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2015年4月

又吉直樹「火花」

☆☆☆☆


あらすじ・内容
笑いとは何か、人間とは何かを描ききったデビュー小説

売れない芸人徳永は、師として仰ぐべき先輩神谷に出会った。そのお笑い哲学に心酔しつつ別の道を歩む徳永。二人の運命は。

今話題の本を読みました。彼の読書好きは知ってましたけど、やっぱりすごいとしか言いようがないです。

語り手の徳永、徳永の先輩神谷。それぞれ特定のモデルはいないようですが、細かいエピソードなど、トーク番組で出てきそうなネタもありました。


以下ネタバレ。

徳永がコンビを解散する。その理由が相方の結婚。 そして徳永は芸人をやめる。 神谷は借金でどうにもならなくなり、胸にシリコンを埋めるという、徳永から見たら「破滅的な」行動をする。このあたりは、現実にもありそうでこわいこわい。

さんまさんのトークで、お正月後輩芸人にお年玉をあげるため、借金した芸人さんの話を聞いたことを思い出しました。名前は出さなかったけど、誰なんだろうか・・・

山崎豊子「約束の海」

☆☆☆☆

あらすじ・内容
戦争とは? 日本人とは? 構想三十年、壮大なスケールで描く最後の長篇小説!

「戦争の時代に生きた私の、“書かなければならない” という使命感が、私を突き動かすのです」(山崎氏)。海上自衛隊潜水艦部隊の若き士官を襲う過酷な試練。その父は昭和十六年、真珠湾に出撃して――。時代に翻弄され、時代に抗う、父子百年の物語が、いま始まる。「この日本の海を、二度と戦場にしてはならぬ!」


もう新作が読めないと思ってたのに、週刊誌の連載を始めたことを知った時の驚き。そして、亡くなった時の衝撃。未完とはいえ、第一部が完成し、そのあとの構想もかなり練れていたことを知り、とても残念です。

潜水艦の実態、私たちはほとんど知らないです。乗組員の訓練、日々の任務などなどとても興味深いものがありました。

彼らの使命感は、わかっているつもりです。(直接聞くことはできませんけど) そういう気持ちがなければ、務まらない仕事でしょう。原因はともかく(素人には理解不能) 衝突事故を起こしてしまったということで、絶望的な気持ちになっていく、または心身喪失状態になるあたりは、この作家さんらしく現実を直視したものでした。

返す返すも「未完」で終わったことが残念。あらすじ書いてた、「プロジェクトチーム」で何とかしてもらいたい!

逢坂剛「ガティスの赤い星」

☆☆☆☆

内容紹介

ギターとスペイン内戦 著者の原点がここに!

フリーのPRマン・漆田亮は、得意先の日野楽器から、ある男を探してくれと頼まれる。男の名はサントス、20年前スペインの有名なギター製作家ホセ・ラモスを訪ねた日本人ギタリストだという。サントス探しに奔走する漆田は、やがて大きな事件に巻き込まれてゆく。

サントスとダイヤが埋められたギター「カディスの赤い星」を追ってスペインに渡った漆田は、ギター製作家ラモスの孫娘・フローラが属する反体制過激集団FRAPのフランコ総統暗殺計画に巻き込まれる…。スペイン内戦時の秘密を軸に、日本とスペインを舞台に展開される、サスペンスにみちた国際冒険小説。第96回直木賞、第40回日本推理作家協会賞、第5回日本冒険小説協会大賞受賞作。


非常に面白かったですね。ずっと前に児玉清さんの本で、真保先生が対談でこの本を勧めていたのですが、なかなかチャンスがなくて・・「レオナルドの扉」読んだら、急に読みたくなりました。

冒険小説でもありましたが、一筋縄ではいかぬ男女のエピソードもたっぷりありました。ヨーロッパの歴史に興味があれば、もっと楽しめるかもしれませんね。

ずっとタイトルの意味が不思議だったけど、ギターの名前とは・・・奥深い世界です。

ホームで黒星。川崎フロンターレ・・・

1-0で先制したのに、後半逆転。一時、同点になったのに・・・結果、2-3でした。

真保裕一「レオナルドの扉」

☆☆☆☆

容(「BOOK」データベースより)

イタリアの小村に住む若き時計職人ジャンは、祖父ベルナルドの技術を受け継ぎ、村の機械の故障を一手に引き受ける働き者。暇な時間は村長の息子ニッコロとともに、秘密基地で「自走車」の模型を作ったりして遊んでいた。そんなある日、村にフランス軍が侵攻し、ジャンの父であるコラードのことを聞きたいと脅される。ジャンが幼い頃に姿を消した父の失踪の理由には、どうやらレオナルド・ダ・ヴィンチが遺した秘密のノートが関わっているようで…。ナポレオン率いるフランス軍が狙うノートの在処は―!?名手が放つ、歴史冒険小説!


私は本のあとがきを読むのが大好き。

この本ももちろん巻末から読みました。もともと海外もの、歴史ものは苦手で読めるかなと思ったのですが、(確かに途中まで苦戦) 後半は面白かったですね。少年たちが、ドラえもんの秘密の道具のようにあれこれ作り出して、繰り広げられる様子は、映像化を望みます。(文章だとちょっとわかりづらい・・・)

世界史苦手なんで、ナポレオンまで登場してどうしようかと思いましたけど、楽しい読書になりました。最後見たら書き下ろしだそうで、出版社に拍手!

小池真理子選「精選女性随筆集 第十一巻 向田邦子」

☆☆☆

向田邦子さんのエッセイは、若いころ結構読んだと思います。

今より多感な時期だったので今でも内容覚えているのがあります。それが載っているかなあというのが、一番の興味あるところ。


○海苔巻きの端っこが、大好きな話。
子供のころ、父親も海苔巻きの端っこが好きで、取り合いになり、大人になったら、思いっきり海苔巻きの端っこ食べたいと書いてあった。
共感しましたね・・・今でも恵方巻食べると思い出します。(このまるかぶり寿司は、端っこがそのままになってます。)
・・・・・・・この話は載ってなかった。


○こらえ性がなくて、引き出物を帰りのタクシーで開けた話。

この話は載ってた。

○飛行機が嫌いなのに、積極的に旅をして事故で亡くなったとは、なんとも悲しいものでした。

ホームで引き分け、アウエィで引き分け

平日のナビスコカップ、チャンネル権がなし。神戸と対戦して、スコアレスドロー。

11日の土曜日、横浜での試合。鎌田選手のスーパーボレーで得点したのですが、ロスタイムに相手のスーパーゴールで同点に・・・

加納眞治「もし8歳の子供が大統領選ばれたら」

☆☆☆☆

あらすじ・内容
 1000人を超える読者の声が、
 本書をよみがえらせた!

こども目線で考えることの大切さを!
固定観念という魔物に支配された大人たちに!

児童書の棚で何気なく見つけたのですが、とても素晴らしい内容でした。絶版になってたのが、復刻した経緯も素敵。ボビーオロゴンさんの挿絵、とてもカラフルで、意外な一面を知りました。

久しぶりに、「何気に宝物の本を見つけた!」って気分でした。お勧めします。

絵本の読書記録

三冊読みました。記録は読書メーターへ。

ベガルタ仙台レディースの試合結果(2015年3月~4月)

3月28日 引き分け


4月5日 勝利

4月12日 逆転勝利

4月19日 地元開催でしたが、不参加。でも勝利。


4月26日 浦和へ遠征。 2-2で引き分け。

ロスタイムに得点! 難敵清水に勝利

用事あって、外出先でワンセグで確認。

自宅に到着したころ、ロスタイムに得点して、逆転勝利でした。

マーガレット・マーヒー「ゆがめられた記憶」

☆☆☆


内容(「MARC」データベースより)

姉の事故死の真相を探ろうと、記憶の奥底に潜む謎を一つ一つ検証しようとするジョニーは、最愛の人と過ごした楽しい日々の記憶の中に生きる老女ソフィーとの不思議な出会いを経験する。

この本、どうとらえたらいいんだろうか。

不思議な物語でした。それなのに、認知症を患っていると思われるソフィーの描写が、リアルなものでした。
夫の死を受け入れたり、そうでなかったり。

お菓子を買って、カビさせたり・・・領収書もどきでお金を払ってしまう。中年女には厳しいものでした。

2015年3月の読書のまとめ

身辺慌ただしく、ゆっくり本を読めない日々でした。

来月から仕切り直し。

2015年3月の読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:3065ページ
ナイス数:236ナイス

ブラック企業 日本を食いつぶす妖怪 (文春新書)ブラック企業 日本を食いつぶす妖怪 (文春新書)感想
「使い捨て店長」と合わせて読む。 人件費はコストなのか? お客様は神様で、「究極の便利」を追及していいのか? (24時間営業とか、元旦から営業など) 最近の新聞で、ブラック企業の名前を公表するとあった。 問題提起として、いい読書になりました。
読了日:3月30日 著者:今野晴貴
使い捨て店長 (新書y)使い捨て店長 (新書y)感想
みんなが知ってるお店の実態。 コンビニの裏側はこういうことだったのか・・・
読了日:3月30日 著者:佐藤治彦
肉小説集肉小説集感想
こういう発想、着目点がすごいなあ。食の習慣の違いは、なかなか寄り添えないものと感じていましたので、「アメリカ人の王様」に爆笑。このあと、どうなるんでしょうか。
読了日:3月23日 著者:坂木司
光のうつしえ 廣島 ヒロシマ 広島光のうつしえ 廣島 ヒロシマ 広島感想
頭では分かっていたつもりでしたが、「八月の光」とはまた違う、広島の人々のこと書いています。被爆と被曝の違い、初めてしりました。当時の日本人は、みんな戦争に影響を受けたけど、原子爆弾の脅威は計り知れないものがありました。 本に載ってた短歌が、よかったです。
読了日:3月23日 著者:朽木祥
花びら姫とねこ魔女花びら姫とねこ魔女
読了日:3月18日 著者:朽木祥
ハケンアニメ!ハケンアニメ!感想
王子の失踪から始まる物語でした。どうなることと思ったのですが、最後登場人物勢ぞろいで楽しく読めました。世の中の事、すべて誰かの仕事でなりたっているんですね。(ジョージアのテレビCMに心動かされています)
読了日:3月18日 著者:辻村深月
雨のなまえ雨のなまえ感想
一作震災と原発事故で傷ついた女子高生と先生のお話が出てきて、心乱れました。救いようのないラストで、どうにも気持ちの整理ができない。

読んだ時期が悪かったのだと、思ってます。
読了日:3月16日 著者:窪美澄
だいじな本のみつけ方 (BOOK WITH YOU)だいじな本のみつけ方 (BOOK WITH YOU)感想
書き下ろしのほうより、標題作がお気に入り。続きも知りたいような気がします。中学生のころから、作家さんと交流できるとは、なんとも夢のようなお話でした。
読了日:3月16日 著者:大崎梢
大崎梢リクエスト!  本屋さんのアンソロジー大崎梢リクエスト! 本屋さんのアンソロジー感想
私自身未読の作家さんが多くて、読書家とは言えないかなあ。 全部面白かったけど、一押しは「ロバのサイン会」です。
読了日:3月11日 著者:大崎梢
キャプテンサンダーボルトキャプテンサンダーボルト感想
キャラの魅力、楽しい会話、キーになる女性の存在。「ゴールデンスランバー」が蘇ります。映画になったら、たのしいと思います。
読了日:3月11日 著者:阿部和重,伊坂幸太郎
宮尾登美子全集〈第4巻〉宮尾登美子全集〈第4巻〉感想
「寒椿」と「岩伍覚え書」が収録。娘を食い物にする親世代へのまなざしは、厳しいものがありました。このあたりは、今も変わらないと思います。
読了日:3月4日 著者:宮尾登美子

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