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帚木 蓬生「悲素」

☆☆☆☆☆

内容紹介

タリウム、サリン、そして砒素――。「毒」はなぜ、人の心を闇の世界に引きずり込むのか? 悲劇は、夏祭りから始まった――。多くの犠牲者を出した砒素中毒事件。地元の刑事の要請を受け、ひとりの医師が、九州からその地へと向かった。医師と刑事は地を這うように、真実へと近づいていくが――。「毒」とは何か、「罪」とは何か。現役医師の著者が、実在の事件を題材に描いた「怒り」と「鎮魂」の医学ミステリー。


本読み仲間のときわさんのおすすめ。彼女の読む本(特にノンフィクション関連)は、とても素晴らしい。
年末のお勧めにあったので、手に取りましたけど、分厚い・・・読み始めて、理系の記述が多くて、読み切れるか心配でしたが、結局魂揺さぶられる作品となりました。

一応フィクションの形をとっていますが、中身は限りなくノンフィクション。

さらに毒物を使った犯罪の歴史、文学作品に登場する毒物など、読み物としても幅広いものになっていました。

警察ではなく、医者、学者として事実を見つけていく様子は、感動がありました。私自身は、動機があいまいなカレー事件より(本人の供述がないのだから、仕方ない) その前の保険金がらみの事件に、驚いた。特に夫に関連して、高度障害のふりをさせたのには、だまされるドクターが気の毒でならない。

たとえ助かったとしても、長年後遺症に悩まされるという初めて知る事実も多かったです。たくさんの方に読んでいただきたいと思います。

彼女が、生保の仕事をしていたことに今更ながら驚きました。あの厳しい世界で、務まったんだろうか・・・

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コメント

同作家の「風花病棟」もお薦めできます。

ありがとうございます。
未読なんで、読みますね。

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