ブログパーツ

  • ほっその今読んでる本

最近のトラックバック

本・有川浩

有川浩「キャロリング」

★★★

内容(「BOOK」データベースより)

クリスマスにもたらされるささやかな奇跡の連鎖―。有川浩が贈るハートフル・クリスマス。

心温まるお話だけど、群像劇に近いものがあったので、ちょっと苦手でした。

でも、子育て経験者として、航平が両親をいかに愛しているかがもう胸キュンでした。お父さんとお母さんの不仲に心痛めるなんて、いかにも有川作品らしい。とても素敵でした。

父親の家庭内暴力に悩んだ大和の気持ちにも、心揺さぶられました。本当の意味での理解者が出てくる予感のラストシーンだったので、気持ちがほっこりしました。

有川浩「明日の子供たち」

★★★★

内容(「BOOK」データベースより)

三田村慎平・やる気は人一倍の新任職員。和泉和恵・愛想はないが涙もろい3年目。猪俣吉行・理論派の熱血ベテラン。谷村奏子・聞き分けのよい“問題のない子供”16歳。平田久志・大人より大人びている17歳。想いがつらなり響く時、昨日と違う明日が待っている!児童養護施設を舞台に繰り広げられるドラマティック長篇。

彼女が、児童養護施設を描くと、こういう風になるんだ。彼女らしい作品でした。私、彼女が描く自衛隊の作品、若干苦手なんで、楽しく読めました。


私も地震の被災など、かわいそうと思われた経験があるので、かわいそうと思われる立場については理解できます。確かにかわいそうなのかもしれないけど、理解されないのが一番つらく、かわいそうでくくられるのが、いやなんでしょう。

一つ一つのエピソードが、丹念な取材に基づいて描かれていることが、容易に想像できて、本当に素晴らしい作品でした。映像化あるのかな。作者の意図をよく理解して、勧めてほしいです。

有川浩「ヒア・カムズ・ザ・サン」

★★★

内容(「BOOK」データベースより)

 

真也は30歳。出版社で編集の仕事をしている。彼は幼い頃から、品物や場所に残された、人間の記憶が見えた。強い記憶は鮮やかに。何年経っても、鮮やかに。ある日、真也は会社の同僚のカオルとともに成田空港へ行く。カオルの父が、アメリカから20年ぶりに帰国したのだ。父は、ハリウッドで映画の仕事をしていると言う。しかし、真也の目には、全く違う景色が見えた…。わずか7行のあらすじから誕生した二つの小説。大切な人への想いが、時間と距離を超え、人と人とを繋げていく。有川浩meets演劇集団キャラメルボックス。小説×演劇の全く新しいクロスオーバーから生まれた物語の光。

有川作品で、未読の分。自衛隊ものではないので、とりあえず安心。

真也がカオルの父を思い、二人の和解を目指していくという話の流れでした。カオルの父というのが、大人から見て、痛い存在でした。夢をめざし、現実に目を背ける傾向には、自分の若いころを思い出し、ほろ苦い思いも。

表紙の写真が素敵。

有川浩「旅猫レポート」

★★★★

内容紹介

 

秘密を抱いた青年と一匹の相棒は“最後の旅”にでた

現代最強のストーリーテラーによる、青年と猫のロードノベル。あたたかな光溢れるラストまでどのページにも忘れ難い風景が広がる傑作です
!

これまた評判の良い本です。週刊文春で連載されていたとは、軽い驚きでした。

作者が、泣きながらパソコンの画面に向かっている様子が目に浮かびます。とても素敵な作品でした。

主人公の悟が、猫のナナを同級生に譲るために、ナナと一緒に旅をして、同級生と会い、ナナのお見合いをしていくというお話。猫目線の話は、ほのぼのしているものでした。動物好きにはたまらないかもしれません。

悟が本当にいいやつで、どうしてこの青年が、こんな過酷な運命に出会わないといけないの?と何度思ったことでしょう。節目節目にいいお友達に巡り合ってとてもよかった。最後北海道での墓参りのあたり、ジーンとしてしまいました。

有川浩「空飛ぶ広報室」

★★★

内容紹介

 

不慮の事故でP免になった戦闘機パイロット空井大祐29歳が転勤した先は防衛省航空自衛隊航空幕僚監部広報室。待ち受けるのは、ミーハー室長の鷺坂(またの名を詐欺師鷺坂)をはじめ、尻を掻く紅一点のべらんめえ美人・柚木や、鷺坂ファンクラブ1号で「風紀委員by柚木」の槙博己、鷺坂ファンクラブ2号の気儘なオレ様・片山、ベテラン広報官で空井の指導役・比嘉など、ひと癖もふた癖もある先輩たちだった……。有川浩、渾身のドラマティック長篇小説。

私、どちらかといえば、彼女の作品の「自衛隊もの」は、あんまり好きじゃないんだということに、改めて気が付きました。それなりには面白かったけど・・・それでもどうしても読みたかったのは、「あの日の松島」があったからです。

松島基地は私の生活圏に隣接しています。ブルーインパルスの飛行訓練を、時々見ていました。(航空祭というお祭りがありますけど、その前に練習でよく飛んでいるので、見たくなくても見ることがありました) テレビでドキュメント番組として、「あの日の松島」を見ているので、作者に書いてもらってうれしい。あとがき読んで、きちんと取材されていることもよくわかったので、感謝感謝です。

有川浩「三匹のおっさん ふたたび」

948番 ★★★

内容紹介

 

剣道の達人・キヨ、柔道の達人・シゲ、機械をいじらせたら右に出る者なしのノリ。「還暦ぐらいでジジイの箱に蹴り込まれてたまるか!」と、ご近所の悪を斬るあの三人が帰ってきた! 書店万引き、不法投棄、お祭りの資金繰りなど、日本中に転がっている、身近だからこそ厄介な問題に、今回も三匹が立ち上がります。ノリのお見合い話や、息子世代の活躍、キヨの孫・祐希とノリの娘・早苗の初々しいラブ要素も見逃せません。漫画家・須藤真澄さんとの最強タッグももちろん健在。カバーからおまけカットまでお楽しみ満載の一冊です。

期待しすぎたみたいでした。でも、普通に面白い本でした。

本編の感想は、こちらへ→

3人のおっさんたちの家族の話も出てきて、中年世代の私にはほろ苦いものも。パート先で悪戦苦闘する貴子さんの話もありました。

彼らを真似するというか、羨望のまなざしを送っていた「偽3匹」の話には、笑っちゃいました。またお見合い話も・・愉快愉快。

有川浩「県庁おもてなし課」

857番 ★★★

内容(「BOOK」データベースより)

地方には、光がある―物語が元気にする、町、人、恋。とある県庁に突如生まれた新部署“おもてなし課”。観光立県を目指すべく、若手職員の掛水は、振興企画の一環として、地元出身の人気作家に観光特使就任を打診するが…。「バカか、あんたらは」。いきなり浴びせかけられる言葉に掛水は思い悩む―いったい何がダメなんだ!?掛水とおもてなし課の、地方活性化にかける苦しくも輝かしい日々が始まった

おもしろい作品だったが、私にはこの作品を心から楽しめない現状があります。(想像してね)

地域振興って、どこの土地でもいろいろあるんだなあって。地元の人が意外にその土地の魅力に気が付いていないって、思わず納得!

「よそもの、わかもの、かわりものが、地域を変える」ってどこか新聞か何かで読んだような気がする。それプラス女性の目線が大切。トイレが大切なことや、道の駅の話など、楽しい話もありました。

有川作品にある、甘い話、今回は若干変化球混じりでした。

有川浩「ストーリー・セラー」

827番 ★★★★

内容(「BOOK」データベースより) 小説家と、彼女を支える夫を襲ったあまりにも過酷な運命。極限の決断を求められた彼女は、今まで最高の読者でいてくれた夫のために、物語を紡ぎ続けた―。極上のラブ・ストーリー。「Story Seller」に発表された「Side:A」に、単行本のために書き下ろされた「Side:B」を加えた完全版。

彼女もこんなしっとりした恋愛もの書き始めたんだというのが、率直な感想。あとがき読んで、吹き出しそうになりましたけど、売れてきたからこそこういう作品で、冒険できるんだなあと思いました。

名前が明かされない女性作家と、その夫が出てくるお話が、SIDE AとBという形で収録されています。どっちも好きだなあ。作家活動に理解を示さない家族が出てくるAのほうが、空恐ろしかったです。

ストーリー・セラー Book ストーリー・セラー

著者:有川 浩
販売元:新潮社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

有川浩「シアター2」

824番 ★★★

内容(「BOOK」データベースより)

「2年間で、劇団の収益から300万を返せ。できない場合は劇団を潰せ」―鉄血宰相・春川司が出した厳しい条件に向け、新メンバーで走り出した『シアターフラッグ』。社会的には駄目な人間の集まりだが、協力することで辛うじて乗り切る日々が続いていた。しかし、借金返済のため団結しかけていたメンバーにまさかの亀裂が!それぞれの悩みを発端として数々の問題が勃発。旧メンバーとの確執も加わり、新たな危機に直面する。そんな中、主宰・春川巧にも問題が…。どうなる『シアターフラッグ』!?書き下ろし。

楽しかった作品の続編。期待しすぎたみたい。あとがきには3巻で完了、作者のコメントがありました。

司が、あんまり活躍しなかったのが、私としては少々不満でした。劇団員同士のごたごたや、コイバナより、司が劇団員の「経営感覚」に、ダメだしするのが、おもしろいのでした。

巧が神戸にいくあたりは、有川作品らしく愉快でした。

シアター!〈2〉 (メディアワークス文庫) Book シアター!〈2〉 (メディアワークス文庫)

著者:有川 浩
販売元:アスキーメディアワークス
発売日:2011/01/25
Amazon.co.jpで詳細を確認する

有川浩「キケン」

819番 ★★★★

内容(「BOOK」データベースより)

成南電気工科大学機械制御研究部略称「機研」。彼らの巻き起こす、およそ人間の所行とは思えない数々の事件から、周りからは畏怖と慄きをもって、キケン=危険、と呼び恐れられていた。これは、その伝説的黄金時代を描いた物語である。

表紙、中身、すべて遊び心満点の本でした。大学生活の話ですが、突然今に戻り、妻に語るという展開でした。この語り手が誰だろうって、ずっと思ってたけど、最後そう来たか!

作者や編集者など、この本にかかわるすべての方、楽しい仕事だっただろうなあ。

学園祭見に行ったとき、模擬店でおやつ買ったら、注文の情報が、隣のテントの作業しているメンバーの見やすい位置に、パソコンのディスプレイに写ってた・・・へえ~~って感心した私。今の若者なら、たやすいことなんでしょうけど、昭和世代には、とても新鮮でした。

キケン Book キケン

著者:有川 浩
販売元:新潮社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

2017年11月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
無料ブログはココログ

ブログのお友達♪

  • EKKOさま
    EKKOさんの読書日記。他、音楽やスケートの話題もあります。
  • hitoさま
    hitoさんのブログ「日々のつぶやき」  本と映画の話題が満載です。
  • kanakanaさま
    kanakanaさんのブログ「kana's bedside」 おしゃれな日常や映画、本の話題がいっぱいです。
  • なぎさま
    なぎさんのブログ、「陽だまりの図書館」 読書の幅も広く、若い方向けの本も多数お読みです。
  • ぱせりさま
    児童書から、翻訳書まで読書の幅が広いブログです。
  • まゆさま
    まゆさんのブログ、「空と海の青」です。読書日記の「読み人の言の葉」にもここからいけます。すごい読書量で、心から尊敬している私です。
  • ゆきみさま
    お友達のゆきみちゃん。「ゆきみのゆるみ」です。ブログ、引っ越しされたそうです。
  • 杏子さま
    杏子さんの読書日記。「杏のらんどく日記」 私の苦手なファンタジーをよくお読みです。
  • 苗坊さま
    すごい読書の量に、V6の話題満載。楽しいブログです。