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本・坂木司

坂木司「肉小説集」

☆☆☆


部位の数だけ人生もある!じんわりおいしい肉小説を召し上がれ

ロースカツ、角煮、生ハム……。何だかお母さんが煩わしいときも、年をとって格好悪かったりするときも、お肉を食べて前を向けばちょっぴり変わっていけるはず。心とお腹にしみる、おいしくてあたたかな短編集。

ライトノベルみたいに楽しく読めました。

こういう発想、着目点がすごいなあ。食の習慣の違いは、なかなか寄り添えないものと感じていましたので、「アメリカ人の王様」に爆笑。このあと、どうなるんでしょうか。

坂木司リクエスト「和菓子のアンソロジー」

★★★

内容紹介

 

三人の人気作家が、いちばん読みたいテーマを、いちばん読みたい作家に「お願い」してできあがった、完全新作アンソロジー!
甘くてやさしくて、でもそれだけじゃない。想い出に似ている。

「和菓子をモチーフに忘れがたい作品を」というリクエストに応えてくれたのは、小川一水、木地雅映子、北村薫、近藤史恵、柴田よしき、日明恩、恒川光太郎、畠中恵、牧野修の各氏。
坂木さんの新作ももちろん収録。

図書館に入ったばかりの本。さっそく借りてきちゃいました。

言い出した坂木さんの作品と柴田よしきさんの作品がお気に入りです。和菓子をモチーフにといっても、奥行きの深さに驚いちゃいました。この種の本だと、はじめましての作家さんが多くて、それも楽しみ。

北村薫さんの作品も、俳句を取り上げていて、新鮮でした。

坂木司「ウィンター・ホリデイ」

967番 ★★★★

内容(「BOOK」データベースより)

 

届けたい。間に合わないものなんてないから。一人から二人、そして…。父子の絆の先にある、家族の物語。父親は元ヤン・元ホスト・現宅配便ドライバー、息子はしっかり者だけど所帯じみてるのが玉にきずの小学生。冬休み、期間限定父子ふたたび。

「ワーキング・ホリディ」の続編。感想は・・・こちら

本編、未読の方、ぜひぜひセットで読んでください。本編より面白さ、グレードアップしてます。

年末は、宅配業者さんが大活躍の季節。そこでの出来事に、プラス進君とくれば、おもしろくないわけないのです。職場には、新人バイトくんも登場します。

進君のいじらしさには、胸キュンでした。子供の心の本質をついていますね。特に彼が彼なりに、自分の母親と父親のこと、考えている様子に泣きそうでした。

坂木司「短劇」

865番 ★★★

内容(「BOOK」データベースより)

たとえば、憂鬱な満員電車の中で。あるいは、道ばたの立て看板の裏側で。はたまた、空き地に掘られた穴ぼこの底で。聞こえませんか。何かがあなたに、話しかけていますよ。坂木司、はじめての奇想短編集。少しビターですが、お口にあいますでしょうか。

星新一のショートショートを思い出させる短編集。くすっと笑ったり、ぞっとしたり、いろんな作品があった。

語り手が、会社の給湯室の流し台?という「目撃者」が、最高におもしろかった。「ビル業務」は、ある意味おしゃれでした。私もそんな業務したいです。

ちょっと怖い作品もあって、今までの作者の雰囲気とは、一線を画していると思いました。

★朝日の新聞小説に、伊坂幸太郎氏登場。語り手は車!です。

坂木司「和菓子のアン」

712番 ☆☆☆☆

内容(「BOOK」データベースより)

やりたいことがわからず、進路を決めないまま高校を卒業した梅本杏子は、「このままじゃニートだ!」と一念発起。デパ地下の和菓子屋で働きはじめた。プロフェッショナルだけど個性的な同僚と、歴史と遊び心に満ちた和菓子に囲まれ、お客さんの謎めいた言動に振り回される、忙しくも心温まる日々。あなたも、しぶ~い日本茶と一緒にいかがですか。

和菓子屋さんがミステリーの舞台になるなんて・・・楽しい作品でした。他の作品とのリンクもあり、ファンへのサービスも感じました。(でも、読んでなくても全然大丈夫。そんな程度のリンクも、いろんな意味でうれしい。)

和菓子のうんちくも面白いし、店長や同僚の素顔も笑える。私も魔女の魔法にかけられたいと思ったけど、よくよく考えてみたら、私そういう売り場へ行ったことないんだ。いろいろ勧められるのが嫌で、セルフで買える店ばかり利用していた。今更行けないなあ。

和菓子のアン Book 和菓子のアン

著者:坂木 司
販売元:光文社
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坂木司「夜の光」

630番 ☆☆☆

「季節外れの光」「スペシャル」「片道切符のハニー」「化石と爆弾」「それだけのこと」の連作短編集。今回の舞台は、高校の天文部。

男女二人ずつ、計四名の部員たち。部長の黄川田祐一くん、安田朱美さん、青山孝志くん、中島翠さん。それぞれコードネームがあります。ブッチ、ギイ、ゲージ、ジョーです。

それぞれ大人社会と闘っているのですが、そういう展開は、親世代として、きついものがありました。それ以外は、いつもの坂木ワールドでした。楽しかったです。

夜の光 Book 夜の光

著者:坂木 司
販売元:新潮社
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坂木司「先生と僕」

509番 ☆☆☆

作者お得意の日常ミステリー。今回はこわがりの大学生、伊藤二葉(推理小説研究会所属)と瀬川隼人(中学生)が、「家庭教師と生徒」の関係になり、展開していく連作短編でした。

隼人の描写が面白い! 妙に大人びていて、クスッと笑ってしまいます。こういう子ども書かせると、うまいなあ!

先生と僕 Book 先生と僕

著者:坂木 司
販売元:双葉社
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坂木司「ホテルジューシー」

491番  ☆☆☆

「シンデレラティース」と対になる作品。咲子の友人、浩美が夏のバイトで過ごした沖縄でのお話です。

石垣島のプチホテルに働きに行ったのに、先方の依頼で那覇のホテルへ転勤???した浩美。そこは外見の怪しげな「ホテルジューシー」でした。

この浩美が、妙に世話焼きの性格をもっていて、面白く読めました。ホテルで働く女性陣、オーナー代理という安城さん、パワフルでなおかつ沖縄の人らしいオーラがありました。

なおかつ、ホテルを利用する旅人(単純に旅人といえない人たちも、出没)も、みんな一筋縄でいかない人たちばかり。

ランチョンミートのイラストや、沖縄の食生活のあれこれにも興味がわいてきました。台風のことも、現地ではいろんなやりすごし方があるんですね。

ホテルジューシー Book ホテルジューシー

著者:坂木 司
販売元:角川書店
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坂木司「ワーキング・ホリデー」

461番 ☆☆☆

ホストクラブに小学生の珍客。神保進と名乗る男の子。「はじめまして、お父さん」と名乗られたヤマト。彼らの奇妙な共同生活がはじまるのでした。

ヤマトはその後、転職して宅配ドライバーに(さてどんな車でしょう??) 小姑みたいな進との生活をめぐっての物語です。

この進君が、すばらしい・・・小学生の男の子の本質をついている! 今までのこの作家さんのパターンで、なぞ解き役の人が出てくるかと思ったけど、それはなかった。でも進君とヤマトの会話がいいし、それぞれをめぐる人間関係がよかった。

私の一番好きな場面は、進たちが幹線道路を横断するゲームにかかわったとして、進に一喝するところ。最後、別れの場面はちょっとほろっと。この家族?今後どうなるんでしょう。

また、この作品の舞台と「切れない糸」の舞台はかぶるようで、アライクリーニングが登場します。面白くて吹き出してしまいました!

ワーキング・ホリデー Book ワーキング・ホリデー

著者:坂木 司
販売元:文藝春秋
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坂木司「切れない糸」

454番 ☆☆☆

なぎさんが読んでいたので、私も読みました。今度の舞台は、クリーニング屋さん。主人公は新井和也。父親の急死で、クリーニング店の仕事を始めるのですが、時に妙なことに出会うのでした。

それを助けてくれる友人、沢田。彼の眼力はすごい・・・和也の発する断片的な情報から、お客さんの深い事情を言い当てていくのでした。

何気に利用しているクリーニング屋さんですが、こんなに奥が深いとは・・・こういう目で見られていたのか!と、はっとする思いでした。大きな事件が起きるわけでもなく、あくまでも日常ですが、読んでいてほっとする世界ですね。

切れない糸 (創元クライム・クラブ) Book 切れない糸 (創元クライム・クラブ)

著者:坂木 司
販売元:東京創元社
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