶対に入らなければいけない理由があった。急行能登、飯田線、沖縄都市モノレールゆいレールに、こどもの国、越後湯沢、雨晴、日光…。一つの線路、一つの駅に集う多くの人々、様々な人生と交錯する中、彼女自身も自分のレールを敷きはじめていく。ありふれた日常をちょっぴり変える、珠玉の鉄道ロマン。
これも偶然、作者のあとがきつき。この作家さん、かなりの鉄道ファンなのね。
ヒロインの名前、読めますか?名前はかすみですが、苗字は「つるしいん」です。
彼女が急行能登で、偶然見た女性の秘密。それと一番、彼女が慕っていたおじの失踪の謎。この二つが読者に示されるのですが、なんとおじの失踪に関しては解決しません!続きがあるということです。
女性の秘密については、夫の復讐を果たすために(夫が過労死したので、その当時の年下上司を恨んでいる)
シュミレーションを考えていたという。
先生!続き待ってます。(先生、読メに参加しているんで)
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私も、続編を待っています。
(この本のタイトルに似た小説が、連載されているみたいですね)
この本はずいぶん前に読んだので、続編が出たら、こちらを読み直すところから始めなきゃダメかも。。。
投稿: kanakana | 2014年6月15日 (日) 22時17分
ありがとうございます。
私も記憶力の低下で、最近読んだそばから忘れてます。
そのための記録なのに、記録する前に忘れたりして・・・
投稿: ほっそ | 2014年6月26日 (木) 15時53分