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本・柴田よしき

柴田よしき「夢より短い旅の果て」

★★★


内容(「BOOK」データベースより)

四十九院香澄は“その道では有名な”鉄道旅同好会に入会した。鉄道に興味はなかったが、彼女には同好会に絶対に入らなければいけない理由があった。急行能登、飯田線、沖縄都市モノレールゆいレールに、こどもの国、越後湯沢、雨晴、日光…。一つの線路、一つの駅に集う多くの人々、様々な人生と交錯する中、彼女自身も自分のレールを敷きはじめていく。ありふれた日常をちょっぴり変える、珠玉の鉄道ロマン。

これも偶然、作者のあとがきつき。この作家さん、かなりの鉄道ファンなのね。

ヒロインの名前、読めますか?名前はかすみですが、苗字は「つるしいん」です。

彼女が急行能登で、偶然見た女性の秘密。それと一番、彼女が慕っていたおじの失踪の謎。この二つが読者に示されるのですが、なんとおじの失踪に関しては解決しません!続きがあるということです。


女性の秘密については、夫の復讐を果たすために(夫が過労死したので、その当時の年下上司を恨んでいる)
シュミレーションを考えていたという。

先生!続き待ってます。(先生、読メに参加しているんで)

柴田よしき「クロスファイヤー」

★★★

内容(「BOOK」データベースより)

 

天才ピッチャーでスターの麻由とくらべたら、わたしは等級の劣る地味な星。でもそんなわたしの方が、素質が上だなんて…。日本プロ野球のチームに、女性選手が入団。東京レオパーズ所属の楠田栞は、左腕でアンダースローの中継ぎ投手。客寄せパンダと陰で囁かれつつも、同僚で親友の早蕨麻由と励まし合いながら、プレイに、恋に、奮闘中。プロ野球は、才能と運、その両方を掴んだ者だけが成功できる過酷な世界。時にはくじけそうになりながらも、女であることも「幸運」のひとつなのだと、栞は自らに言い聞かせている。そんなある日、栞は臨時投手コーチの雲野と出会う。雲野は言う。おまえの恵まれた体と素質を活かせ、一流になれ、と。そして、とある目標のための特別指導が始まった…。

「輝跡」の姉妹編? 今度は女子選手が、プロ野球選手(それもピッチャー)になるというお話です。

栞が、雲野コーチと出会うまでがおもしろかった。コイバナあり、チーム内のいろんなことあり、麻由とのガールズトークあり、この辺りは作者らしいテンポでとても楽しめました。コーチの特別レッスンが始まってから、話の内容は一転。根性ものに。続きあるんでしょうか・・・

柴田よしき「輝跡」

968番 ★★★

内容(「BOOK」データベースより)

 

野球の才能に恵まれ、中学生で「怪物」と呼ばれた北澤宏太。家庭の事情で一度はあきらめた夢を追い、プロ野球選手になった彼を取り巻く女たち。故郷の元恋人、妻となった女子アナ、ファン、愛人…。女性の視点からプロ野球を描く切なさあふれる物語

連作短編の形をとっていますが、実質長編と思っていいかと思います。

彼女がプロ野球を描くと、こうなるのかというのが、正直な感想です。

話の軸になるのが、北澤宏太ですが、女運がないというか、だらしないというか、おばさんには理解不能です。個人的には、ホームから転落した竜也の話、もう少し読みたかったです。

また、女子アナの書き方は、「悪意」すら感じたのですが、いかがでしょう。

柴田よしき「月神の浅き夢」

950番 ★★★

出版社/著者からの内容紹介

 

若く独身の、それも美男子の刑事だけを狙ったらしい連続猟奇殺人事件が発生した。残虐にも手足、性器を切り取られ木に吊るされた刑事たち。犯人は誰か? 事件をひたむきに追う緑子…。過去の事件にたどりつく。

緑子シリーズ第三弾。このあとの展開も予想できそうな内容でした。(たとえば、麻生龍太郎や山内の存在感が大きくなることなど)

地道な捜査をしていく彼女に好感が持てました。この一連の作品があったからこそ、花ちゃんや麻生龍太郎のシリーズが、できてきたのね。大いに納得しました。先にこちらを読んでからにすればよかったと思っても、あとの祭り。今、どんな作品書いているのかなあ。

柴田よしき「RIKO 永遠の女神」

911番 ★★★

出版社/著者からの内容紹介

レイプビデオがからむ連続殺人事件を追う新宿署刑事課村上緑子。巨大な警察組織の中で、個を見失わず放縦に生きる緑子。セクハラ・不倫・性的倒錯。--ここに新しい警察小説が誕生した

やっぱりこっちから読むんだった・・・正直な感想でした。彼女のデビュー作です。すべて、ここから始まったのね。麻生刑事は、二作目から登場したのね。ふむふむ。

彼女の奔放さに、びっくりでした。二作目から先に読んだけど、警官としての実力は、二作目のほうが、格段にアップしていました。

本筋の事件のほうも、なかなか面白かったですね。警察官の不祥事が報道されていますけど、この小説もいいところに目を付けました。時代を感じるのは、ポケットベルの描写だけとは、あっぱれです。

柴田よしき「聖母の深き淵」

905番 ★★★

内容(「BOOK」データベースより)

惨殺されて廃工場に捨てられた主婦。男の肉体を持つ美女。消えた乳児。覚醒剤漬けの売春婦。元刑事の私立探偵と、悪徳弁護士と、悪魔のように頭のよいヤクザ…二歳たらずの男児を育てながら、複雑な事件に取り組む女刑事・緑子が、生命の危機にさらされながら迫った驚くべき真相とは。そして緑子は、母性や愛に対する人々の幻想の向こう側にぽっかりと開いた暗黒の淵を覗き込むこととなった―。新鋭女流作家による、まったく新しいタイプの本格的ハードボイルド警察小説。

柴田よしきの二作目。彼女の作品、出版の順序と時系列が、必ずしも一致していないのですが、この本に関しては、デビュー作の続き。読んでいないのを後悔しても、あとのまつり。

頭のよいヤクザ山内、私立探偵の麻生、もう二作目で、今後も活躍するスターがそろったというわけですね。

神戸の地震のころの作品ですが、今読んでも携帯電話の性能以外、まったく時代を感じさせないのが、すごい。逆に心と体の性が一致しない状態や、一般人が覚せい剤に手を染める、育児に悩んで子供を虐待するなど、時代を先読みするアンテナには、感心しました。

柴田よしき「桃色東京塔」

846番 ★★★★

内容(「BOOK」データベースより)

警視庁捜査一課勤務の刑事・黒田岳彦は、ある事件の捜査でI県警上野山署捜査課係長・小倉日菜子と出会う。過疎の村で働く日菜子は警官の夫を職務中に亡くしている未亡人で、東京に対して複雑な思いを抱いていた。捜査が進むなか岳彦と日菜子は少しずつ心を通わせてゆくが、あらたに起きるさまざまな事件が、ふたりの距離を微妙に変えていって…。異色の連作短編集

この作家さん、どうしてこうもつづきが知りたいという作品を書いてくれるんでしょう!この作品もまさにこれでした。

連作短編集で、偶然東京が舞台の作品でした。主人公は警視庁捜査一課の刑事岳彦。そして、日菜子。彼女のバックグランド、夫が警察官で殉職。彼女も刑事。だけどほとんど事件らしい事件が起きない、田舎の警察勤務。(具体的にどことは示されていなくて、架空の土地の名前が設定されていますが、雰囲気的に茨城と思うのです。いかが?)

事件も発生するのですが、彼らの恋の行方が気になり、読み進めることに。最後、え~~これで終わりと、悲鳴?でした。続編期待します。

柴田よしき「やってられない月曜日」

778番 ★★★

内容(「BOOK」データベースより)

私、高遠寧々、28歳。実はコネ入社だけど、いちおう大手出版社経理部勤務。彼氏なんていなくても、気の合う同僚もいるし、お気楽な一人暮らしを満喫中。でも、そんな平凡な日々にも、不倫、パワハラ、社内イジメなどなど、いろんな事件は潜んでて―。「やってられない」本音満載のワーキングガール・ストーリー。

連作短編集。等身大の女子会社員、寧々の会社生活、+オタク生活。寧々の仲良し、弥々もおもしろかった。肩もこらず、楽しく読める本でした。

↓に画像貼り付けておきますけど、裏表紙の電卓とペン、ハンバーガーとマグカップに雰囲気出ていますね。図書館本ですが、表紙外したら、寧々の趣味没頭中のイラストがありました。作者+編集者の遊び心が、満載されてます。舞台が、出版社って、偶然?

やってられない月曜日 Book やってられない月曜日

著者:柴田 よしき
販売元:新潮社
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柴田よしき「小袖日記」

758番 ☆☆☆

内容(「BOOK」データベースより)

不倫に破れて自暴自棄になっていたあたしは、平安時代にタイムスリップし、『源氏物語』を執筆中の香子さまの片腕として働くことに…。平安の世も、現代も、女は哀しくて強い―。「夕顔」「末摘花」「葵」「明石」「若紫」をめぐる物語。

発想が面白く、作者の幅の広さを感じる本でした。

私自身、寂聴先生の源氏物語読みました。(途中で挫折したけど)もう少し、その記憶が鮮明なうちに読みたかったなあというのが、正直なところでした。学生のころ、古典、まったく苦手だったこと、改めて思い出しました。

現代のことを知っている「あたし」が見る、平安の世の中が、楽しいものでした。現役の学生さん、ぜひ。

小袖日記 Book 小袖日記

著者:柴田 よしき
販売元:文藝春秋
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柴田よしき「激流」

742番 ☆☆☆☆

内容(「BOOK」データベースより)

上巻
京都。修学旅行でグループ行動をしていた七人の中学三年生。知恩院に向かうバスで、その中の一人の女生徒・小野寺冬葉が忽然と消息を絶った―。二十年後。三十五歳となった六人に、突然、失踪した冬葉からメールが送られてくる。「わたしを憶えていますか?」運命に導かれて再会した同級生たちに、次々と不可解な事件が襲いかかる…。

内容(「BOOK」データベースより)

下巻
十五歳の記憶の中の少女はいつも哀しげにフルートを吹いていた。冬葉は生きているのか?彼女が送ったメッセージの意味は?離婚、リストラ、薬物依存、不倫…。過去の亡霊に、次第に浮き彫りにされていく現実の痛み。苦悩しながらも人生と向き合う、六人の三十五歳の闘い。「今」を生きる、すべての人に贈る、渾身のサスペンス・ミステリー。
私はハードカバーの図書館本で読みましたので、500ページ超の長編でした。全体としては、ありえないものですが、ひとつひとつのエピソードは、あり得るものを積み重ねて、引き込まれる作品になりました。
今回は、登場人物メモ書きにして読み続けました。いい方法でした。6名の同級生と担任が軸になり、 彼らに起こる奇怪な出来事、そして殺人事件。
きっかけは、大人のとった無責任な行動。思春期の女の子、冬葉を傷つけること、あまりに簡単でした。結果、波紋が大きすぎました。小説とはいえ、うすら寒い気持ちになったのは、私だけでしょうか?

激流〈上〉 (徳間文庫) Book 激流〈上〉 (徳間文庫)

著者:柴田 よしき
販売元:徳間書店

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激流〈下〉 (徳間文庫) 激流〈下〉 (徳間文庫)

著者:柴田 よしき
販売元:徳間書店

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