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本・角田光代

角田光代「かなたの子」

★★★

内容(「BOOK」データベースより)

 

生れるより先に死んでしまった子に名前などつけてはいけない。過去からの声があなたを異界へといざなう八つの物語

読メのきたあかりさんのおすすめ本。この前読んだ木内作品よかったので、手に取りました。

この世とあの世の境目を描いた短編が、8つ収録されていました。申し訳ない、私この種のちょっとホラーっぽいの苦手でした。

角田さん、こういう本も書くんだというのが、正直な印象でした。私のお気に入りは、「同級生」過失?事故?で死んだ同級生。その同級生と関わっていたメンバーが、すべて上京して、開かれる同級会・・・秘密を共有するという設定が、なんともブラック。

角田光代「紙の月」

★★★★

内容紹介

 

わかば銀行から契約社員・梅澤梨花(41歳)が約1億円を横領した。梨花は発覚する前に、海外へ逃亡する。梨花は果たして逃げ切れるのか?―--自分にあまり興味を抱かない会社員の夫と安定した生活を送っていた、正義感の強い平凡な主婦。年下の大学生・光太と出会ったことから、金銭感覚と日常が少しずつ少しずつ歪んでいき、「私には、ほしいものは、みな手に入る」と思いはじめる。夫とつましい生活をしながら、一方光太とはホテルのスイートに連泊し、高級寿司店で食事をし、高価な買い物をし・・・・・・。そしてついには顧客のお金に手をつけてゆく。

年末年始に読むには、きつすぎる作品でした。もう少し、精神状態のいい時に読みたかったと思うのですが、もう再読する勇気ありません。

犯罪ものですが、「八日目の蝉」より、リアルでリアルで、かみそりのような鋭さでした。物の値段、主人公の心理描写、脇役の女性たちの金銭感覚、もうクラクラです。これで、横領の手口が克明に描かれていたら、逆にまずいのではと思うくらいでした。

海外に逃亡したことで、一応終わっているのが、少々不満。これだけのことをしたのだから、それなりの「代償」があってしかるべき。きちんと「落とし前」つけてほしかったと思うのですが、いかがでしょう。

お金って本当におそろしい・・・

あとは、ブログに書けません。マイミクさんへ、つぶやき見てね。

角田光代「ツリーハウス」

887番 ★★★

内容(「BOOK」データベースより)

謎の多い祖父の戸籍、沈黙が隠した家族の過去。すべての家庭の床下には、戦争の記憶が埋まっている。新宿角筈『翡翠飯店』クロニクル。

面白く読んだけど、人に勧めるほどでもないというのが、私の正直な感想。逆に彼女、こういう「大河」っぽい作品、書くんだというのも、驚きでした。

角田作品全作読んだわけではないけど、たとえば「八日目の蝉」などに登場する、あぶなかっしい人物。こういう見ちゃいられない人物のオンパレード。それが藤代家でした。どうも彼女が作り出す、作品上の家族の姿は、私は好きになれない。

この時代の本となると、「ワイルドスワン」「大地の子」とどうしても比べてしまう。庶民とくくるのには、抵抗があるけど、必死に生きるというより、成り行きで生きてきたこういう家族もありなのかと、思う作品でした。

それでも最後まで読んだのは、昭和、平成の史実が、うまく作品に反映されてたこと。孫の良嗣が、祖父母の過去を知り、成長したこと。ここは大満足。

角田光代「しあわせのねだん」

504番 ☆☆☆

お金に無頓着な作者が、お金にまつわる思いを書いた本。(カバーより)

小一時間で読んでしまった・・・・・みんな考えていることですが、作家さんの手にかかると、こういう描写になるのか・・・とえらく感心していました。

私自身のこと。普段仙人みたいに暮らしているけど、時に物欲が爆発します。過去、ユニクロでかごいっぱい買いました。ずいぶん前のことですが、30000円くらいでした。ヨドバシカメラで一日で、20万使ったことあります。(パソコンなどまとめてそろえたので)でもここ数年、そんなことありません。パソコンもユニクロもその当時から、比べると「価格破壊」しましたね。

しあわせのねだん しあわせのねだん

著者:角田 光代
販売元:晶文社
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角田光代「まどろむ夜のUFO」

484番 ☆☆

角田光代の初期のころの作品でしたけど、なんだか小難しくて、よくわからなかったというのが正直なところ。

短編集なのですが、主人公は理解できても、脇役が理解不能でございました。

まどろむ夜のUFO (講談社文庫) Book まどろむ夜のUFO (講談社文庫)

著者:角田 光代
販売元:講談社
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角田光代「キッドナップツアー」

361番 ☆☆

小学生の女の子ハルが、別居中のお父さんと過ごす夏休み。お父さんいわく「おれはあんたをユウカイした」と・・・・

お父さんとの変な夏休みを、ひたすらハルの立場で描いていくのですが、これを読むには、私は中年すぎました。

児童書らしく、中身も難しくないのですが、さっぱり物語に入っていけませんでした。

キッドナップ・ツアー Book キッドナップ・ツアー

著者:角田 光代
販売元:理論社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

角田光代・岡崎武志「古本道場」

345番 ☆☆☆

古本の初心者の作家の角田光代さんが、古本に造詣の深いライター

岡崎武志さんに弟子入りして、古本屋さんの魅力について学んでいくという本でした。

実在の古本屋さんが出てきますので、(東京がほとんどであと鎌倉)

首都圏お住まいの方にはお勧めですね。

私古本には、はっきりいって興味ないですが、人の趣味としては否定しません。

家族の趣味だったら・・・若干迷惑かも??

でも古本屋さんといえども、奥が深いですね。雑貨屋さんみたいなおしゃれなお店もあるようです。

また鎌倉のところでは、鎌倉在住の作家さんの話も出てきます。

米原万理さんの話が出てきて、取材の後お邪魔したエピソードも・・・

三年前の出版でした。

古本道場 Book 古本道場

著者:角田 光代,岡崎 武志
販売元:ポプラ社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

角田光代「太陽と毒ぐも」

302番 ☆☆☆

三浦しをんさんのエッセイで紹介されてた本です。

11編の短編集です。

作者のあとがきによれば、「ばっかみたいな恋人たちの話」です。

確かに、そのものずばりですね。

どうしても抜けない癖、捨てられないこだわり、

でも許せない恋人の癖、こだわり・・・このへんがキーワードでしょうか。

なんか妙に納得する作品ばかりでした。

中年になると、鬱陶しいとは思うけど、

まあどうでもいいか~~とpout

若いときにはやっぱり許せないのでしょうね。

太陽と毒ぐも Book 太陽と毒ぐも

著者:角田 光代
販売元:マガジンハウス
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角田光代「八日目の蝉」

255  ☆☆☆

林真理子さんが絶賛していた、小説。賞の論評で読みました。

確かに彼女がすきそうな内容です。

はじめ、主人公希和子(きわこ)の日記で、物語は始まります。

赤ちゃんを奪っての逃亡生活。

住民票も保険証もない、赤ん坊、薫との生活が語られていきます。

そして、何の前触れもなく、薫の十数年後、本名恵理菜が語るその後・・・

当初、おぼろげだった話の輪郭が鮮明になっていきます。

前半は不思議な話だなあ~~との印象が、後半でがらりと変わり、

希和子と恵理菜の両親との愛憎が、うきぼりになっていくのに

はらはらどきどきしました。

小豆島の自然、人の温かさがなんともいい雰囲気を出していました。

彼女の作品では、一番好きかもしれません。

角田さんって、こういう女性を書くのがうまいですね。

八日目の蝉 Book 八日目の蝉

著者:角田 光代
販売元:中央公論新社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

角田光代「夜をゆく飛行機」

101番 ☆☆☆

昨年11月まで「婦人公論」に連載されていた作品。ずばりテーマは家族。
舞台は谷島酒店。両親と4姉妹。有子(ありこ)、寿子(ことこ)、素子(もとこ)、里々子(りりこ)の4姉妹。末っ子の里々子が語り手となっていきます。
寿子が谷島酒店をモデルにした小説が賞をとった!
有子が夫のリュウスケとうまくいっていない!
素子が酒屋の改装を計画している!
里々子は大学受験を失敗して、浪人している!
両親はおばあちゃんの介護、ミハルおばさんの死をおばあちゃんにかくしたい!
事件といえば、事件。日常といえば、日常のいろいろなことがおこっていきます。
帯に「どうしようもなく、家族は家族」とありましたが、まさしくそのとおり。
寿子が家族のことを小説にするあたりが面白かった。家族そろって、受賞のパーテイーに行くなんて、あらあら・・・
作品読んでから行けよ!と思わず、つっこみいれたくなりましたよ。
また里々子を取り巻く男友だち。松本健と篠崎怜二が対照的に書かれていて、ユカイユカイ(*^_^*) なかなかうまくいかない恋模様が、いかにもっていう感じでした。私は角田作品はかなり素人なので、ファンのかたの感想も知りたいですね。

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