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本・浅田次郎

浅田次郎「天切り松闇がたり」5巻

★★★

内容(「BOOK」データベースより)

五・一五事件の前日に来日した大スター、チャップリンの知られざる暗殺計画とは―粋と仁義を体現する伝説の夜盗たちが、昭和の帝都を駆け抜ける。人気シリーズ、9年ぶりの最新刊。表題作「ライムライト」ほか5編を収録。

楽しいシリーズですが、久々の新刊。

昭和初期の設定でした。棟梁が立派な家を建てたんで、仕事が進まない怪盗の話には笑ってしまった。まだ続くのかな。

浅田次郎「天切り松闇がたり」3巻、4巻

内容(「BOOK」データベースより)第3巻の内容

       「江戸っ子の初湯は千両。せめて値千金の初語り、ブタバコの湯銭がわりに聞いておくんない」大正義賊の活躍を描く痛快人情譚。

内容紹介  第4巻の内容

       戦争の影さす時代、情に生きた夜盗たちの活躍!
時は昭和9年、戦争への道をひた走る日本。世の中自体がおかしくなりつつある時に、「人としてのまっとうな生き方」を体現した伝説の夜盗たちの痛快ピカレスクロマン! 全6編収録。

このお話の魅力の一つに、歴史上の人物が語り手の松を通じて、生き生き語られることだと思います。

永井先生として、登場する永井荷風。3巻で出てくるのは、軍医で作家の森鴎外。竹久夢二も登場します。

4巻では、昭和の戦争の暗い時代について、書かれています。5巻も出たようなんで、これから読むつもりです。

泥棒なのにこんなに魅力的でどうしよう・・・

浅田次郎「天切り松闇ものがたり」

★★★

内容紹介第一巻の内容

       「殿下閣下もかまいやしねえ。盗られて困らぬ天下のお宝、一切合財ちょうだいしようじゃねえか」目細の安吉親分の新たな旅立ちを描く「闇の花道」等、帝都の闇を駆ける伝説の怪盗たちの物語5話。

浅田次郎さんの本は結構読んだけど、未読の作品も多いのですが、この作品は存在すらしらなかった。お粗末な話。ラジオで、鷲尾真知子さんが強力に勧めていたんです。

二冊まとめて借りてきました。

いやまいった。

なんと伝説の泥棒のお話。それも松に語らせると、まるで講談。

姉が吉原のおいらんになるのですが、再会、そして姉の最期、このくだりは、作者らしい。刑務所の中で、看守や囚人たちに語り聞かせるという展開。松蔵、すでに老人のようなんで、この巻では、まだまだお話の入り口。天切りとは、屋根の一部を切り取って、侵入する手口。

スリに詐欺、泥棒といっても部門?があるようで、そのあたりの事情?も面白かったです。

内容紹介第二巻の内容

       「母を死に追いやり、姉を女衒に売った父の供養なんてできない」少年・天切り松は声を絞る…「春のかたみに」等、裏稼業の世界に生きる人間たちが、意地と見栄に命をかける大正ピカレスクロマン
この巻では、松蔵と父の確執が描かれています。また、恩人を助けるために、今でいうなりすまし詐欺を働き、マネーロンダリングをしてお金を作る話もありました。
まだまだ続くようなんで、追いかけます。

浅田次郎「勇気凛凛ルリの色 四十肩と恋愛」

994番 ★★★

出版社/著者からの内容紹介

 

世の中まとめて喜怒哀楽!
涙あふれるやさしい心と鋭く社会を捉える眼でつづる人気エッセイ

キワモノである。下品である。悪意と偏見に満ちている。全然やすらぎを与えない。エッセイの本義に悖(もと)る──と自らの文章をも毒舌をもって語る人気の直木賞作家が、喜怒哀楽を包み隠さず吐き出した痛快エッセイ。実は読むと、やさしい人間臭い視点で世の中を捉えた、涙と笑い、感動がいっぱいつまった1冊。

この前読んだこの作家さんのエッセイがおもしろかったので、こちらも。

時事ネタも多く、シリーズらしい。楽しく読みました。動物大好きなので、ペットと暮らしている方には、おすすめします。(作者曰くペットを飼うという言葉に、違和感ありと)

出版社のこと、直接表現でなかったので、どなたかご指導を。

京橋屋・・・老舗版元と記述あり。

汐留屋・・・武闘派版元と記述あり。

音羽屋・・・・これは講談社と推察可能。

駿河屋…1997年ころ、創業70年。金持ち版元との記述あり。

浅田次郎「君は嘘つきだから、小説家にでもなればいい」

963番 ★★★

内容(「BOOK」データベースより)

 

言葉の魔術に、酔いしれる。生き別れた母を想い、馬と戯れ、小説の神様と向き合う。人気作家の「心わしづかみ」エッセイ集。

タイトルは子供時代、学校の先生に言われた言葉とのこと。

テレビに出たときにも紹介された、日々の日課。午前中執筆、午後読書。読書にだいたい4時間程度あてるとのこと。素朴な疑問として、蔵書はどうやって管理しているのかと思いました。図書館みたいな書斎があるのかな。

意外だったのは、猫好きの一面でした。競馬好きは、知ってたけど。競馬もここまで極めると・・・凝り性なんですね。

新撰組に関する考察が、鋭いなあ。三部作のうち、最後の一作は、こういうところから生まれてきたのか。ふむふむ

浅田次郎「マンチュリアン・リポート」

826番 ★★★★

内容(「BOOK」データベースより)

昭和3年6月4日未明。張作霖を乗せた列車が日本の関東軍によって爆破された。一国の事実上の元首を独断で暗殺する暴挙に昭和天皇は激怒し、誰よりも強く、「真実」を知りたいと願った―。混沌の中国。張り巡らされた罠。計算と誤算。伏せられた「真実」。

浅田次郎の手にかかると、こうなるのか?もう冒頭部を読んだだけで、参りました。なんと昭和天皇が出てくるのです。

「中原の虹」で終わる、例の3部作を読んでから、ずいぶん経つので心配でしたが、まったく大丈夫です。逆にこれ単独でも、十分楽しめます。

このあたりの歴史は、学校で習うのですが、詳細を説明され、背筋が凍りついたのは私だけでしょうか?テロといわれる最近の事件と似ています。

機関車トーマスを思わせる、機関車が見てきた歴史もあって、驚きでした。まだまだ昭和史には、わからないことがあるんだと再認識した本でした。

マンチュリアン・リポート (100周年書き下ろし) Book マンチュリアン・リポート (100周年書き下ろし)

著者:浅田 次郎
販売元:講談社
発売日:2010/09/17
Amazon.co.jpで詳細を確認する

浅田次郎「終わらざる夏」

765~6番 ★★★★

内容紹介

1945年8月15日――戦争が、始まる。

稀代のストーリーテラーが挑んだ物語の舞台は、玉音放送後に北の孤島・占守島で起きた「知られざる戦い」。日本を揺るがす新たな戦争巨編、ここに誕生!!


「占守=美しい島」で起こった悲惨な戦いを通じ、戦争の真の恐ろしさ、生きることの素晴らしさをうったえる感動巨編。
終戦65周年の夏、誰も読んだことのない、新たな戦争文学が誕生します。

西洋文化あふれる華やかな東京の翻訳出版社に勤める片岡は、いずれ妻とひとり息子とともにアメリカへ移住するのが夢だった。しかし、第2次大戦開戦により息子・譲を疎開し、片岡は妻・久子と東京に残ることに。理不尽な言論統制下で、いつかは人間本来の生の美しさを描いたヘンリー・ミラーの『セクサス』を翻訳出版するのだと強い信念を抱いていた。

そんな彼に、赤紙が届く。陸海軍の精鋭部隊が残留している北海道北部の占守島に米軍上陸の危機が噂されるなか、大本営の作戦本部は、敗戦を予見していた。そこで、米軍との和平交渉の通訳要員として、秘密裏に片岡を占守に運ぶ作戦が立てられたのだ。粉飾のため、2人の「特業」要員も召集された。地元・盛岡の貧しい人々のため働いてきた志高き医学生の菊池、熱河作戦と北支戦線の軍神と崇められた車両運転要員の鬼熊である。

上巻では、3人の占守島への旅を軸に、焼け野原の東京、譲の疎開先、鬼熊らの地元・盛岡の農村など、様々な場所でのそれぞれの「戦争」を、多視点で重層的に描いていく。

以下下巻の紹介

千島列島の孤島・占守島は、短い夏を迎えていた。女子挺身隊として占守島の缶詰工場で働く女子高生たちは、函館に帰る日を待ち望みながら日々を過ごしている。一方、片岡、菊池、鬼熊らも難儀したすえに占守島に到着。そこで3人は、日本が和平に向かっていることを大本営参謀から教えられる。片岡は妻に宛てた手紙で、戦争の真の恐ろしさについて語り、和平を成功させ、平和な世で『セクサス』を出版する決意を綴る。しかし、占守に侵攻しつつあるのは米軍ではなく、ソ連軍であった……。

同じ頃、父の徴兵を知らされた譲は、疎開先の少女とともに、宿舎を脱走し東京を目指す。途中、空腹と疲労で極限状態の2人の前に現れた金髪碧眼の少年はパンを恵んでくれた。その少年は、占守へ侵攻中のソ連兵の昔の姿であった。

人間本来の温かな交流を織り交ぜつつ、物語は玉音放送を迎える。しかし、その翌日、占守にソ連軍が侵攻。凄惨な戦闘となる。せめて缶詰工場の女子高生たちは無事に北海道本島へ送還しようと、中尉たちは決起し……。

日ソ双方に多くの犠牲者を出し、占守島の戦いはついに収束する。残った日本兵はシベリアに連行された。肉体的にも精神的に厳しい生活に、菊池は生きる望みを失いかけるが……。

長い長い物語でした。旧ソ連とは、結局「平和条約」を結ばなかった現実を、改めて思うのでした。

これから読む方へ・・・可能なら、上下巻まとめて読み始めてほしいです。上巻だけの場合、千島列島の地図は、必須アイテムと思います。

登場人物も多く、舞台も占守島(シュムシュトウ)、東京、盛岡、ロシア、信州など、盛りだくさん。例のあのシリーズを思い浮かべます。

読みごたえは抜群。特に8月15日からの記述には、感動しました。誇り高い日本人の姿を見ました。終章には、思わず涙しました。長く苦しい物語で、「史実」かどうか気になりましたけど、読了まで、ウイキペディアでの検索は我慢しました。

「二度と戦争はするな。戦争に勝ちも負けもあるものか。戦争する奴はみんな負けだ」立場の全く違う登場人物二人に、このセリフ言わせてます。作者の強いメッセージ感じました。

終わらざる夏 上 Book 終わらざる夏 上

著者:浅田 次郎
販売元:集英社
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終わらざる夏 下 Book 終わらざる夏 下

著者:浅田 次郎
販売元:集英社
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浅田次郎「輪違屋糸里」「浅田次郎新選組読本」

651~3番 ☆☆☆

三冊まとめて読んだ。私時代物苦手だし、特別思い入れもないので、「読本」を参考にして、読み切りました。

作者、新選組オタクだったのね・・・・これであの「壬生義士伝」の世界も納得でした。

この本は、土方の愛人糸里、芹沢の愛人お梅が中心に話が進みます。女のしたたかさをこれでもかという風に描いていきます。芹沢がなにゆえに「粛清」されたか? その当時の京都の人は、この混乱期をどんなふうに感じていたのか。

お梅に関して言えば、いざという時の言葉が、迫力満点。当時の京都の人、理解できたんだろうか?

最近の大河ドラマでは、芹沢は佐藤浩市さんでしたよね。お梅がもしかして、鈴木京香さん?

輪違屋糸里 上 Book 輪違屋糸里 上

著者:浅田 次郎
販売元:文藝春秋
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輪違屋糸里 下 Book 輪違屋糸里 下

著者:浅田 次郎
販売元:文藝春秋
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浅田次郎  新選組読本 Book 浅田次郎 新選組読本

著者:浅田 次郎
販売元:文藝春秋
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☆図書館利用のため、「輪違屋糸里」は別の表紙でしたが、こちらのほうが雰囲気あるので、こちら貼り付けておきます。

浅田次郎「ハッピー・リタイアメント」

636番 ☆☆☆

財務省OBの樋口慎太郎、自衛隊OBの大友勉が再就職先で起こした騒動?笑いました!表紙の絵は、多分あいつ!

立花女史こと、立花葵の存在もゆかいゆかいでした。

また過去「借金を踏み倒したことのある人」の描写が、妙にリアル。小説家なんて設定もあって、勘ぐっちゃいました!

ハッピー・リタイアメント Book ハッピー・リタイアメント

著者:浅田 次郎
販売元:幻冬舎
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浅田次郎「壬生義士伝」(上)(下)

403 404番 ☆☆☆☆

マイミクのkanakanaさん、コーチさんのお勧めの本。時代は幕末、新撰組の吉村貫一郎が主人公になります。

南部藩を脱藩して、新撰組に加わる貫一郎の生涯に、幼なじみの大野次郎右衛門がからんでいきます。

それを、明治維新のあと、約50年。今でいうライターが、彼の関係者を訪ね、聞き取っていくというスタイルになっています。

読むと涙、涙だったという話ですが、はじめ、次郎右衛門の薄情さに、「ドンビキ」でした。また、血なまぐさい描写の連続で、やめようかと思ったのもの事実。

でも、下巻になり、彼らの子供たちの話になって、趣が一変。美しいお話でした・・・

「殺されたくないから、殺す」 「男は、女子供を守るのは当たり前」など、数々のシンプルなメッセージが心にしみました。

また飢饉のときの悲惨な百姓の現状・・・・平成になってからも、冷害の年、ありましたよね。餓えるということの怖さ、現代人は忘れています。飢饉のため娘を売ったり、人々が死んだり、そんな昔のことではありません。

歴史は勝ち残ったものが、刻んでいくものだと、改めて思いました。「勝てば官軍、負ければ賊軍」まさにその通りです。

壬生義士伝〈上〉 Book 壬生義士伝〈上〉

著者:浅田 次郎
販売元:文藝春秋
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壬生義士伝〈下〉 Book 壬生義士伝〈下〉

著者:浅田 次郎
販売元:文藝春秋
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