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本・三浦しをん

三浦しをん「政と源」

★★★★

内容(「BOOK」データベースより)

       東京都墨田区Y町。つまみ簪職人・源二郎の弟子である徹平(元ヤン)の様子がおかしい。どうやら、昔の不良仲間に強請られたためらしい。それを知った源二郎は、幼なじみの国政とともにひと肌脱ぐことにするが―。弟子の徹平と賑やかに暮らす源。妻子と別居しひとり寂しく暮らす国政。ソリが合わないはずなのに、なぜか良いコンビ。そんなふたりが巻き起こす、ハチャメチャで痛快だけど、どこか心温まる人情譚!

彼女の連作短編集。しをんさんの筆にかかると、老人はこうかかれるのかと、納得しながら大笑いしました。

また、本の中のイラストが、雰囲気たっぷりです。

国政と源二郎は、生き方が正反対。どっちがいいのかは、価値観によると思いますが、やっぱり「隣の芝生は青いのね」 お互いがお互いのこと、内心うらやましいと思っているのが、透けて見えます。

船で下町を行き来する様子が、生き生きと描かれていましたが、ほんとのところはどうなんでしょう?そのあたりも想像するのが、楽しかったです。

三浦しをん「本屋さんで待ちあわせ」

★★★

内容(「BOOK」データベースより)

 

口を開けば、本と漫画の話ばかり。2012年度本屋大賞に輝く著者が本と本を愛するすべてのひとに捧げる、三浦しをんの書評とそのほか。

本や漫画に関するエッセイ。本好きなら、どこか必ず琴線にふれるものがあるはずかと思います。

東海道四谷怪談に関する考察?が、おもしろかったです。東海道の宿場町でない四谷なのに、このタイトル、今まで全然疑問に思わなかった。思い込みって恐ろしい。

読書案内もありました。新聞の書評を担当していたようですが、幅の広さには脱帽です。

三浦しをん「お友達からお願いします」

★★★

内容説明

 

だいたいこんな毎日ですが、こんな私でよかったら──。どこを切ってもミウラシヲンが迸る!本屋大賞に輝く人気作家の極上エッセイ集

三浦しをんのエッセイ。以前読んだのにはどうも「ついていけない」感がありましたけど、これは、楽しく読めました。(どうも、彼女の妄想系のエッセイは、苦手なようです)

「はじめに」と「あとがき」も楽しいなあ。

お母さんとの出来事、赤裸々に書いちゃって大丈夫なんだろうか。一ファンですけど、心配になりました。部屋が相変わらず本でいっぱいのようです。空き巣を心配する気持ち、わかるなあ。

三浦しをん「ふむふむ―おしえて、お仕事!」

938番 ★★★

内容(「BOOK」データベースより)

「職人さんや芸人さん、特殊技能を活かして働いている女性のお話をうかがおう」と始まった突撃実録の連載企画。小説と随筆、妄想の名手が驚きと感動とともに「ふむふむ」と相槌を打った四年にわたるインタビュー集。

女性にお仕事についてのインタビューしたのを、まとめた本。お仕事の幅もかなり広い。学者さん、義太夫の芸人さん、編集者さん、などなど。

編集の国田さんにびっくり。編集者さんって、作家以上に個性的なのね。また、トンネル工事など男性の仕事と思われる世界で仕事する女性のお話も、魅力的でした。

三浦しをん「天国旅行」

888番 ★★★

内容(「BOOK」データベースより)

そこへ行けば、救われるのか。富士の樹海に現れた男の導き、死んだ彼女と暮らす若者の迷い、命懸けで結ばれた相手への遺言、前世を信じる女の黒い夢、一家心中で生き残った男の記憶…光と望みを探る七つの傑作短篇。

この作家さんが、「心中」をテーマにするとこういう作品になるのか・・・驚くやら、感心するやらでした。短編集です。

「初盆の客」が、私としては好きでした。心中をテーマにといいながら、もう少し広い内容なので、おどろおどろしさはないです。一番目に収録されていたのが、舞台青木が原だったので、ちょっと焦りました。怖いのちょっと苦手なので。

三浦しをん「舟を編む」

853番 ★★★★

内容(「BOOK」データベースより)

玄武書房に勤める馬締光也。営業部では変人として持て余されていたが、人とは違う視点で言葉を捉える馬締は、辞書編集部に迎えられる。新しい辞書『大渡海』を編む仲間として。定年間近のベテラン編集者、日本語研究に人生を捧げる老学者、徐々に辞書に愛情を持ち始めるチャラ男、そして出会った運命の女性。個性的な面々の中で、馬締は辞書の世界に没頭する。言葉という絆を得て、彼らの人生が優しく編み上げられていく―。しかし、問題が山積みの辞書編集部。果たして『大渡海』は完成するのか―。

私は彼女の「この道一筋」のタイプの本が好きだ!ってことが、よくわかった。今回のテーマは、辞書の編集。主人公は馬締(まじめ) 登場人物すべてがいとおしいです。チャラ男西岡も、私お気に入りです。

辞書編集ですから、言葉にこだわることは十分理解し、楽しみました。一番楽しかったのは、辞書の紙の質感にこだわること。製紙会社がわざわざ開発するなんて、妙に納得してしまいました。

さらに図書館本でしたが、カバーが片方しか固定されていなくて、めくってみたら、遊び心満点の漫画チックなイラスト。図書館の方、どうもありがとう。

三浦しをん「木暮荘物語」

848番 ★★★

内容紹介

小田急線・世田谷代田駅から徒歩五分、築ウン十年、安普請極まりない全六室のぼろアパート・木暮荘。現在の住人は四人。一階には、死ぬ前のセックスを果たすために恋を求める老大家・木暮と、ある事情から刹那的な恋にのめり込む女子大生・光子。二階には、光子の日常を覗くことに生き甲斐を見いだすサラリーマン・神崎と、3年前に突然姿を消した恋人を想いながらも半年前に別の男性からの愛を受け入れた繭。その周りには、夫の浮気に悩む花屋の女主人・佐伯や、かつて犯した罪にとらわれつづけるトリマー・美禰、繭を見守る謎の美女・ニジコたちが。一見平穏に見える木暮荘の日常。しかし、一旦「愛」を求めたとき、それぞれが抱える懊悩が痛烈な哀しみとしてにじみ出す。それを和らげ、癒すのは、安普請であるがゆえに感じられる人のぬくもりと、ぼろアパートだからこそ生まれる他人との繋がりだった……。

三浦しをんが書く小説は、やっぱり面白いなあと思った作品。好き嫌いはあるけどね。この作品も、若干ヒワイな表現があったのが気になるけど、それ以外はおもしろかった。

初めのほうに出てくる繭の元彼が、非常にユニークでした。若い作家さんなのに、人物設定がとにかく豊富なのには、脱帽します。

三浦しをん「仏果を得ず」

841番 ★★★

内容紹介

文楽に情熱を傾ける若手大夫の奮闘を描く青春小説。健は大夫の人間国宝・銀大夫を師匠にもつ。ある日師匠から、技芸員から「変わり者」と噂される三味線、兎一郎と組むように言われる。不安と戸惑いを覚えながら稽古に臨むが、案の定、兎一郎は全く違う演目をひき始める……。
ごめんなさい。文楽まったく興味ありません。物語に文楽の話のあらすじが出てくるのですが、飛ばし読み。
舞台以外のお話が、楽しかった。あと、どうして高校の修学旅行での文楽鑑賞で、その道で生きていこうと決断したのか、もっともっと詳しく書いてほしかったなあ。
健の恋の行方は、かなり気になりました。小学生の女の子相手に、ドキドキする主人公、かなりの好感度です。

三浦しをん「人生激場」

798番 ★★★

未読かと思ってたけど、読んだような記憶もあります。調べたら、図書館本で読んでました。今度は文庫です。

連載から、本になるときの加筆。文庫になるときにさらに加筆。助かります・・・だって、日本でワールドカップやったときだったので、サッカーネタがあまりに今と合わないのです。カーン、ベッカム、イルハン・・・・・懐かしいなあ。

人生激場 (新潮文庫) Book 人生激場 (新潮文庫)

著者:三浦 しをん
販売元:新潮社
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三浦しをん「神去なあなあ日常」

646番 ☆☆☆☆

「かむさりなあなあにちじょう」と読む。神去とは、土地の名前で、なあなあとは、土地の言葉で、「ゆっくり行こう」「まあ落ち着け」から「いい天気ですね」まで、なんとも幅広い意味を持つ言葉でありました。

そこに都会生まれの平野勇気が、林業の研修ということで、放りこまれたことではじまる物語でした。

面白かった! 彼女の小説、いろいろ読んだけど、私はこの種の「この道一筋?!?!」のお話のほうが好きだというのを実感したのでした。

登場人物の多彩なこと。勇気が下宿するヨキさん一家。たくさんの森を所有する中村一家。本当に楽しい人たちばかりだ。ヨキさんの相棒のワンちゃん、ノコがかわいい。アオタケにもかわいいニラがいたのを思い出したのでした。

神去なあなあ日常 Book 神去なあなあ日常

著者:三浦 しをん
販売元:徳間書店
Amazon.co.jpで詳細を確認する

☆検索の結果。神去は「架空の地名」とのこと。彼女と三重県の縁について、書いたホームページにいきつきました。こちらへどうぞ。

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