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本・桜庭一樹

桜庭一樹「桜庭一樹短編集」

★★★


内容紹介

一人の男を巡る妻と愛人の執念の争いを描いたブラックな話から、読書クラブに在籍する高校生の悩みを描いた日常ミステリー、大学生の恋愛のはじまりと終わりを描いた青春小説、山の上ホテルを舞台にした伝奇小説、酔いつぶれた三十路の女の人生をめぐる話、少年のひと夏の冒険など、さまざまなジャンルを切れ味鋭く鮮やかに描く著者初の短編集。著者によるあとがきつき。


ご本人の解説がついた本。私こんなふうに、作者さんに作品が生まれた背景を書いてほしいので、その点には満足。


最初にのってた「このたびはとんだことで」が、強烈すぎて、それ以外の印象、吹っ飛ばしてしまった。

棺桶から見つめる、本妻と愛人の争い・・・おばさん世代にはドキドキしちゃいます。

全ての作品が彼女らしい作品。表紙もすてきでした。写真かと思ったら、絵です。こういうこともネットで知ることができました。

桜庭一樹「本に埋もれて暮らしたい」「書店はタイムマシーン」「本のおかわりもう一冊」

★★★

内容(「BOOK」データベースより)「本に埋もれて暮らしたい」

サイン会、打ち合わせに撮影、連載開始…サクラバカズキは忙しい。ドナドナになったり、暴走族になったり、白い魔物(あいふぉん)に翻弄されたり…それでも嵐が来ようが、風が吹こうが、やっぱり毎日、書店に行き、毎日必ず、本を読む。読書魔サクラバの好評ウェブ連載単行本化。縦横無尽に読んで過ごした一年間。

内容(「BOOK」データベースより)「書店はタイムマシーン」

きょうも早くおうちに帰って本を読もう―作家・桜庭一樹は稀代の読書魔である。春には穴居人生活をしつつ、冬にはコタツで亀になりながら、今日も今日とて本を読むのだ。『赤朽葉家の伝説』日本推理作家協会賞受賞から『私の男』直木賞受賞までの耽溺の日々。

内容(「BOOK」データベースより)「本のおかわりもう一冊」

あの3・11の日も、サクラバカズキは本を抱えて避難した。どんなことがあっても、やっぱり本は手放せないのだ。動揺する心をなだめてくれた本、陽気な犬との慣れない生活を助けてくれた本、忙しない日々の一服の清涼剤となった本―読書と執筆漬けの日々を過ごす作家の、今回のおすすめ本は。

桜庭一樹の読書日記をまとめて読む。

内容より彼女が勧める本を知りたくて、興味持った本、ひたすらメモしました。メモが判読不能のもあるけど、今から少しずつ読みたいと思う。

彼女が読んでいる本は、ほとんど未読。逆に読んで、感想が書いてあると、お~~と雄叫びが出てしまう。

彼女もすごいけど、彼女の話し相手になる書店員や編集者も、とにかく読書家。自分が読書が趣味というのが恥ずかしい気分になる。

直木賞とったときの着物姿に感動しました。そのあたりの事情、ご実家の方々が送ってくれて、開けずにそのまま会場の美容院で着付けしてもらうことなど知って、納得しました。(私も含めて、和服のしたくって自力でできないですから・・・)

また新宿に住んでいて、散歩コースに紀伊国屋書店。上京したとき、書店の充実度に仰天したエピソードなど、地方在住としてはよくぞ言ってくれた!と思うことも多かったです。アマゾン使わず、本を入手していることも、驚きでした。(今はどうなんでしょう?)

桜庭一樹「無花果とムーン」

★★★

内容(「BOOK」データベースより)

 

「あの日、あの瞬間がすべて。時間よ、止まれ」あたし、月夜は18歳。紫の瞳、狼の歯を持つ「もらわれっ子」。ある日、大好きなお兄ちゃんが目の前で、突然死んでしまった。泣くことも、諦めることもできない。すべてがなんだか、遠い―そんな中、年に一度の「UFOフェスティバル」が。そこにやってきた流れ者の男子・密と約。あたしにはどうしても、密がお兄ちゃんに見えて―。少女のかなしみと妄想が世界を塗り替える。そのとき町に起こった奇跡とは

「少女」を書かせたら、彼女以上の作家さんはいないと思います。またすごい少女を描きました。紫の瞳を持ったもらわれっ子、月夜。

お兄ちゃん、奈落の突然死で、情緒不安定になる月夜。上の兄を、「アニキ」と呼び、すぐ上の兄を「お兄ちゃん」と呼ぶ、月夜。

もらわれっ子という月夜。教員している父が、修学旅行先で「拾った」事情について、一切明らかにされなかったのが、魅力というか・・・でも、おばさん世代としては、はしご外された気分です。

桜庭一樹「伏 贋作・里見八犬伝」

★★★

内容紹介

 

娘で猟師の浜路は江戸に跋扈する人と犬の子孫「伏」を狩りに兄の元へやってきた。里見の家に端を発した長きに亘る因果の輪が今開く。

前半とても面白く読みました。そして、贋作里見八犬伝が、とても気に入りました。こちらのほうが、本物に感じてしまうから不思議です。でも、そのあとがよくわからなかったです。

もうアニメになっているとは驚き。映像化したほうが、イメージわくかな。女ながらに、鉄砲を使う浜路と兄の道節の会話が、新鮮でした。

とにかく登場人物の名前に、作者らしさを感じました。

伏姫(ふせひめ) 鈍色(にびいろ) 簪(かんざし)

冥土(めいど) 船虫(ふなむし) 凍鶴(いでつる)

桜庭一樹「私の男」

842番 ★★★

内容(「BOOK」データベースより)

落ちぶれた貴族のように、惨めでどこか優雅な男・淳悟は、腐野花の養父。孤児となった十歳の花を、若い淳悟が引き取り、親子となった。そして、物語は、アルバムを逆から捲るように、花の結婚から二人の過去へと遡る。内なる空虚を抱え、愛に飢えた親子が超えた禁忌を圧倒的な筆力で描く第138回直木賞受賞作。
読むのは二度目。花は、奥尻の津波で孤児になった場面が、一番気になりました。花の出生の秘密も、なんとなく暗示されています。そこも気になりました。津波から逃げる際、「生きろ!」と言われ、トラックの荷台に父親に乗せられた花。どうしても今回の震災を思い出し、読んでいてつらいものがありました。
淳悟も花も幼少期のつらい思い出が多すぎる。震災の後読むと、まったく違う読み方ができる。愛に飢えるって、こういうことなんだと、衝撃でした。震災でつらい思いをした子供たち、なんとか克服していければと思いました。被災地にいる一人として、痛感したのでした。

桜庭一樹「ばらばら死体の夜」

825番 ★★★

内容(「BOOK」データベースより)

2009年、秋。翌年6月から施行の改正貸金業法がもたらすのは、借金からの救済か、破滅か―四十過ぎの翻訳家、吉野解は貧乏学生の頃に下宿していた神保町の古書店「泪亭」の二階で謎の美女、白井沙漠と出会う。裕福な家庭に育った妻とは正反対の魅力に強く惹かれ、粗末な部屋で何度も体を重ねる。しかし、沙漠が解に借金を申し込んだことから「悲劇」の幕があがる―。

冒頭部のふしぎな記述、誰かが誰かを殺すのだけれども、その誰がわからず、世界に無理やり引きずり込まれるのでした。

主人公の沙漠(さばく)と解(さとる)の出会い方は、おばさん世代には理解不能ですけど、彼女の作品なら理解できます。泪亭という古本屋の店主佐藤と沙漠の関係も、ミステリアス。どういうこと?どういうこと?って思いながら、読み進めて、前半ぼんやりしていたのが、後半はっきりしてきます。

女の子・・・タガが外れると、こんな風になっちゃうんだ。女の子というには、ちょっと年長ですが、この作品の主人公沙漠は、桜庭作品にはよく出てきそうなキャラクターでした。危なっかしくって、そんな彼女が消費者金融にはまっていく様子は、小説とは思えない。なるべく若い方に読んでほしい本でした。

ばらばら死体の夜 Book ばらばら死体の夜

著者:桜庭 一樹
販売元:集英社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

桜庭一樹「お好みの本、入荷しました」

782番 ★★★

内容(「BOOK」データベースより)

作家サクラバカズキは、本と一緒にお風呂に入る。毎日毎日本を読みつつ、ラスベガスへ、アイルランドへ、そして鳥取へ、稀代の読書魔は世界をめぐる!そして突然の結婚に至るまで。『私の男』『赤朽葉家の伝説』『製鉄天使』の桜庭一樹が縦横無尽に読んで過ごした一年間。

この種の本を読むのはもうやめようと思っているのですが、発作的に借りてきてしまった。読書家で有名な、桜庭一樹さんの読書日記です。

私も本すきを自覚していますが、彼女の読書の範囲の広いこと・・・外国物がお好きなようで、正直私知らないのばっかりでした。彼女を担当する編集者も、相当な読書家。

世の中には、すごい人がいるもんだ。「私、読書が趣味」って言っていいのかと、思ってしまう内容でした。本に出ていたの少しだけメモしました。いずれ読むつもり。

お好みの本、入荷しました (桜庭一樹読書日記) Book お好みの本、入荷しました (桜庭一樹読書日記)

著者:桜庭 一樹
販売元:東京創元社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

桜庭一樹「道徳という名の少年」

727番 ☆☆☆

内容(「BOOK」データベースより)

「愛してるわ!ずっと昔から…。子供の頃から、愛していたわ!」町でいちばん美しい、娼婦の四姉妹が遺したものは?(1、2、3,悠久!)、黄色い目の父子と、彼らを愛した少女の背徳の夜(ジャングリン・パパの愛撫の手)、死にかけた伝説のロック・スターに会うため、少女たちは旅立つ(地球で最後の日)、―桜庭一樹のゴージャスな毒気とかなしい甘さにアーティスト野田仁美が共振してうまれた、極上のヴィジュアルストーリー集。

タイトルとは想像つかない中身。表紙絵のほうに雰囲気似ています。

願わくば、「私の男」「ファミリーポートレイト」など、読まれてから、手にしたほうがいいかと。独特の世界にノックアウトされるか、嫌悪感を抱くか、どちらかなので。

少女と言われる年齢の方には、読んでほしくないけど、当たり前に図書館にありました。マンガの性描写について、風当たり強いけど・・・???

道徳という名の少年 Book 道徳という名の少年

著者:桜庭 一樹
販売元:角川書店(角川グループパブリッシング)
Amazon.co.jpで詳細を確認する

桜庭一樹「赤朽葉家の伝説」

720番 ☆☆☆☆

内容(「BOOK」データベースより)

“辺境の人”に置き忘れられた幼子。この子は村の若夫婦に引き取られ、長じて製鉄業で財を成した旧家赤朽葉家に望まれ輿入れし、赤朽葉家の“千里眼奥様”と呼ばれることになる。これが、わたしの祖母である赤朽葉万葉だ。―千里眼の祖母、漫画家の母、そして何者でもないわたし。高度経済成長、バブル景気を経て平成の世に至る現代史を背景に、鳥取の旧家に生きる三代の女たち、そして彼女たちを取り巻く不思議な一族の姿を、比類ない筆致で鮮やかに描き上げた渾身の雄編。

再読しました。はじめて読んだ時の記録は、こちらで。

私、初桜庭作品として、この本を読んだこと、幸運だったと思います。それ以外の作品が、「はつもの」だったら、そのあと読み続けたと思えないからです。特に直木賞作品「私の男」や「ファミリーポートレイト」は、あくが強すぎて、それっきりになってた予感がします。

内容については、今さら触れないでおきます。関連本として、「製鉄天使」がでているようですが、私としては、万葉の姑タツについて、書いてほしいと思います。なにゆえに万葉を、息子の結婚相手として、選んだのか?好き勝手に生きているような女たちですが、「イエ」のためとなると、急に家を守るための行動をとる女たち。タツのバックグランドが余計に知りたくなりました。

赤朽葉家の伝説 Book 赤朽葉家の伝説

著者:桜庭 一樹
販売元:東京創元社
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製鉄天使 Book 製鉄天使

著者:桜庭 一樹
販売元:東京創元社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

桜庭一樹寄稿「愛という密室で 愛という名のもと 殺される子供たち」

朝日新聞に彼女が寄稿して、朝から衝撃だったです。☆20日つけの朝刊でした。でもここは夕刊がない地域なので、念のため☆

「砂糖菓子の弾は撃ちぬけない」と「私の男」と「ファミリーポートレイト」は、彼女の中では、つながった作品だったのだ!

彼女いわく「海野藻屑は、物語を超えて転生し、腐野花となって、24歳まで生き延びた。…中略・・・・結婚する所で物語が終わった。それ以上は書けなかった。」

☆「私の男」の感想がらみで、花はまともな結婚生活を送れるかって、素朴な疑問があったのですが、それ以上書けないとは。

さらに彼女いわく「彼女はさらにヒロインに転生して、なんと34歳まで生きた。彼女もまた母親と別れ、結婚して自分の家族をつくり・・・(略) わたしはヒロインに追い越されてしまった。」

☆今年1月、ご結婚なさったそうです。秋から週刊誌の連載を控えているそうです。

彼女の作品を読んだことのある方なら、納得する内容なので、ぜひ読んでくださいね。図書館なら新聞のバックナンバーあると思います。

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