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2014年9月

石田衣良「IWEP コンプリートガイド」

★★★


内容(「BOOK」データベースより)

マコトのイケてる音楽ライフから、スピード感溢れる文体の秘密まで、IWGPワールドを徹底解剖したガイドブック決定版!池袋詳細マップを片手にマコトの住む商店街や青果市場をめぐるもよし、作中の名場面を彩ったクラシック音楽を全制覇するもよし、ファン必携本。


11が出たようなんで、復習もかねて読みました。

辻村深月さんの愛読ぶりには、へえ~~。若いってすごい。記憶力がすごくて、驚いちゃいました。相当何度も読み返しているのね。

マコトは大好き。マコトの母にも共感します。あと、礼にいが印象的です。

林真理子「白蓮れんれん」

★★★

内容(「BOOK」データベースより)

「筑紫の女王」と呼ばれた美しき歌人・柳原白蓮が、年下の恋人、宮崎龍介と駆け落ちした、世に名高い「白蓮事件」。華族と平民という階級を超え、愛を貫いたふたりの、いのちを懸けた恋―。門外不出とされてきた七百余通の恋文を史料に得て、愛に翻弄され、時代に抗いながら、真実に生きようとする、大正の女たちを描き出す伝記小説の傑作。第八回柴田錬三郎賞受賞作。

作者のエッセイは、長年のファンですが、小説は完読には程遠い現実。

世間の波にのって、これを読むことにしました。(実は行きつけのスーパーの休憩用ベンチで、この本に熱中する女性発見!)

朝ドラは、花子があの本に出会ってからに興味あったので、それまではとぎれとぎれしか見てませんでした。

いやいや、参りました。真理子さんの小説では、一番おすすめできるかもしれない本でした。参考文献もすごく、今回「恋文」も登場します。

もっぱら初枝という、義理の妹(夫の腹違いの妹)の目線なんです。真理子さん、素晴らしいところに目をつけました。

白蓮も、それなりの夢を持って、福岡に行ったと思われる。夫もそれなりに彼女を愛したと思うのですが、複雑な人間関係に翻弄され、疲れ果てていく様子が描写されていた。彼女のほか、不倫していたカップルも登場してた。

また最後、いきなり初枝が仏門に・・・・何があったの?大きな宿題のような、想像するしかない結末に仰天しました。

真保裕一「アンダーカバー」


★★★

内容(「BOOK」データベースより)

戸鹿野智貴、28歳。若きカリスマ経営者と言われる彼は、女と旅行に行った異国の地で、薬物密輸の疑いで逮捕される。会社は破綻、資産は没収。なぜ自分ははめられたのか?事件の真相を探るべく、彼は名前も顔も変えて調査に乗り出す。一方、イギリスで麻薬捜査を手がけるジャッド・ウォーカーは、ユーロポールへの出向を命じられ、イタリアでマフィア幹部の惨殺事件に遭遇する。さらに第二の事件が…。日本、イギリス、イタリア、アメリカ。舞台は目まぐるしく動き、予想もしなかった真相が立ちはだかる。世界スケールで展開するサスペンス巨編。この真相を見抜けるか!


真保先生の新作。

週刊ポスト連載ということで、硬派な作品に仕上がりました。私は先生のこういう作品が大好きですけど、そうじゃない人もいると思うんで、三つにしておきます。

フィリピンの刑務所内の出来事についての描写がありましたけど、こんなに自由なの? ネットを駆使して、株取りひき?マジですか?でも、薬物密輸で濡れ衣を着せられるというのは、実際の出来事に近いと思うので、このあたりは納得。

女性ジャーナリストが絡んできて、面白くなりました。

映像化の場合のイメージを考えると、戸鹿野は松坂桃李 または 成宮寛貴かなあ。

連敗でした。結果4連敗、大丈夫かベガルタ!

根性なしのベガサポなんで、最近放棄中かも。

だって、ずっと負けてます。

ワールドカップのあと、一勝しかできていないのだ。そんなわけで、土砂降りの新潟で、鳥栖で試合があり、連敗でした。一点差が悔しい・・・

佐々涼子「紙つなげ! 彼らが本の紙を造っている」

★★★★


内容(「BOOK」データベースより)

「8号(出版用紙を製造する巨大マシン)が止まるときは、この国の出版が倒れる時です」―2011年3月11日、宮城県石巻市の日本製紙石巻工場は津波に呑みこまれ、完全に機能停止した。製紙工場には「何があっても絶対に紙を供給し続ける」という出版社との約束がある。しかし状況は、従業員の誰もが「工場は死んだ」と口にするほど絶望的だった。にもかかわらず、工場長は半年での復興を宣言。その日から、従業員たちの闘いが始まった。食料を入手するのも容易ではなく、電気もガスも水道も復旧していない状態での作業は、困難を極めた。東京の本社営業部と石巻工場の間の意見の対立さえ生まれた。だが、従業員はみな、工場のため、石巻のため、そして、出版社と本を待つ読者のために力を尽くした。震災の絶望から、工場の復興までを徹底取材した傑作ノンフィクション。


震災関連本、一時の出版の波は収まったようですが、ここにきて、真打登場というところでしょうか。

震災後、角川文庫(新しく印刷されたもの、新刊または増刷)買った方いますか?もしかして、その本は被災した石巻工場の在庫で助かった紙ですよ。

自分自身も停電、断水、携帯圏外、生活必需品の入手困難を体験したんで、このあたりの記述はどうしても奥歯をかみしめての、読書になってしまいました。


紙の製造方法に関して、かなりの説明がありました。そのあたりはさすが、佐々さん。

読む前から、タイトル「紙つなげ!」に関して、ちょっと不思議な感覚がありました。どうして「つなげ」なのかな、震災後氾濫した「絆」にかけているのかなと、思ってたけど、読んで納得。きれいに紙をつないで、巻き取りの機械にきちんとつなぐ必要があるんだ。

美談でもなく、悲劇でもなく、普通の人たちにスポットがあてられたこと。なかなか表に出なかったマイナスイメージのことも書かれて、地元としては納得です。また佐々さんに、いらしてほしいです。

岡山一成「岡山劇場」

内容(「BOOK」データベースより)

4回の戦力外通告を乗り越え、18年間プロサッカー選手にしがみついた男の、歓喜と葛藤。選手、チーム、サポーターを巻き込み、各地で熱狂を起こしてきた「岡山劇場」とは何だったのかを本人がはじめて振り返った一冊。


ベガサポにとって忘れられない選手の一人。


楽しく読ませてもらいました。

ベガッ太くんに関する記述、ベガサポの私には、うれしいなあ。

ベガッ太くん、家族にもその存在を隠しているって、選手でも知らないんだ・・・

またお土産持っていくよ!

ミープ・ヒース「思い出のアンネ・フランク」

★★★★★


内容(「BOOK」データベースより)

丸2年と4週間、《隠れ家》のアンネたちが曲がりなりにも“人間の生活”を続けられたのは、毎日パンやミルクを運び、花や本を届けた勇気ある友人たちのおかげでした。著者は、「物静かで、それでいて好奇心いっぱい」の4歳の女の子だったときからアンネを知り、アンネが『日記』に綴っている暗い日々を《隠れ家》の内と外で体験し、アンネがナチに連行されたあと、床に散らばっていた日記を拾い集めて戦後まで保管しました。『日記』公刊から40年、「わたしはヒーローなどではない」とことわりつつ、はじめてその間の詳細をあかした本書は、『日記』を補完する貴重な記録であるばかりか、それ自体、力強い感動的な物語となっています。

アンネの日記に何度も登場する彼女の回顧録。

私、この本出版当時読んでいます。確か買ったように思います。どなたかに貸して、それっきり。記憶にありません。それ以来、全く記憶が飛んで、私にとっては「ミープの本を読んだ」ということ以外、ずべて忘れていました。(タイトルは、本プロのお友達に教えていただいた!)

そして、小川洋子さんのテレビから「アンネの日記」を再読して、ミープの本へとたどり着きました。

ミープはフランク一家と知り合う前から、戦争に翻弄されていたんだ・・・食料難から、オランダへ養女に来ていた!ミープは、平和を愛する人だったんだ!

フランク一家が、連行されてからの記述も貴重なものであると思います。また、オットー・フランクがアムステルダムへ戻ってくる一連の流れも、それ自体貴重な記録だと思います。

オットー・フランク氏は、アンネの日記を読んで、娘がこんなことを考えていたことに大変驚いたそうです。ミープはかなりの間、アンネの日記を読むことができず、読んだときには、あの壁の向こうでこんなことが起こっていたとはと驚愕したという記述が、印象的でした。

村岡恵理「花子とアンへの道」

★★★

NHK連続テレビ小説「花子とアン」今春スタート! 花子さんの激動の人生がこの一冊に。

『赤毛のアン』の名翻訳者、村岡花子さんって、どんなひと? じつはその人生、不思議にアンの歩いた道に繫がっていたんです。夢と想像力にあふれたアンのように、しなやかに、たくましく、明治・大正・昭和を駆け抜けた花子ワールドへ、ようこそ。秘蔵写真や新資料を満載。ドラマを10倍楽しむためのヴィジュアルブック決定版。


「アンのゆりかご」再読したく、図書館のホームページ検索してたら、こちらを発見。

写真たくさんで、さらに生原稿の写真もあって、感激です。家族への感謝をしたためた、手書きの遺書も載ってました。

年表見て、アメリカには娘さんを訪ねるため、出かけたとのこと。でもカナダには行けず・・・なんとか遠回りしてでも、立ち寄ってほしかったなあと今更ながら思いました。

「花子とアン」ももう少しで終わり。復習のために、一読お勧めします。

東野圭吾「超・殺人事件」

★★★

あらすじ・内容
日本推理作家協会、除名覚悟! 作家、書評家、編集者みんなまとめてメッタ斬り。超問題作、ついに文庫化。

新刊小説の書評に悩む書評家のもとに届けられた、奇妙な機械「ショヒョックス」。どんな小説に対してもたちどころに書評を作成するこの機械が、推理小説界を一変させる――。発表時、現実の出版界を震撼させた「超読書機械殺人事件」をはじめ、推理小説誕生の舞台裏をブラックに描いた危ない小説8連発。意表を衝くトリック、冴え渡るギャグ、そして怖すぎる結末。激辛クール作品集。

東野圭吾さんの本だと、いろんなシリーズがありますね。私が勝手に呼んでいる「理系シリーズ」(ガリレオシリーズの一部)が、かなり苦手です。でも、このタイプ「自虐ネタシリーズ」(今勝手に命名)、大好きです。涙流して笑いました。この種の作品の予定はないのかな?


認知症気味で、同じ描写が繰り返される。とにかく「長編」ということで、まえがきが長い小説。(高校野球の話ですが、甲子園の歴史で?ページも) 税金対策のため、ストーリーがあっちへ行ったり、こっちへ来たり。現実に似たような殺人事件が起こったり。いやいや笑いました。

宮木あや子「官能と少女」

★★★


内容紹介

卑猥な宝石に惹かれた女、幼児体形の教諭、テレビの中の夫を愛する女、性的な触れ合いを拒絶する女、おじさまに「誘拐された」少女、心を病んだ女子大生。R‐18文学賞受賞作家が描く愛のかたち。


タイトルと表紙で、もう少し考えてもよかった私。読み始めて仰天。彼女のデビュー作「花宵道中」も上回る、R18の作品です。


でも結局一気読みしてしまった。図書館本だったのですが、内容知っていて購入したのか、疑問に思いました。

イラストは素敵で、話の流れも嫌いじゃない。でも好みは分かれるかも。

アンネ・フランク「アンネの日記」

★★★

内容(「MARC」データベースより)

ハリウッドスターになりたかった。恋もしたかった。性にもちょっぴり興味があった。本当は意地悪な子なんだって知ってほしかった。オリジナルの日記から復元された完全版。アンネが本当の肉声で語りはじめた。


NHKの番組を見て、すぐ図書館で借りてきてしまった。なんともわかりやすい行動をしてしまいました。

アンネが生き抜き、「隠れ家」の出来事を書いたのなら、別の形になったんだろう。準備していたらしいのですが・・・

もう一冊「研究書」もあるのですが、図書館で見たら、百科事典のようで驚きました。中身には、「アンネの日記」に対しての信ぴょう性ほかもありました。

この「完全版」が出たとき、読んだような記憶があるけど、定かでない・・・です。また何回目の再読かも記憶ないです。

そして今度の感想、アンネは隠れ家でいつか「解放させる」という希望があったからこそ、耐えられたんだ。

収容所でのアンネの絶望を思うと、本当に心が痛いです。大人への批判、戦争は指導者だけの責任ではないとはっきり言われて、ハッとしました。

★ミープの本も借りてきちゃいました。

ベガルタ仙台レディースの試合結果(2014年9月)

下位4チームで、残留か降格か争うリーグ戦です。


9月6日  ○  4-0

次は来月の開催。

百田尚樹「プリズム」

★★★

内容(「BOOK」データベースより)

「僕は、実際には存在しない男なんです」世田谷に古い洋館を構えるある家に、家庭教師として通うことになった聡子。ある日、聡子の前に、屋敷の離れに住む謎の青年が現れる。青年はときに攻撃的で荒々しい言葉を吐き、ときに女たらしのように馴れ馴れしくキスを迫り、ときに男らしく紳士的に振る舞った。激しく変化する青年の態度に困惑しながらも、聡子はいつして彼に惹かれていく。しかし彼の哀しい秘密を知った聡子は、結ばれざる運命に翻弄され―。

偶然、似たような作品が続いてしまった。ずごい偶然。

参考資料が多数掲載されていて、作者の熱意を感じた。

多重人格のある一人の人格にひかれ、恋に落ちる話だったのですが、ヒロインの聡子は既婚者だったので、少々嫌悪感が・・・・そんなことで自分の家庭を壊すかな? たまたま旦那も不倫していて、離婚があっさり成立したのも、へえ~~と思いました。

人間の心、精神はまだまだ分からないことだらけなんだと妙に納得してしまった。

患者とされる青年の幼少期の虐待の描写も生々しく、傷跡を見つめる描写も痛々しく、逃げられない立場の子供たちを守りたいと思いました。

2014年8月の読書のまとめ

猛暑で読むのはともかく、ブログ更新もままならず。

更新が面倒で、再読も多かったです。

2014年8月の読書メーター
読んだ本の数:10冊
読んだページ数:3062ページ
ナイス数:141ナイス

凍河 (五木寛之の恋愛小説)凍河 (五木寛之の恋愛小説)感想
実は、連載時読んでた思い出の作品。図書館で見つけました。作者の加筆、訂正ほかあとがきも付け加えてありました。 精神科医の男性と患者の女性の恋。・・・・というお話以外、全く忘れていました。私自身も子供だったんですね・・・・
読了日:8月26日 著者:五木寛之
最愛最愛
読了日:8月21日 著者:真保裕一
タルト・タタンの夢 (創元クライム・クラブ)タルト・タタンの夢 (創元クライム・クラブ)
読了日:8月18日 著者:近藤史恵
ヴァン・ショーをあなたに (創元クライム・クラブ)ヴァン・ショーをあなたに (創元クライム・クラブ)
読了日:8月18日 著者:近藤史恵
決意とリボン決意とリボン感想
文春のエッセイは、時事ネタが多いので、発行されたらすぐ読まなければ・・・ 被災地の応援での記事も見かけるし、本当にパワフルだなあ。一日どんなスケジュールですごしているのか本当に気になる。
読了日:8月11日 著者:林真理子
蔵〈下〉 (角川文庫)蔵〈下〉 (角川文庫)感想
何度読んだだろうか。最近では震災後、心乱れているとき読みました。 わがままいっぱいに育ったヒロインが、自立していく姿が何度読んでも好きです。
読了日:8月11日 著者:宮尾登美子
蔵〈上〉 (角川文庫)蔵〈上〉 (角川文庫)感想
感想は下巻へ。
読了日:8月11日 著者:宮尾登美子
虚ろな十字架虚ろな十字架感想
正義感も度を越すと、こういう悲劇になりかねないんだなというのが、正直な感想。今はなくなりましたが、時効にはそれなりの意味があったということも感じました。死刑制度がいいのかどうか、正直わからない。最初の事件で、被告が淡々と死刑を受け入れたことで、被害者家族が苦しんでいる様子も、なんかリアル。 小説と割り切って読まないと、かなりつらいものがある。とはいっても、現実でも悲しいニュースばかり。本当にどうしたらいいんでしょう。
読了日:8月5日 著者:東野圭吾
勇気凛凛ルリの色 四十肩と恋愛 (講談社文庫)勇気凛凛ルリの色 四十肩と恋愛 (講談社文庫)感想
再読
読了日:8月5日 著者:浅田次郎
食べる。食べる。感想
「インパラの朝」の印象が強すぎて、こちらはさらっとした印象でした。
読了日:8月5日 著者:中村安希

読書メーター

ロスタイムに失点で、連敗でした。マリノス相手に。

横浜では勝ったけど、ユアスタでは負け。

とにかく横浜の動きがよくて、ことごとくボール拾われて・・・

うまく勝ち点1でもと思ったのですが、ドンピチャのセットプレイで失点でした。

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